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【ジャパンカップ】データ 勝ち馬における日本馬

グレード制度が導入された1984年以降の日本馬の勝ち馬を、パターン〈A〉と〈B〉に分けて簡単に見ていきます。

それでは早速。

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過去40年間で勝利した日本馬は29頭

【 前走レース 】
〈A〉 前走天皇賞(秋)/16頭
〈B〉 前走天皇賞(秋)以外/13頭

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【 前走人気 】
〈A〉 前走5番人気以内/16頭
〈B〉 前走3番人気以内/13頭

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【 前走着順 】
〈A〉 前走7着以内/16頭
〈B〉 前走4着以内/12頭(唯一の非該当は2006年ディープインパクト:前走凱旋門賞失格)

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【 G1勝ち鞍 】
〈A〉 G1勝ち鞍あり/16頭
〈B〉 G1勝ち鞍あり/7頭

〈補足ポイント〉
日本馬でG1勝ち鞍ない馬の勝利は6頭。
そのすべてが前走天皇賞(秋)以外の馬。
前走アルゼンチン共和国杯か京都大賞典で3着以内だった馬です。またアルゼンチン共和国杯は1着馬1頭で残る5頭が前走京都大賞典でした。
ちなみに前走レース京都大賞典の馬は天皇賞(秋)(16頭)に次ぐ2番目の多さで6頭です。

すなわち、
 パターン〈A〉 】
・ 前走天皇賞(秋)
・ 前走5番人気以内
・ 前走7着以内
・ G1馬

【 パターン〈B〉 】
・ 前走天皇賞(秋)以外
・ 前走3番人気以内
・ 前走4着以内
・ G1馬(前走アルゼンチン共和国杯か京都大賞典の場合のみG1未勝利馬でも良)

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近年の候補馬はこんな感じです。
通常フォントがパターン〈A〉
太字がパターン〈B〉

〈 2023年 〉
1着:イクイノックス(1番人気)
2着:リバティアイランド(2番人気)
3着:スターズオンアース(5番人気)

4着:ドウデュース(3番人気)
5着:タイトルホルダー(4番人気)
10着:ディープボンド(8番人気)

〈 2022年 〉
1着:ヴェラアズール(3番人気)

2着:シャフリヤール(1番人気)
17着:ボッケリーニ(9番人気)

〈 2021年 〉
1着:コントレイル(1番人気)
2着:オーソリティ(3番人気)
3着:シャフリヤール(2番人気)
9着:アリストテレス(4番人気)

〈 2020年 〉
1着:アーモンドアイ(1番人気)
2着:コントレイル(2番人気)
3着:デアリングタクト(3番人気)
5着:グローリーヴェイズ(4番人気)

8着:キセキ(6番人気)
12着:ユーキャンスマイル(8番人気)

〈 2019年 〉
1着:スワーヴリチャード(3番人気)
3着:ワグネリアン(2番人気)
8着:ムイトオブリガード(7番人気)
10着:ルックトゥワイス(6番人気)
11着:レイデオロ(1番人気)

〈 2018年 〉
1着:アーモンドアイ(1番人気)
4着:シュヴァルグラン(5番人気)
6着:サトノダイヤモンド(3番人気)

〈 2017年 〉
1着:シュヴァルグラン(5番人気)
2着:レイデオロ(2番人気)

3着:キタサンブラック(1番人気)
7着:ソウルスターリング(4番人気)
10着:サトノクラウン(3番人気)

〈 2016年 〉
1着:キタサンブラック(1番人気)
2着:サウンズオブアース(5番人気)
3着:シュヴァルグラン(6番人気)
4着:ゴールドアクター(3番人気)
13着:ディーマジェスティ(4番人気)

〈 2015年 〉
1着:ショウナンパンドラ(4番人気)
3着:ラブリーデイ(1番人気)
5着:サウンズオブアース(5番人気)
8着:ミッキークイーン(3番人気)

〈 2014年 〉
1着:エピファネイア(4番人気)
3着:スピルバーグ(6番人気)
4着:ジェンティルドンナ(1番人気)
9着:イスラボニータ(5番人気)

該当馬の多さや有力度合で当たり年外れ年があるようにも思えます。
該当馬が3頭の年なんかはラッキーです。
ウオッカが勝利した2009年は該当が3頭。その3頭でワンツースリーでした。
該当馬が少なければWIN5にも使えるかもしれません。

また以前「ジャパンカップにおけるファーストチョイス」とお伝えした本題のパターン〈A〉は近10年間では該当馬がいれば毎回好走しています。

詳細はこんな感じです。
グレード制度が導入された1984年以降、
・天皇賞(秋)で5番人気以内
・天皇賞(秋)で7着以内
・G1馬
(16-7-12-21)
勝率:28%/複勝率:62%
単勝回収率:220%/複勝回収率:109%


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