やりたいことが無い
私は努力してまで強くやりたいことが無い。
大学3年の後半から、起業したいと漠然と思っていた。スタートアップ界隈の人のSNSをフォローしたり、起業した友達がいたことがきっかけだったと思う。
だが、最近強く感じるのは「"起業したい" のではなく "起業した人" になりたいだけなんだ」ということ。起業家はイケてると思う。そのイケてる人になりたいだけ、憧れているだけだった。
だから、起業のための努力なんて特にしていない。やりたい気持ちが強くないから。
Wantedlyのプロフィールにこんなことを書いている。
「26歳になるまでに起業し、いずれは世界有数のサービスを作りたいと漠然と思っています。」
これも結局、そういう人になりたいだけだ。
現在私は仕事でエンジニアをしているが、それはエンジニアがイケていると感じているから。コーディングは好きだし、コマンドライン触っているのは楽しいし、IT系の知識を得るのはめちゃくちゃ好きだし、技術的なことについて話すのも大好きだ。
でも、趣味でサービスをガンガン作るほど好きではない。エンジニアをしている自分が好きなのだ。就職するまでの私は、エンジニアをする自分に憧れていた。書くのがとても恥ずかしいが、今は「エンジニアやってる自分イケてる」と少なからず感じている。
こう書いていると滑稽に思えてくるが、そもそも強くやりたいことが特にないから、なりたい人物像を軽く追い求めているだけ。
心からやりたいこと、努力できるような目標を私は見つけたい。"それをしている人" ではなく "それをやりたい人" になりたい。でも、見つける努力をしていないから、それすら本当にやりたいことではないのかもしれない。
私は一体なにがやりたいのだろう。
追記
書いた記事は読んでほしいので、いつものごとくSNSでシェアしたら、Facebookでこの記事を紹介してもらった。
「やりたいことがない人」も、やりがいはほしくて、やることに意味がほしい。あなたがいるから助かる、あなたがいないと困る と言われたい。
まさに私はこれだった。
やりたいことがある夢組に無理してなろうとするよりも、やりたいことがない叶え組のままでいいとのこと。無理している時点で、それはもう心からやりたいことにはならない気もする。
私は自分のことは頑張れないが、人のことはかなり頑張ることができる。一緒に頑張りたいと思える夢組の人を見つけて、それを全力でサポートする、、、それでいいのかもしれない。
こう思えただけでもこの記事を書いた意味があったと思う。
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