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【資産形成コンサルタント(リスキリング日記⑬)】

◆資格│資産形成コンサルタント
(公益社団法人日本証券アナリスト協会民間資格)
◆勉強時間│6時間
◆試験内容│CBT方式、40問(90分)
◆申込方法│日本証券アナリスト協会HPから申込

◆結果│合格 87.5%(35/40問だと思います)
 約60%、24/40問が合格水準らしいです。
   試験時間は余り、約40分で退出しました。
◆合否判定│即時(合格証は翌日からDL可)
◆使用した書籍│
・資産形成コンサルタント資格試験問題集
・資産形成コンサルタント(テキスト)

◆費用│
・受験料  9,900円(一般 ※)※会員割引8,910円金融機関にお勤めの方は、お勤め先が日本証券アナリスト協会の法人会員になっていると割引価格で申し込めます。
・テキスト 4,180円
・問題集  2,530円

◆受験経緯│会社の後輩社員から勧められた

◆感想
24年3月から日本証券アナリスト協会が開始した新しい民間資格で、後輩社員から「こういう資格できたんで、自己啓発の為に受験してみてください」とオススメされ、『どんなもんかな』と思って受験してみました。新しい資格過ぎてネット情報が乏しかったのですが、①6割程度正解で合格、②ノー勉強で合格した人がいる、③公式テキストと問題集がある、④新しい資格過ぎて過去問無し という事だけは何とかわかり、『問題集(約180ページ)を前の日に一周やって、わからないところはテキストを見て受験する』という方向性を決め、前の日の午後10時から朝3時までで問題集をほぼ一周(よくわからないところは数回テキストを読み)、試験直前にCBT試験会場近くのカフェで40分位見直しをして、試験に臨みました(正直、あと1時間やればほぼ完璧に出来たと思うのですが、眠かった事と「これ以上勉強しなくても合格出来る」とこの時点で思っていたので心が折れました。…言い訳ですね😢)。
結果は上記の通り87.5%(合格ライン約60%)で、合格するだけの為だとすると勉強やり過ぎました。
難易度はFP3級位のレベルだと思います。

試験では「ゴールベース」の資産形成提案の考え方とか倫理的な問題も多く出て、この辺りは常識でもある程度対応出来ました。新NISA制度、iDeCoとか、PBRとか、シャープレシオとか、株価とか…金融機関ならではの問題もたくさん出ましたが、金融機関の職員なら、証券外務員試験やFP3級試験を軽く復習する感じでしょうか。恐らく、「銀行・証券会社保険会社などで、ある程度経験や知識がある方ならノー勉強や数時間、問題集をパラパラすれば合格だけは出来る内容」だと感じました。まるっきりの金融素人でも、テキストと問題集をザーっと試験前にトータルで5〜10時間も勉強すれば、合格は出来るレベルの試験だと思いますので、金融素人の方も安心して挑戦してください。
テキストを読むと、まぁまあ難しい事も書いてあるのですが、実際のテスト問題は敢えて難易度を低く設定しているようですので、わからないところは諦めて、わかることを確実に正解すればOKです(本番の試験は問題集とほぼ同種同難易度の問題でした、約6割で合格なので、理解できないジャンルは潔く捨てましょう)。
新NISAが始まり、「金融アドバイザー」などこれから新しい需要も生まれてくる中、「幅広い層に金融リテラシーを!」という趣旨で難易度を軽くしたのか、「証券アナリスト資格者以外にも裾野を拡げたい」という、日本証券アナリスト協会さんの事情なのかはわかりませんが、もう少し難易度を高めに設定したほうが、資格の価値や希少性に繋がると思いました。日本証券アナリスト協会さんの資格ビジネスとしては「●●銀行は職員●千人、全店舗に資産形成コンサルタントを設置!(新NISA対策)」とか、金融機関の戦略や宣伝に使われる事を想定しているのでしょうね。



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