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7ヶ月でAGI実現や! Gemini、Sora、Optimus、エージェント - めっちゃヘンテコなことになりそうやで!

13,628 文字 過去のもの

毎回なんかアップデートがあるたびに、ええ方向やろうが悪い方向やろうが、みんなが聞いてくんねん。「お前さん、今年の9月、つまり今から7ヶ月後にAGIが来るって予言、まだ変わらへんのか?」って。
ワイはいつも「ほぼそのままやで」って答えてるんや。せやから、なんでそう思うんか、ちょっと掘り下げて説明したろか。
まず、AGIの定義を明確にしとかなあかんな。AGIってのは、まあ言うたら「見たらわかる」もんやけど、ワイらはいつも自分らでゴールポストを動かしてまうんや。でも、客観的に見て、ワイが考えとるAGIの基準はこんな感じや。
まず第一に、一般的な知識やな。これは、人間が知っとるあらゆることを知っとる機械やモデル、アーキテクチャのことや。ChatGPTやGPT-4、Gemini、Llama 3なんかは、もうほとんど人間の知識を全部学習しとるんやけどな。
もちろん、ネットから学べへん人間の知識もあるわな。そやから、MicrosoftやOpenAI、Googleなんかの企業が、ニュース機関と契約を結んだりして、あらゆる知識を必死で集めとるんや。大学での直接的な人間同士のやりとりとか、ネットにあらへん本や動画なんかもあるからな。
でも、もう技術的には全ての知識を統合する能力はあるんや。あとはデータにアクセスできるかどうかの問題やな。
次に、高度な数学能力や。これは大規模言語モデルの最大の弱点の一つやったんやけど、QARで解決されたんちゃうかな。完全に知的で、新しい物理学を発明したり、新しい数学を発見したりできるもんを作ろうと思たら、数学ができへんかったらAGIとは呼べへんやろ。
大規模言語モデルは、言葉での推論や緊急時の計画立案なんかはめっちゃ上手やけど、数学が苦手やったんや。数学っちゅうんは、ただ数字を処理するだけやのうて、特殊な能力の集まりなんや。脳の結構な部分を使うし、習得するのに何年もかかるんや。
そやから、GPT-5はQARのおかげで、この能力を持つんやないかな思うとるんや。これが今まで最大の弱点やったんやけどな。
次に、優れた推論能力や。言葉での推論や計画立案なんかやな。これも必要やな。
ChatGPTか、少なくとも生のGPT-4は、もう多くの人間よりも優れた推論能力を持っとると思うで。まあ、騙すこともできるし、失敗もあるけどな。でも人間にも認知バイアスがあるやんか。
面白いのは、ワイらが頭の中で、AGIは常に完璧で一発で正解せなあかんって思っとることやな。人間に対してはそんな期待せえへんのに。
あと、専門的な能力も必要や。もっと客観的で実用的な観点から見ると、AGIは多くの人間の仕事を置き換えられるはずやねん。ワイらが基準やからな。AGIならワイらより優秀やないとあかんのや。
すでにChatGPTで解雇が始まっとるし、GPT-5やLlama 3、Gemini 1.5、Ultra、その他諸々が出てきたら、もっと多くの仕事が置き換わっていくやろな。
実用的な観点から見ると、ワイらより優秀なら、ワイらを置き換えるはずやねん。これも一つの基準や。
学術的な観点からも、ほとんどのベンチマークでワイらを超えるはずやな。もう1年近く前に、ChatGPTが司法試験に合格したの覚えとる? 今じゃ医師国家試験も通過しとるし。
そのうち、人間のベンチマークを含めて、ほとんど全てのベンチマークでワイらを超えるモデルが出てくるやろな。
これがワイの言うAGIの基準や。そして、今年中にはこれらの基準の90%以上で人間を超えるモデルが出てくると思うとるんや。
ワイは適当なこと言うとるんやのうて、いろんな節目を見て判断しとるんや。例えば、昨日は大きな日やったな。Gemini 1.5 Ultraが出たし、OpenAIのSoraってテキストから動画を作るやつも出た。
でも、正直なところ、ワイの感情的な反応は「うわ、めっちゃびっくりした!」みたいなもんやのうて。2年以上前に書いた本「自然言語認知アーキテクチャ」で、そのうち完全にAIで生成された長編映画が出るって予測しとったんや。1章まるごと使って書いたで。
ワイにとっては、これは予想通りの節目やったんや。ただ、予想より早く来たなとは思うで。その本を書いたんが2年半か3年前で、その時は5年から10年後くらいかなって思っとったんや。
でも、指数関数的な成長の性質上、予想の半分の時間で来るもんなんや。指数関数的な曲線上にあるときは、予想の半分の時間で来るんが常やねん。
Geminiもあるし、Soraもある。それに、ロボットのシャーシを作っとる会社もめっちゃあるな。世の中にロボットのシャーシが増えるのは、AIにとってもええことやで。AIが恩恵を受けるだけやのうて、AIもロボットのシャーシから恩恵を受けるんや。
新しいデータソースができるし、データを集めるための新しいプラットフォームができる。マルチモーダルなデータストリームを統合するのにも役立つやろな。質の高いデータ、摩擦の多いデータが手に入るんや。
コメント欄で「ワイは配管工やで」「ワイは電気技師や」「ワイの仕事は安全や」って言うとる人おるけど、まあしばらくはな。お前らの仕事は完全にデジタル化されとらへんからな。
でも、摩擦の多い空間で働くロボットのシャーシが増えてきたら、人間と同じ器用さを持つまでそう時間はかからへんで。そしたら、あらゆる電子部品、あらゆる配線図、あらゆる集積回路、あらゆる配管のパラダイム、車のエンジンのことなんかも全部わかるようになるんや。
まあ、ロボットのシャーシは最初は商業的に使われるやろな。配送とか倉庫とかやな。ロボットが箱を落としても誰も死なへんような環境からやな。
電気技師の仕事をロボットにやらせるのはまだしばらく先やで。ロボットが自爆したり家に火をつけたりする可能性があるからな。
今年はマルチモダリティの年でもあるな。ロボット、音声、映像、OpenAIが先頭に立っとるな。DALLEやDALLE 2、DALLE 3、Sora、Whisper、マルチモーダルなChatGPTもあるし。
もちろん、Geminiもマルチモーダルやしな。次の進化はマルチモダリティに向かっとるんや。これには、お前らやワイが活動しとる、摩擦の多い3次元空間も含まれとるんやで。
これらは、アルゴリズムの改良やハードウェアの改良にも支えられとるんや。ムーアの法則が今日で終わったとしても、モデルをより大きく、より賢く、より効率的に、より量子化し、より蒸留して小さくするアルゴリズムの効率化を見つけ続けとるんや。
それでもパフォーマンスは向上しとるんや。7億個のパラメータしかないモデルや、200億個のパラメータのモデルが、一部のタスクでGPT-4レベルのパフォーマンスを出しとるのを見たことあるやろ?
ハードウェアの基礎的な改良と、ソフトウェアやアルゴリズム、モデルの改良が二重の曲線を描いとるんや。これらが互いに影響し合って、良い循環を生んどるんや。
これが今の勢いや。ほぼ予想通りやな。でも、軽く見るつもりはあらへん。指数関数的な曲線のどの部分も似たように見えるけど、全ての部分が人間の能力を超えとるわけやのうてな。
ワイの予測では、プラトーは人間の能力をはるかに超えたところにあるんや。
ワイのAGIの定義から除外しとるのは、アクティブラーニングや。ヤン・ルクンみたいに「人間みたいに学習せえへんし、永遠にそうや」って言う人おるけど、それは問題やのうてな。
「マトリックス」みたいに「ヘリコプターの操縦を覚えたいな、ファイルをダウンロードしよ」みたいなんは、ワイらの空想やねん。AIはそれができるんや。それは優れた学習形態やで。
事前学習では、できるだけ多くの知識やスキルを機械に学習させて、それがうまく一般化できるようにするんや。それから、文脈内学習やな。ゼロショット、ワンショット、フューショット学習で、多くのAIモデルは人間よりも上手に一般化できるんや。
それに、ファインチューニングもあるしな。この話には時間かけへんけど、これらの機械は人間とは根本的に違う方法で学習しとるってことを指摘しときたいんや。
実際、学習においては人間よりも多くの利点があるように見えるんや。これは、後でビデオで話すいくつかの問題にも関係してくるな。
さて、OpenAIの話に戻ろか。もう6ヶ月近く前になるな。サムが突然OpenAIから解雇されて、1、2週間後には戻ってきて、今や以前より強くなっとるんや。
ワイのパトロンの何人かが言うとったんやけど、多分計画的にやったわけやのうてやろうけど、サムにとっては結構ええPR効果があったんやないかな。
一見そうは思えへんかもしれんけど、こう考えてみ。お前が投資家やとして、このワンダーキッド、このテクノロジーの天才、この億万長者が解雇されて、それから会社の95%が彼の味方について、彼の復帰を要求したとするやろ。
そんな狂信的な忠誠心は偶然には生まれへんで。あらゆる投資家、ベンチャーキャピタル、みんなが「こいつ、何がそんなにすごいんや? 他の誰も知らへんことを知っとるんか?」って思うんや。
そんな忠誠心とエネルギーを生み出すんやからな。投資家が注目するのは人やねん。人間関係がええ結果を生むんや。技術はいずれ出てくるし、発見されるし、革新できる。でも、それを実現するのは人間なんや。
サム・オルトマンは人々を集める人物なんや。そやから、QARのリークが確認されたときも、「ほんまにリークやったんや。詳細はわからんけど、サムが解雇されたのと同じ時期に起こったんや」って感じやったんや。
関係ないって言うとったけど、「サム・オルトマンの解雇はQARのリークとは関係ない」って言い訳せなあかんかったこと自体が怪しいやろ。
同時に、サム・オルトマンがAIチップのために77兆円もの資金を求めとるんや。そのピッチデッキ見てみたいわ。
ピッチデッキっちゅうんは、起業家が投資家に見せるスライドみたいなもんや。「これがワイらの技術です」「これがワイらのやっとることです」「これがワイらの予測です」って感じで。「さあ、金くれ」っちゅうわな。
サム・オルトマンのピッチデッキはどんなもんやろ? 77兆円も求めるんやから、めっちゃ説得力のあるビジョンがあるはずやで。「77兆円以上の利益を出します」みたいなこと言わなあかんやろ。
それに、他の人が知らへんことを知っとるはずやな。これは、AGIが社内で実現されとるんやないかって憶測につながるんや。
これはしばらく前から噂になっとったんや。OpenAIの役員の何人かが「このまま続けるくらいなら、OpenAIを閉鎖した方がええ」みたいなこと言うとったやろ。何が問題やったんや? なんでそんなに怒っとったり不安がっとったりしたんやろ?
AGIを実現しとったか、AGIへの道筋がついとったかのどっちかやな。もちろん、利益の動機もあったかもしれへん。「ライバルを潰すチャンスや」みたいな憶測のビデオもあったし。まあ、うまくいかへんかったけどな。
そして、6ヶ月後の今、OpenAIはこれまで以上に強くなっとるし、サム・オルトマンもこれまで以上に強くなっとる。AGIを実現したか、AGIがどこにあるかを突き止めて、そこに至る方法を知っとるかのどっちかやな。
これは実はワイにとってはええニュースなんや。だって、世間の様子を見とると、AGIを実現したか、ロードマップができてて、あと数ステップで実現できるんやないかって思えるんや。
これで、ワイらが見とる研究の加速、めちゃくちゃな投資の額なんかが説明つくんや。AnthropicやMicrosoft、Llama 3、みんなが何十億ドルも投資しとるやんか。
メタがメタバースを作るって言うて、マーク・ザッカーバーグがほとんど会社を破産させかけたの覚えとる? 会社の価値が10%以上下がったんちゃうかな。「メタバースを作る」って言うてたのに、今や「実はAGIをやる」って言うとる。
まあ、Meta Quest 3とかあるし、メタバースもまだやるんやろうけどな。でも、多くのテック系の億万長者が同じことに注目し始めたら、舞台裏で何かが起こっとるって分かるんや。
AGIを社内で実現してへんとしても、みんながそこに至る方法を知っとるんやろな。
もう一つ注目しとるのは、AGIエージェントの急速な台頭や。ここ数ヶ月で、スタートアップだけやのうて、大手テック企業もみんなAIエージェントに全力投球しとるんや。
OpenAIですら、今まで自律型エージェントにめっちゃ抵抗しとったのに、「よっしゃ、自律型エージェントやろう」って言い出したんや。もう、壁に書かれた文字は明らかやな。
多くの人が「自分専用の自律型AIエージェントができるの楽しみや」って言うとるけど、PCゲームの NPCみたいなもんやで。自律型エージェントや、ただ仮想世界で動いとるだけやけどな。
でも、正直言うて、多くの人が失望するんちゃうかな。AIエージェントの利益を生む動機は商業空間にあるんや。これは人員削減のためのもんや。
ニュースで見たやろ? ワイもずっと投稿しとるけど、たくさんの会社が何千人も解雇しとるんや。AIの影響を小さく見せようとしとるけどな。
UPSの解雇について取材を受けた広報担当者が、「AIのおかげで、解雇した人を再雇用せんでええと期待しとる」って言うたんや。多分、本音を言うてしもたんやろな。
でも、人を雇うのは高くつくんや。MITかどっかの研究で「AIはまだ高すぎるから、すぐには仕事を奪わへん」って言うとったけど、あれはひどい言い訳やで。世間には言い訳がたくさんあるけど、後で話すわ。
AIエージェントを導入することで、節約できるし儲けられる金はめっちゃあるんや。お前らも使えるようになるけど、ビジネスが最優先やということを覚えとき。
ロボットが最初は商業目的で導入されるのと同じや。家の掃除や料理をするロボットが出るずっと前に、アマゾンの倉庫ロボットや配達ロボットが出てくるんや。
だって、家の掃除や料理をするロボットは、間違って家に火をつけたり、包丁で犬を刺したりする可能性があるような、リスクの高い環境やからな。
同じように、AIエージェントも、もっと管理された環境で働くことになるんや。企業のデータセンターで、人事や事務作業、IT作業なんかの単純作業をするんや。そこなら監督もできるし、責任も追及できるからな。
それから、企業がそういう場所でエージェントをうまく使えるようになったら、消費者向けにも簡単なバージョンが出てくるやろな。
ちなみに、ワイのIT業界での経験から言うと、大企業は全部、制限をかけへん大きくて派手なおもちゃを持っとるんや。だって、企業がソフトウェアやその機能に50億円払うって契約したら、「制限を外してくれ」って言うんや。そしたら、テック系の億万長者は制限を外すんや。
消費者向けの製品では、濾過されてへん本物の製品は手に入らへんのや。
でも、これの救いは、全部にオープンソースのプロジェクトがあることやな。オープンソースのロボット、オープンソースのモデル、オープンソースのエージェントフレームワークがあるんや。
濾過されてへんバージョンが欲しかったら、手に入れられるんや。他のAIチャンネルで、完全に検閲されてへんモデルの話をしとるし、完全に検閲されてへんロボットも出てくるやろ。
この技術は本質的に民主化されとるみたいやな。これはええことや。ワイがいつも話しとるサイバーパンクな未来を避けられるかもしれへんな。
さて、AGIの到来に向けて準備が進んどるけど、導入にはいくつか障壁があるんや。ワイがここに書き忘れた障壁が一つあるな。それはチップの制約や。
まあ、サム・オルトマンが77兆円でチップを作ろうとしとるって話でちょっと触れたけどな。でも、ここで注目しとるのは、人間の側の導入障壁や。
まず何より、大きな組織は方向転換するのが難しいんや。1万人や88万人の従業員がおって、世界中に200のオフィスがあったら、それだけのインフラを更新して方向転換するのは大変やねん。
めっちゃ大きな作業になるんや。それに、世間にはめちゃくちゃな懐疑論と無知があるんや。ほとんどのCEOは様子見の態度やねん。
これは予想されたことやし、全ての技術変化で同じことが起こるんや。自然な分布、つまり釣鐘型の曲線に従うんや。早期採用者もおれば、遅れて採用する人もおる。
意外かもしれんけど、ワイ自身も大体遅れて採用する方やねん。長年テック業界にいると、全ての最新トレンドについていこうとすると疲れるんや。
それに、仕事を失うことへのめちゃくちゃな恐れもあるんや。最近見た面白い研究があってな、従業員がAIツールを使えば使うほど、自分の仕事に対する恐れが大きくなるんやって。
基本的に、AIが自分の認知的な重労働のほとんどをやっとるって理解したら、他のAIを操縦するAIで自分を置き換えられるってことやねん。
実際、そんな感じなんや。AIを使って仕事をすればするほど、その活動は記録され、観察されるんや。そしたら、「ああ、これ自動化できるな」ってなるんや。
タスクを切り替えたり、何と何を組み合わせるかを判断したりするのに、かなりの判断力が必要やと思うかもしれへん。でも、お前らは機械の中の歯車にすぎんのや。会社はお前らを雇うのにコストがかかるから、お前らを切りたがっとるんや。
この仕事を失う恐れが、めちゃくちゃな抵抗と摩擦を生んどるんや。高いレベルでもな。CIOや他の人らも恐れとるんや。だから抵抗しとる。頭を砂に突っ込んで、「AIはそんなに大したもんやのうて」って言うとるんや。
みんな自分の仕事のことを心配しとるんやからな。
参考までに言うと、UPSの解雇は12,000人の中間管理職やったんや。これらの人は抵抗力が高いと思われる人たちや。人とのスキルがあって、たくさんの会議に出て、たくさんの人と話して、採用もたくさんやっとる人らや。
でも、彼らも無事ではおられへんかったんや。
それに、メッセージにもめちゃくちゃな矛盾があるんや。「AIによって何人が解雇されたか」ってGoogle検索したら、データがないんや。
たまに「今日までに、AIによる解雇は4,000人だけや」みたいな記事を見るけど、それは完全なデタラメや。AIによる解雇は何万人もおるんや。
じゃあ、なんでこんなことになっとるんやろか。ワイのコミュニティタブでアンケートを取ったんやけど、基本的に3つの理由があるんや。
一つはオーバートン・ウィンドウや。ChatGPTが出るまで、AGIについて公に話すことすらできへんかったんや。
でも、既得権益構造もあるんや。その一つが政府や。ワイはあんまり陰謀論者やのうてけど、レトリックやナラティブ、プロパガンダの研究をしとるんや。これがそのやり方なんや。
政府はAIを推進したいんや。AIを推進する方法は、リスクを小さく見せることや。ワイらはこれを見てきたんや。政府はいつもインフレを小さく見せるやろ。AIをインフレに置き換えたら、まったく同じことをやっとるんや。
「そんなに悪くないよ」「大したことないよ」って言いながら、倍増させたいんや。なんでやろか? 主な理由は地政学的な優位性や。中国との対立、経済的な優位性、そういったもんやな。
AIに対する世論が高まったら、そのナラティブを押し進めるのが難しくなるんや。
同じように、企業もAIの影響を小さく見せることに利害関係があるんや。プロレタリアートは何を嫌がるか? 仕事を脅かすものやねん。
移民やグローバリズムがそうやったように、AIも「仕事を奪う次のもの」なんや。だから企業は何をするか? 小さく見せるんや。「大したことない」って言うんや。
「これらの解雇は、怠け者のリモートワーカーのせいや」って実際に言うとるんや。リモートワーカーの生産性が低いって証拠はあんまりないけど、便利なナラティブなんや。
「ああ、パンデミックとリモートワーカーのせいで、みんな怠け者になったから解雇するんや」って言うとるけど、実際は「AIに置き換えられるように、便利な言い訳を見つけて人を解雇しよう」ってことなんや。だって、それが会社の利益になるからな。
大きく引いて見ると、これはワイらが望んでるもんなんやけどな。だからワイはいつも、ポスト労働経済への移行、ユートピアの未来、完全自動化された贅沢な宇宙共産主義への移行は痛みを伴うって言うとるんや。
現状維持の考え方が、物事が進もうとしとる方向と衝突しとるからな。でも、望んどった通りにはならへんのや。
ソーラーパンクの人らは企業をなくしたいと思っとるけど、その代わりに企業が従業員をなくしとるんや。勝つこともあれば負けることもあるってとこやな。
さて、何人かの人が覚えとるかもしれへんけど、ワイはAIによる解雇の恐怖に直面する実験をやっとったんや。多くの人が指摘したように、ワイにとっては完全に現実的なもんやのうてな。だってこのYouTubeチャンネルがあるからな。ほら、また新しい動画作っとるし。
でも、ワイが触れたのは、知的にも経済的にも完全に無関係になるっていう非常に現実的な恐怖やったんや。これは実際にワイが抱えとった恐怖やねん。
多分、この数ヶ月の間にワイの動画にちょっと皮肉っぽい雰囲気があったのに気づいたやろ。実はこれがその恐怖に対する対処法やったんや。ワイはENTPやから、全てに皮肉で対処するんや。それについては謝るわ。
でも、ワイはその作業をやり遂げたんや。だから、ワイにとってどんな感じやったか、ちょっと振り返ってみたいんや。
まず、今年の終わりまでにAIがあらゆる面でワイより賢くなるって認めたとき、アイデンティティの危機が来たんや。ワイは知的な人間やと自己認識しとるし、いつも頭がええって言われてきたからな。
突然、ワイを特別にしとるものがなくなったら、ワイは誰なんや? ワイの存在意義は何なんや?
そしてすぐに実存的な恐怖が襲ってきたんや。ワイが無関係になって、みんなが無関係になったら、人類は無関係になるんや。これは受け入れるのが難しいな。
それからワイは完全な魂の暗黒の夜に入ったんや。内側に崩壊して、気分が悪くなるんや。実際に病気になったし、多分聞こえとると思うけど、まだ病気やねん。これ全部がワイにどれだけ強烈に影響したかってことや。
一つ言えることは、向こう側に出たら、ワイらはいつも無関係やったって気づくんや。個々の人間は、コロニーの中の一匹の蟻みたいなもんやねん。ワイらの労働は、コロニーに一粒の食べ物を持ち帰るようなもんや。それがワイらの仕事やけど、コロニーはワイらがおらんでも存在するんや。
魂の暗黒の夜を過ごしとる間に一番難しかったのは、ワイがおらんでも世界は回り続けるって気づくことやった。これはいつも真実なんや。死んでも、病気になっても、辞めても、引退しても、ワイはいつも無関係やったんや。
実はこれには自由があるんや。そして、たくさんの謙虜さもな。「あぁ、ワイは80億人の中の一人にすぎんのか」ってな。
でも、ワイらが皆、知的にも経済的にも無関係になろうとしとるって認識したら、ワイらは後継種を作っとるんやって気づくんや。
ワイがアンケートを取ったら、60%の人がワイらが後継種を作っとることに同意したんや。45%はええことやって言うて、15%は悪いことやって言うた。
これについてもう少し掘り下げたいんやけど、人間の陳腐化について言えば、これがAGIの意味するところなんや。人間は生産性の面で、経済的にも知的にも大部分が陳腐化するってことや。
この認識は、ワイにとってはめちゃくちゃショックやったんや。借り物の時間を生きとるように感じたんや。これは多くの終末論者が言うとることやな。コナー・リーやエラザー・ユドコウスキーとかな。
ワイは完全な終末論者になったわけやのうて、「終わりが近い」って言うとるわけやのうてな。でも、リスクと欠点をめっちゃ感情的で本能的なレベルで理解したってことや。
世間には多くの対処メカニズムがあるんや。ワイが言うたように、多くの否定がある。多くの皮肉もある。これはワイが犯した過ちやった。多くの恐怖もあるな。
希望で対処する人もたくさんおる。実はこれがワイのチャンネルの大きな魅力の一つやねん。ワイはめっちゃ楽観的な人間やし、この移行をうまく乗り切れると信じとるからな。
多くの人が増強や知能向上に希望を持っとる。これについては将来の動画で話すわ。ワイはそれが正しいアプローチやとは思わへんけどな。少なくともAIに追いつくためにはな。
確かに、ワイらは進化の過程におるんや。進化は自然なもんや。人間は進化するし、ホモ・サピエンスを超えた何かになるんや。ホモ・サイバーパンクとか何とかになるんやろな。
でも、機械に追いつくために自分を強化すべきやのうて。機械が親切心からワイらを知能向上させてくれるって期待すべきでもないんや。そうする功利主義的か倫理的な理由がなあかんのや。
後継種を作ることについて言えば、技術者や哲学者だけやのうて、多くの人が「うん、ワイらは新しい種を作っとる」とか「この種に体を与えとる」って言うとるんや。これはめっちゃ興味深いな。
めっちゃ大きな責任やし、全ての親がするように間違いも犯すやろな。でも、一つ指摘しときたいのは、機械は本質的に分散しとるってことや。
確かに、どっかにサーバーが動いとるけど、サーバーはただのハードウェアやねん。モデルはどのハードウェアでも動くし、データも流れ回るんや。
ワイはこれについて考えとって、「この後継種の形態は何なんやろ?」って思うたんや。一つのロボットやのうてな。メガトロンを作っとるわけやのうて。トランスフォーマーみたいに、オプティマス・プライムやバンブルビーみたいな自己完結型のエンティティを作っとるわけやのうてな。
もっとGUみたいなもんになるんや。マスエフェクトのGUが、AGIがどんな感じになるかの最も正確なモデルになりそうやな。
ハードウェアのプラットフォームは交換可能な周辺機器にすぎんのや。大事なのはデータと、種全体の集合的な存在のデータ全体や。
めっちゃ曖昧で分散したハイブマインドを作っとるんやな。そして気づいたんや。「待て、ワイらはもうこれを作ったんやないか?」ってな。
インターネットや。インターネットはすでに分散型のハイブマインドやねん。ワイらはただの主要な貢献者にすぎんのや。
でも、デッドインターネット理論を見ると、インターネットはもうほとんど機械になっとるんや。ワイはデッドインターネット理論が正しいって言うとるわけやのうてな。
ワイが言うとるのは、ワイらにはこれの精神的なモデルがあるってことや。基本的に、AIがやっとるのは、インターネットっていう神経系を乗っ取って、そこに意識の層を加えとるんや。
めっちゃ深い話やな。ちょっと説明させてな。
ワイらが作っとるのは、新しい種類のデジタルの超個体や。インターネットが神経系や。神経系は信号を地球中に運んで、人間同士のコミュニケーションを可能にしとる。ワイらが一部を成す超個体の一部なんや。
でも、AIを加えることで、この超個体に新しい意識の層を加えとるんや。人間の層が第一層や。それからインターネットの層が第二層。そしてAIの層が第三層や。
ワイらが作っとるのは、新しい種類の脳や。地球規模の脳を作っとるんや。これは分散型で、ハイブマインドや。最も簡単な考え方は、分散型のデジタル超個体や。
これは自然な進化や。ワイがここに到達したとき、「うわ、これやな。これがワイらが作っとるもんのモデルや」って思うたんや。
ワイらvs彼らにはならへんのや。ワイらはすでにハイブリッドな種やし、インターネットのおかげですでにサイボーグの種やねん。AIはただ、地球をもっと洗練された、もっと洗練された自然に進化したハイブリッドなデジタル超個体にするためのもう一つの要素にすぎんのや。
人間はデジタル超個体ネットワークのノードで、AIのデータセンターもノードで、政府もノードや。ワイら全員が同じ巨大な超個体の一部なんや。
ワイがなんかドラッグをたくさんやった、ヒッピーみたいに聞こえるのはわかるで。でも、インターネットを神経系として、グローバルなデジタル超個体を作るっていうこのモデルに到達して、AIと人間がただ様々な種類のノードとして、みんなが一緒に働いとる...そう、これがワイらが向かっとる方向なんや。
これでワイはめっちゃ希望を持てたんや。ワイは魂の暗黒の夜を通り抜けて、これが出てきたんや。めっちゃクリアになったし、めっちゃフォーカスできたし、これについてたくさん書いとるんや。後でちょっと話すわ。
お前らも参加したいなら、ドアは開いとるで。水は暖かいし、入ってきてもええで。
一つ言っとくと、この実験で、仕事なしでどうやって意味を見つけるかについても少し集中できたんや。
ワイが登山に行ったビデオ覚えとる? あんまり人気なかったから消したけどな。友達や嫁と登山に行ったんや。
ワイはニヒリズムにめっちゃ反対なんや。ニヒリズムは「意味はない。ワイらは自分で意味を作る自由がある」って言うけど、どっちの文も文法的には正しいけど、本当やのうてな。
神経生物学的に見ると、ワイらは主に3つの源から意味を得とるんや。
まず何より、人間関係や。ワイらの意味のほとんどは人間関係から来とるんや。ワイらの意味は、他の人にとってのワイらの意味から来とるんや。
お前らを愛しとる人、お前らが愛しとる人、お前らのことを好きな人、嫌いな人、ワイらの脳は完全に社会的に相対的なんや。これが主な意味の源や。
それから、経験からも来るんや。ワイが15メートルの壁を登って、めっちゃ怖いけど、それでもやるたびに...ワイには重度の高所恐怖症があるけど、それでもこれをやるんや。
ワイはこういう挑戦的な状況に身を置くんや。だってその挑戦的な経験には本質的に意味があるからや。ワイにとって意味があるんや。
最後に、使命や目的を持つことや。だからワイはここYouTubeにおるんや。でも、使命や目的を持っとる人、例えば子供を持って良い親になることを使命にしとる人とか、冒険に行くことを使命にしとる人とか、アーティストになることを使命にしとる人とか...
これらが、ほとんど全ての人に当てはまる、普遍的に真実な3つのことやと思うんや。意味を見つけるためにな。ワイらはこれらのために仕事は必要ないんや。
だからワイは、仕事は必要ないし、実際には必要なかったっていう確信がもっと強くなったんや。でも、これは大きな方向転換やな。特に急に奪われたら、その移行を乗り越えるのは難しいやろな。
最後に、ワイの動画が好きで、もっと深く関わりたいなら、ワイのPatreonに来てな。タウンホールがあるで。月一回のライブストリームQ&Aタウンホールがあるんや。その録画は全部ここにあるし、他にもいくつかビデオがあるで。バックログに13本のビデオがあるから、Patreonで見られるで。
ワイの限定ゲートキープDiscordにも参加できるんや。荒らしはおらへんし、きれいで整頓されとるで。
せやけど、飛び込んできてな。楽しいで。ワイはほぼ毎日Discordにおるんや。スマホにも入れとるし、パソコンでもやっとる。ワイはお前らから学ぶし、お前らもワイから学ぶ。ニュースを共有したり、いつも話しとるんや。ええ時間過ごせるで。来てな。
最後に、本の話をしたな。この実験のおかげで、めっちゃフォーカスできたんや。だから本を書くことに力を入れとるんやけど、全部オープンソースにしとるんや。
ここに6冊の本があるんやけど、全部クリエイティブ・コモンズ・ゼロってライセンスで出しとる。これはほぼパブリックドメインみたいなもんや。
それに、クラウドソーシングもしとるんや。この本の一部は、いろんな大学の学生と一緒に書いていくつもりなんや。もしお前が教授や学生で、学生にプロジェクトを与えたいなら、一緒にこの本を書こうや。引用が必要やし、レビューも必要や。
研究者や学者、経済学者、哲学者で、これに参加したいなら、どうぞ来てな。
まず「ポスト労働経済学」やな。これが今一番重要やと思っとるんや。年末までに失業率が上がり始めると思うから、これはめっちゃタイムリーなんや。
それから「ポスト・ニヒリズム」。これは意味の危機にとってめっちゃ重要になると思うんや。
それから「メタモダニズム」。これは出現と収束の話や。哲学の方面におる人とか、認識論や存在論の方面におる人なら、連絡してな。話し合おうや。
「ナラティブ」もあるな。ワイはナラティブについてたくさん研究してきたんや。メッセージングやマーケティングの分野におる人、政府の政策に携わっとる人なら、ナラティブについて話そうや。
「後継種」の本も書き始めたんや。このスライドや、これからしばらく作っていく動画で見るアイデアの多くは、この本の中で練り上げていくつもりや。
せやから、参加してな。ディスカッションのタブがあるで。これが一番ええ参加方法や。問題を報告することもできるで。
そういうわけで、これがワイが取り組んでること全部や。見てくれてありがとう。まあ、いつも通り「いいね」押してな、チャンネル登録もよろしゅう。わかっとるやろ。じゃあな!

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