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魅惑の刺繍

何気なくテレビをみていたら、色鮮やかな刺繍に、目がくぎ付けになった。

パラグアイのレース刺繍、ニャンドゥティ、というらしい。
クモの巣のような、密な網目。

先生が、布地に糸で器用に模様を編んでいき、最後はなんと、糊付けして、布を切り抜き、糸から外していく(説明が下手すぎて伝わらない…)。
刺繍を切り抜く、というのも、斬新だ。

とても小さいけれど、何になるんだろう、と思っていたら、イヤリングだった。
なんて可愛い!
私はクロスステッチしかできないから、レース編みは憧れだったけれど、イメージしていたレース編みとも一味違う、ぱっと目をひく色鮮やかさに、うっとりする。
ニャンドゥティ、という名前も可愛い。

調べてみたら、日本では結構人気のある刺繍らしい。全然知らなかった。
やってみたいな、と思いつつ、滅茶苦茶難しそう…。
クロスステッチでさえ、しょっちゅう間違えてるくらいなのに。レベルが違いすぎる。

でも、いつか挑戦してみたい。

やりたいことはたくさんあるのに、やるべきことで、時間と体力、気力が消費されていく。
仕方ないけれど、ちょっと切ない。

ニャンドゥティ。
元気のでるおまじないみたいな名だ。
いつかきっと。

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