死にたいという言葉

「死にたい」

様々な理由があってそんな言葉を口走る。
一番不幸だからだとか、そういう理屈ではない。

死にたい人にそう言えば死にたいのはこっちだ、なんて争いになる。
何故死は一番不幸なものに送られるものなんて考えているのだろう。

あるいは、
ここまで不幸でも生きたがってるから君も頑張れなんて言うのだろうか。

正解の回答方法は無いが、少なくとも不幸になる回答は不正解としておこう。
不正解じゃない方法としては「勝手に死んでおけ」だと思う。それでも限りなく不正解に近いものであることは認めるが。

そんな自問自答に飽きてきた。
そんな私を慕ってくれる人もいる。
無論、私を批判する人も後が絶たない

こんなにも研究に恵まれた環境で、死にたいなんて言う方がおかしいのだろうか。
人間研究なんてものは金にならないと言うのだろうか。

まだまだ人の事は分からない。
怠惰に暮らしてると思って、未来にその人が上司になった時のことを考えて思考を読んでみても「上司」の2文字すら頭にない様子。

死にたい人を少なくする努力はした方がいいと思うが、何一つ考え無しの思考はどこから来るのだろうか