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ママが不在中の子どもたち、実は・・・

あくまでも我が家の話です。

我が家には
小学生の娘が二人
幼稚園の息子が一人います。

妻はいつも朝早く起きて
子どもたちの準備と
全員分の朝食の準備もしています。

その間
子どもたちの口から出てくる言葉・・・

「ママ、今日の天気は?」
「ママ、外は何度?」
「ママ、プリントどうすればいい?」
「ママ、シャツは?」
「ママ、ハンカチ」
「ママ、スプーン」
「ママ、お茶」
「ママ、今日の夜ご飯何?」
「ママ、今日バァバ来るの?」
「ママ、牛乳」

このようにずっと
「ママ、ママ、ママ」
ママママ口撃が続きます。

最初はハイハイと答えていますが

これがしばらく続くと

「Siriに聞いて」
「ママは召使じゃあない」
「ママは牛乳じゃない」

「なんでママばかりに言うの
パパにお願いしなさーーーい」

「あーーーーもぅうるさーい」

ついに爆発

となるわけで・・・。

そうすると子どもたちは
さっさと支度をして
学校に行くんです。


あっ、ちなみに私はというと
できることをしながら
その間に仕事に行く準備をして
一足先に長女を学校に送ります。

この「ママ、ママ」は
学校から帰って夜寝るまで続くんですね。


そのような日々です。

そんな中たまに
妻が東京へ出張することがあります。

その間は当然
私が子どもたちの面倒をみます。

妻は毎回出かける前に
「大変だと思うけどよろしくお願いします」
と申し訳なさそうに言ってくれます。

そして出張へ。

さぁ、この後我が家はどうなるのか?

「ママ」が「パパ」に変わって
いつものように口撃してくるのか!


実は
子どもたち全員
学校から帰ってきたら
自分たちでおやつを食べ
宿題をしてお風呂に入り
寝る準備をして
それぞれが寝てくれます。

そして朝も
自分で起きて学校の支度をして
私が作った朝食を食べ
それぞれが学校へいってくれます。

そうなんです。

ママがいない時は
みんな自分でやってくれるんです。

その光景を見ながら
助かるなぁと思いつつ

だったら、いつもそれをやってくれ!

と言いたくなります。

でもそこはグッと堪えて
「助かるよ〜ありがとう」
と感謝の言葉を伝えるようにしてますが。


ということで
実はみんなできるんですね。

じゃあ
なぜママがいると
「ママ」と言ってくるのか。

それはこの頃の子どもたちは
とにかくママに甘えたい
ママにやってもらいたい
そういう欲求があって
しかもそれを競い合って求めてくる。

だからひっきりなしに
「ママー」
になってしまうんです。

そして
大好きなママが
自分の甘えにどれだけ応えてくれるのか
そのことで自分がどれだけ好かれているのか
その愛情確認をしている
と心理学では言われています。

ただその愛情確認作業も
どんどん満たされることで
やがてやらなくなるんですね。

現に長女からは
「ママ」と言う言葉が
どんどん減ってきて
ほどんど自分で準備をして
出かけてくれます。

うるさいのは下の二人なんです。

子どもの頃は
親がいないと生きていけない。
特に「ママ」の存在が大きい。

だからこそ
ママに甘えて甘えて
自分の存在価値を確認する
とうことなんです。

もちろん
ご家庭の事情によっては
ママに甘えることができない
そういうこともあるかもしれません。

ママが朝からピリピリして
甘えることを寄せ付けなかったり

パパだけのご家庭だったり。

その場合は
「パパ」や「バァバ」に甘えたり
もしくは
お人形さんやぬいぐるみを
自分に見立て
そのお世話をすることで
欲求を満たしたりと
自分の存在価値を
確認する行為をするんです。

その時の関わり方によっては
精神的な自立も
早くなるとも言われてます。


朝の「ママーー」は
愛情確認なんです。

だから
ママがいない場合は
それができなくて
自分たちでやるんです。

もうそれだけ
ママがやり方を教えてくれているので。


だからパパは結構ラクしています。

本当にママに感謝です。

とは言え
やっぱりママは大変なんですね。

だから
不在中の子どもたちの様子を
そのまま妻に報告すると

「じゃ、これからはパパが全部やって!」

となるわけで(汗)

なので今日の夜の報告は
「お仕事お疲れ様。仕事楽しめた?
こっちは大変だったけどなんとか乗り切れた。
いつもありがとね」
と言って妻に労いの言葉を伝えたいと思います。

そして明日も
できることをしながら
妻の負担を少なくする
ようにしたいと思います。

あくまでも我が家のお話でした。

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