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6月29日(水)、第1383回 「晩年」

この言葉、


何だか、

寂しく感じたりしますか?


あれこれあったけれども、

人生の日暮れの時まで、

こうして、どうにか、

ちゃーーーんと、

生きてこられた。


いい時もあった、

悪い時もあった、


でもね、


晴れの日ばかりでは、

お水が足りなくなって、

生きとし生けるものは、

みな、

生きてはいけないわけです。


だから、


雨の日には、

ただ、ただ、

じぃーーーっとして、

ちゃーんと濡れることで、

雨の恵みを授かる。


ね、


何事にも、

必ず、

表と裏があるのですから、


裏から上手に表を見つけ出し、

毎日に感謝を積み上げていく。


しあわせではない自分を、

一心不乱に探してみては、

答えが出ることもない答えを

一生懸命に探しまわる。


もう、

いい歳なんだから、

いい加減、

そういうことはやめなさいな。


今からだって、

心おだやかに、

過ごしていく道は選べる、


はい、

そういうことです。


感謝、合掌
慈永

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