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社会人学生になってまで体育の授業かよ

看護学生時代に最も苦痛だった単位を1つ挙げるとしたら、体育でしょうか。別にスポーツが苦手なわけではないのですよ。分かります? 分かってくださいますよね??笑

一応看護学校なわけですから【保健・体育】の【保健】を重点的にやってくれるのだろうと思うじゃないですか。思いますよね? 残念。私の学校では9割しっかり【体育】でした。もう初回の講義からシャトルランですよ。20代後半でしたが、50回くらいは走ってやりましたよクソが。嗚呼本音が出ちゃいます。

たかが15コマ1単位を取得するのに、こんなに精神をすり減らすものだろうかと思いました。しかも、15コマのためだけにジャージとスポーツシューズを購入しないといけなかったりします。
現役生だと高校時代の指定ジャージを着てる子もいて可愛らしかったりするのですが、大人はそうもいきません。アデダス・ピューマ等、ちゃんとしたブランドで揃えてしまうと、あっという間に数万吹っ飛びます。今考えると、見栄にお金を使っていました。たかが15コマのために。もっと安いジャージとスポーツシューズにすればよかったです(まぁそれは今でも使っているんですけど。笑)

体育の授業では、様々な球技(バドミントン、バスケ、バレー、テニス、サッカー、ドッヂボール)や、縄跳び、ダンス(私の時代は義務教育に入ってなかったものです…)などがありました。他の学校では水泳の時間があると聞いたことがあります。恐ろしい。

試験はダンス5割と筆記3割、授業態度2割みたいな感じで、なんとか90点以上で単位を取ることができました。もうここまで来ると意地ですよ。

本当に苦痛な時間でしたが、私vs男子学生でバドミントンの試合を組んでもらったり(若い時はバドクラブ出身だったので、素人よりはまぁ打てる)
ドッチボールでちょっと良いとこ見せて、みんなに「お~!」って歓声もらったりして、少しずつ「まぁ悪くないか……」と、多少の気持ちの変化はありましたが、それでも若い子と一緒に体育をするっていうのは体力差などからの羞恥心もありました。当時はギリギリ20代でしたが、もっと上になるとかなりしんどいと思います。もっと若い子と一緒になって楽しめればよかったんでしょうけどね。そんな柔らかい頭は持ち合わせていませんでした。

でも、体育の先生(外部講師で、他看護学校の講師も兼任)は、社会人学生にかなり配慮してくださっていると感じました。最初にアンケートとして、年齢、好きなスポーツ、スポーツ歴などを書かされましたからね。それに応じて振ってくれるスポーツが異なったり。あとは、体育の授業ってペアを作る機会も多くて、ぼっちには辛い時間だと思うのですが、ペアにあぶれた私を気遣ってくださる配慮も感じました。本当申し訳なかったです。若い子たちに。仲いい子同士で組みたいよね。ごめんよ。でも、おばちゃんもつらいのよ……。

避けては通れない体育の授業、若い子と一緒に楽しんでほしいですが、まぁ、終わりがあるものですからね。これも。社会人をやってきた人ならきっと耐えられます。がんばって。。

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