憂う春

こないだ春を感じた瞬間から、外は春だと思ってる。天気予報をみて、週間予報を見たらあんまり春じゃなくて結構がっかりした。春じゃないんだ、まだ。
やっぱり外に出るとまだ少し肌寒いので、春だと思い込んで薄着をすると冬で悲しい。逆に暖かめの服を着るとちょうどよく春かもと思える。アウターを厚めにしてインナーを既に春気分で楽しんでる。毎日マスクだからメイクの楽しみは多少半減してるけど。
髪色が赤くなりました。お任せにしようと思っても、春なんでとかいろいろ希望を言っちゃう。昨日は赤っと思ったけど、今日とか鏡の前とか電車の中とかでチラ見したらめちゃくちゃかわいい色です。担当の美容師さんほんとにセンスが良くて大好き。せっかくの素敵な色だから、髪色に合うリップとアイシャドウが欲しい。想像ついてないけど。ピンク系だろうなぁ。赤もいいと思う。赤シャドウ。強そう。

久しぶりに服を買ってやろうと思ってショッピングをしてきました。いつもは我慢してる。試着したら買っちゃうから。でも今日はやってやろうと思った。やるぜ。
春っぽいセットアップを買いました。黒とか紺とかグレーとか、普通のスーツはもう着飽きた。飽きるほど着てもないけど。飽きっぽいので。スーツという形式が似合わないこともないけど、楽しく着れる服が欲しくて、常に変な色のセットアップを探して歩いてた。そして案の定、面白い色のを見つけてしまったので、迷わず試着して、お家に迎えることになりました。くすみピンク。みどり、さつまいもに続く新色です。オレンジとか似合う人だったらきてみたかったやつもあったけどね。ピンクはピンクでも、格好よく着こなせるピンク。ジャケットを着るときは基本的に格好よくなりたいので、わたしの好みにドストライクでした。春が俄然楽しみ。毎年春はこうかも。フライング春服で待ちきれない。コート羽織ればいつでも着れるっちゃ着れる。でも、着足りない冬服を今のうちに着ないとね。今しかない。冬服も好きだから。楽しもう。

好きな言葉じゃなくても、好きな人の言葉らしい言葉は好きだと思う。好きな文章っていうのはわたしなりにあるから、それは別だけど。らしいなぁと思って。好きな人の言い回しが好きだな。

わたしの人生はわたしのなので、邪魔しないでって思う。視覚なら、目を逸らせば見なくて済むものはそれでいい。音とかが困る。イヤホンしたって聞こえるのはやめてほしいよね。音楽聞かされるのだって聞きたくないときには聞きたくないし。適度な雑音を選びたい。子供の泣き声は気にならないのに大人の声は気になる。この差はなんなんだろう。ルール上、仕方のないものは無条件に許せる。お菓子とかで黒い粒々が含まれることがありますとかね。そんなのと同じなのよね。大人の話はつまんないからな。電車で話してる人はだいたい悪口言ってる。大人の人生は楽しくないことの方が多いっぽいな。楽しい話ならいいかな。そういうことでもないかもだけど。楽しい話もわざわざ聞くならプロの話聞くしね。雑音に徹していてほしい。解決するとしたら、座らなくてもいい体力をつけること、それに尽きる。車両を移動すればいいから。まぁわたしも人と話してたらうるさいときあるんだけど。ほんとなら許し合うのがいちばんいい。難しい。

人に愛され続けることってすごいことだと思う。すごいっていうのは、すごく難しいことだし、すごく尊いってことだ。今日は愛を見た。わたしにも愛があって、誰かにそれをあげるとき、見えるような気もしなくもない。けど今日は他人の、たくさんの、そして深い愛を見た。わたしもそのひとりだけど、たぶんわたしよりも大きな愛をもって見ている人がその場にはたくさんいた。人生だった。こんなにも他人の人生に関わらせてもらえることってあるのかと思った。なんていうか、すごく表現が難しいけど、ほんとなら関わらないところに関われたと思う。いちばん部外者くらいの立ち位置なんだけど、なんだか、すこしでも、と思った。
わたしは基本的にいちばん大好きとそれ以外っていう捉え方で生きがちなので、その境目はわりとはっきりしてる。2番はいない。つくらない。偏りすぎる傾向にあるから、2番目はもはや好きというには足りないので、わたしはもうずっと、いちばんだけって決めた。そう決めた時にもういちばん以外のランキングはなくなった。はずなんだけど、大事なものが増えてしまった。困ったな。ただの好きとか、きれいかわいいかっこいいとか、そういうのを超えて大事にしたいって気持ちはやっぱり愛なので、少しだけ困る。いまさら2番以降をつくるなら、どうしてあのとき切り捨てたんだと思わなくもない。全部まとめて愛せたら良かったのになと思う。ほどよく。
とにかく、いつまで愛せるかっていう。わたしがいまいちばん好きなことを、いつまでも愛せるだろうか。先人を見た。数年後、彼らはここにいるだろうか。わたしはいまどうしたらいいのかなって少しだけ思った。
あとこれは浮気じゃないので言っておくけど、いちばんがいちばんで変わることはないし、いつかどこかで活かせる何かになる気がした。言い訳かもだけど。いちばんは何があっても変わらない。なんとなくだけど確かにそう思うから。いちばんだけって決めたのも全部わたしのためだしね。わたしがつらいから決めたので。これだけは。大事にしたいと思いました。

わたしのしたことが人のためになるかもって思えることが起きた。わたしが楽しく生きてるだけのことを、誰かに教えてあげたら、その人も楽しく生きられるようになるかもってこと。わたしが見てきたものとか、感じたことが、誰かのために生かせるかもって初めて意味を成した気がした。まだ何にもなってないけど、ちょっと思い返してみる、ちゃんと。
わたしはこの人のことが本当に好きなんだよね。わたしのことを尊重してくれてることが言葉の端々から伝わってくる。それを感じることでわたしの言葉は透き通ってクリティカルになるし、言葉にすることでわたしの頭がクリアになる。話しているとどんどん螺旋階段が積み上がっていくみたいに、真理に向かっていくのがわかる。感覚的すぎて伝わらないかもしれないけど。能力とか興味とかベクトルが全く違って、普通なら交わらなかったところを、たまたま出会って、熱量が同じだった。本当に大好きなんだわたしは。この人が。と、話すたびに思います。元気そうでよかった。きっかけをもらったので定期的に話したいと思う。成長して遠くに行く彼女に対して、この場に留まり続けるだけのわたしからはなかなか声をかけられなかったから。わたしも変わるときなのか。変われないなぁ。こんなにも変わらないといけないとわかっているのに。
大切なものは何か、いま一度考えるタイミングかもしれない。もちろん考えたところでいま大切だと思ってるものが結局大切だなってなることだって大いにある。十中八九変わることはないと思うけど。こんなんでいいのかっていう漠然とした疑問。わたしはわたしの人生を誇れるか。大事な人に相対したときに胸を張っていられるか。それってほんとに100点じゃなくていいのかっていうそんなくらいの話。幸せならそれでいいのかみたいなね。幸せにしたい人を見つけちゃうとまたわたしは生き方に迷っちゃうから。困りましたね。

考えるには今日は時間が足りないので、また明日。
明日になったらまた楽しいなって終わるかもだけど。楽しいかしら本当に。来週(今週?)は耐える時期なのです。不安。
がんばらないと。がんばります。がんばれるかな。がんばる。がんばろう。

またいつか。

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