Google Cloud Certified Associate Cloud Engineer勉強ログ

Google Cloud認定資格であるGoogle Cloud Certified Associate Cloud EngineerとCloud Digital Leaderのための勉強ログ

資格のサイト


Cloud Digital Leader

なぜGoogle Cloudを使うのか、どのようなサービスがあるのかといった観点の認定です。主なサービスの特徴や概念を抑えることが重要となります。コンピューティングで言えば、コンテナとは何かをおおまかに、Cloud RunとComputing Engineはどのような点で違うのかといったことを説明できれば十分だと思います。あとはCloudの利点を価格ベースやセキュリティの面から聞かれます。
どちらかというと、エンジニアよりもPMや経営者の人が知っておくべき情報かなと思います。APIという言葉の使われ方がWebエンジニアからすると信じられないです。

教材

一部有料のコンテンツが含まれます。一部を除き英語です。

  • 試験ガイド

  • Study Guide

  • Cloud Digital Leader Learning Path

    • https://www.cloudskillsboost.google/paths/9?hl=ja

    • 公式の出している教材のうち、Cloud Digital Leaderに関係のある部分をまとめたLearning Path

    • 基本英語ですが、スクリプトがあるのとたまに日本語字幕が使える時があります

    • 中身はYouTubeの埋め込みなので見た目はわかりやすく、倍速も簡単にできます

    • 一通り試験に出る範囲は網羅されていると思います

      • ただエンジニアとして、Cloud Digital Leaderで出てくる範囲のサービスから選ぶのはお勧めしないです

      • もっといろいろなサービスがありますし、価格を抑えられる使い方があると思います

    • この教材は全編無料です

  • 模擬試験

  • Cloud License

    • https://cloud-license.com

    • 有料の教材です

    • 日本語での問題が多数載っている問題集です

      • 100問以上はあったと思います

試験対策

まずCloud Digital Leader Learning Pathを進めました。Google Cloudについてはほとんど知らなかったので全般的な知識をつける目的で動画を見ていました。各章についている問題はその章の中身を理解しているか確認する問題であり、試験とはほとんど関係ありません。
SLAやSLOといった概念がCloud Digital Leaderの段階から出てきます。AWSのCloud Practitionerとは対象にしている層が違うのだなと感じました。Cloud Digital Leaderの方がよりプログラム知らない人向けです。
学習の途中に出てくるサービスについては別途調べることをお勧めしたいです。特に料金や無料枠を見ればそのサービスがどのあたりのユーザーを想定しているのかわかります。
APIについてとてもマジカルでミラクルなサービスを提供できる何かだと思っている節があるのですが、話半分に聞いておくのがいいかなと思います。

その後試験ガイドを確認し、わからない概念については調べました。CapExやOpEx、IaaSやSaaSのような用語についても覚えておきました。コストに関して、オンプレの場合とクラウドの場合の比較といった観点で問題が出ることがあるので、CapExに関する理解も必要です。

最後にCloud Licenseで問題を解きました。問題を解く練習はやっておいた方がいいなと試験後に思いました。

Associate Cloud Engineer

エンジニアとしてどのようなサービスを使用するか、どのように開発するか、どのようにデプロイするか、どのように運用していくかといった観点の認定です。
サービスがリージョナルかグローバルか、どのように連携していくかをはじめとした様々な知識が求められます。AWSでいうと、Cloud Practitioner とDeveloper Associateの間くらいの知識レベルが必要だと思います。コマンドや基本ロールについての知識も求められるので、そこはAWSと違うなと思います。

教材

試験対策

Digital Leaderを同じくCloud Engineer Learning Pathを進めようと思いましたが、ほぼ有料なので諦めました。Preparing for Your Associate Cloud Engineer Journey - Localesは日本語の字幕が付いているものが多いのですが、内容自体が試験の勉強の準備なので直接試験に結びつく内容は少ないです。途中の問題はコースの内容では解けませんし、試験に出るような問題でもありません。
調べていく中でJump Startを見つけたので、そちらであらかたの概要を掴みました。
その後G-genの記事に目を通し、特にGKEについて知識をつけていきました。普段AWSを使っているのでKubernetesについてはあまり詳しくなく、どこまでManagedなのかや、Kubernetesの基礎用語を調べました。各サービスの主な使い方がとても参考になりました。
プロジェクト構成やVPCについてはAWSのものと概念が違うのでよく読みました。共有VPCなど用意されているのでプロジェクトを跨ぐことが容易になっています。

その後に模擬試験とCloud Licenseで問題を解きました。やっておいて良かったと思います

試験

どちらの試験も日本語で受けられます。テストセンターで受けたので、身分証明書を2個忘れずに持っていきました。

AWSと違って文字のフォントが微妙なものがある(中華フォントになってる)のと、日本語がおかしくても英語の翻訳がありません。理解できない日本語の問題が出たらあきらめましょう。特に文章の形容の関係性がわからなくなることが多いです。フラグは立てられますが、フラグをつけたものだけ周回することはできません。最後のページの問題一覧にフラグが立っているだけです。

試験終了後にはすぐ結果が出ました。後日にまたメールも来ます。自分は不合格的なメールも一緒に来たのですが、試験名や受験日時などプレースホルダーそのままだったので誤送信っぽいものでした。試験の履歴にも合格とあったので焦りました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?