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5月9日(日)、第967回 「観自在」

ものごとを正しくみる、
 
というのは、
 
本当に難しいのです。
 
 
ものごとの善悪をはかる、
 
というのも、
 
また然りで、
 
これも、本当に難しい。
 
 
例えば、
 
新幹線に乗るとしましょう。
 
 
「安さが一番」
 
と思っているひとは、
 
自由席に乗る。
 
 
「快適さが一番」
 
と思っているひとは、
 
グリーン席に乗る。
 
 
「安さ」を追求するひとには、
 
グリーン席の無駄遣いが鼻に
 
つくし、
 
「快適さ」を追求するひとは、
 
自由席の座席の狭さに不快感
 
を覚える。
 
 
正しいか、正しくないか、
 
善であるか、悪であるかは、
 
 
「誰の眼」から、
 
「どのような目的」で、
 
それをとらまえるのかにより、
 
 
本当にあっさりと、
 
いかようにも変わってしまう
 
ものなのだと、
 
心得ておくことです。
 
 
「ありのまま」をとらえよう
 
とする心を育む、ということ、
 
 
「観自在」。
 
 
感謝、合掌
慈永

ありがとうございます。お布施は、こちらから😊😊😊