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自転車紹介(1)


冬用のアウターを取り出し、そろそろ秋色も潮時になりつつあるこの頃、皆さんはこの季節の変わり目をどのようにお過ごしでしょうか。

どうも愛媛大学サイクリング部の知の巨人ことサカシタです。


街の銀杏や金木犀の香りも、時間にまだ慣れぬ朝日への期待感も、いつか忘れるただの変わりない日常とは違う返らぬ日と大切にして生きたいものです。



このブログをお読みの方には、自転車を乗られる方もそうでない方も、もしくは自転車の知識があまりない方もおられると存じ上げますが、どのような方にも読みやすいようにと心がけながらいつも筆を立てています。


しかし、今回は自転車紹介ということで少々の専門用語と私のゆずらない思想だけはどうかお許しください。


愛媛大学サイクリング部は、大学近くの坂道、五明しか知らぬ蒙昧の集まりと認識しておりますが、かく言う私もその一人です。


今回は、そんな蒙昧無知集団の中でも抜きに出た自転車愛を持つこの私の愛車をご覧にいれましょう。




現在の私の自転車は、スコット cr-1 team issue 2004年モデル です。

この自転車は、パーツを一つ一つ集めて組みあげる、いわば自転車のディアゴスティーニ、バラ完呼ばれる組み方です。


専門的な知識が少し必要ですが、納得できるパーツを選べます。


私のパーツ選びのコツは、こだわるところはこだわる、こだわらないところはこだわらない、そして何より邪な気持ちは一切入れないということです。


自転車は命を預ける機材です。
浮ついた気持ちやふざけた心があってはいけません。


自転車と大部分を担うフレームですが、
      スコット cr-1 team issue 2004年モデル

フレーム重量で800g台ということでかなり軽量な部類です。

フレーム選びのコツは、落車を想定してあまり高いものは買わないことです。

しかし、ある程度の性能は欠かせません。

それと女子ウケです。いつでもこのような人当たりの良さを忘れてはいけません。

その意味ではこのフレームはかなり的を射抜いています。

見えにくいですがカーボンの折り目が素敵なフレームです。

最近は織り込みのカーボンでのパーツが少なく、UDカーボンという炭素一色のものが主流となってきています。


このようなニッチなクラシカルを醸し出すフレームは、名前も違いも私にはわかりえない化粧品を吟味し、選ぶ女性方にハマること請け合いです。


これもまた見えにくいですがシリアルナンバーが刻まれており、四桁で示されています。


ですが、この車体のシリアルナンバーは「0011」。


番号若い!!

えーーーー、これって多分結構すごいこと?

まあよくわかんないです。



フレーム自体は、乗ってみるともっさりとした印象を受けます。

私としては、もっと硬いフレームを使ってスプリントでのアドバンテージを稼ぎたいのですが、ある程度の反応性の良さと長くパワーをかけれるので走り方次第で生きるフレームであるはずです。



続いては、ホイール、タイヤ、チューブ


ホイールは、シマノの9000系デュラエースの24ミリハイトのアルミリムです。

1400gを切る重量ということで、アルミ製では神話のレベルで軽くなっています。

レース用のホイールの中では軟らかい部類ですが、ひずみの範囲を考えれば、フレームを硬くする方が反応は良くなると考えています。

もともとが貰い物ということで、私が使う前からかなりの使用感がありましたが、今ではハブの回転がイマイチなのとリムのフレが気になってきたのでどうしようかと思うところです。


このような使用感があるパーツは、時代に生きているという感じがして、古いものを何より愛する古着女子にハマること請け合いです。


タイヤは、最近狂ったように愛用しているパナレーサー アジリスト

太さは25cです。

トップグレードの中では、かなり安くで買えます。


普段使い用、ストック用、勝負用、布教用、保管用、観賞用での6セット12本。
高くなる前にぜひお求めください。

実際、使ってみるとかなり柔らかくもちっとしたフィーリング。
コーナーではグリップがよく安心して下れます。

そして何よりアジリストの真骨頂は、その衝撃吸収性能だと考えています。
段差をいなした道路は、まるで絨毯の上を走っているようです。

しかし、柔らかさからくるもっさりとしたイメージがなく、回転が軽いのは他社の優れたタイヤと同じです。


タイヤは、自転車の中で最も柔らかいパーツです。
これは、自転車の乗り心地だけでなく、走行時の熱量にも関係しており、簡単な物理的性能の底上げにもなります。


チューブは、tniの軽量tpuチューブという最近はやりのやつです。

正直普通のゴムチューブとの違いは私にはわかりませんでした。

ちょっと硬くなったかなーと思うところ。

アジリストの良さをちょっと殺しているかもしれません。

物理上では、性能は良くなっているはずなので私の知らないところで速くなっていればそれでいいです。


このように軽量に振り切った結果になってしまった足回りは、韓国アイドルのような異次元の体重を実現します。
ということで女子ウケです。




一回で書き終わろうとしました私の自転車紹介ですが、なかなか長くなりそうなので今回はここまでです。

末永くお付き合いください。

ありがとうございました。

では、また次回の投稿で。。。

サカシタ


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