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2021.07.01ーcaravan!感想ー

上半期突入してから、既に更新が遅れていますし、時系列もめちゃめちゃですが、書きます。


6/30(水)に、豊崎愛生さんの5年ぶり(all time Lovin'から数えて)のオリジナルアルバム「caravan!」が発売されました。

発売日に書かなかった理由としては、盤を受け取れたのが今日で、1曲目から順に聴けたからです。

で、全曲聴いた感想を書こうと思うのですが、
既におからじの全曲紹介だったり、インタビュー記事だったりを見聞きしてしまっているんですよね。
なので、それらを聴く前に持っていた感想を中心に書きながら、答え合わせじゃないですが、並行して書けるとこは書いていこうと。


まず、「caravan!」の盤を受け取って、
1番外側のフィルム部分を開けてスリーブケースに触れて「caravan!の部分が金色!箔押し!」とテンションが上がり、スリーブから取り出すと「和紙」の様な手触りの帯が出てきて「何これ!」と驚いて、裏を見るといつもの様にそこにも絵柄があって「ふふふ」と喜んで、CDケースを開けると歌詞カードと盤面に気分が高揚し、歌詞カードは想像より分厚くて取り出すのに一苦労したし、こちらも「和紙」っぽいで触りで「ふー!」ってなって、開いて1ページ目から「おいおい何だこれは!」となって、盤面を2枚あって(BD付きの方ね)それぞれのデザインもとても良くて。。。

と、盤を開けるだけで書きたいことが山ほど出てきます。
久しぶりに「盤を開いていく楽しさ」を実感しました。
中に入っていけば行くほど「ワクワク」が増していく1枚で、もう曲を聴く前から楽しい。
愛生さん自身が色んなCDを買って、聴いて、触れてきたこそ「自分もこんなのやりたい!」が詰まっているんだろうなぁとも感じます。

で、今更曲順の事を言うのかもしれませんが、「それでも願ってしまうんだ」が1曲目なのが、最初少し不思議だったんですよね。
この曲に関しては、新曲の中でも「オンラインライブ」で先に披露されており、どんな曲か聴いていたので、何と言うか「始まりの曲」って感じはしていなくて。
でも、敢えて1番上に持ってくることで、「このアルバムは、こういうメッセージが込められています!」みたいに提示していると考えると合点がいって、その後に「音楽ナタリー」さんのインタビュー記事や、おからじでの全曲紹介を聞いて、やはり1曲目に置いて「旗を掲げている」みたいな感じにお話されていたので、その意図を汲み取れたのが少し嬉しかったです。


また、オンラインライブ「Dive/Connect」の最後に歌ったのが、この「それでも願ってしまうんだ」なんですよね。
そして、愛生さんも音楽活動を“旅”のような物だと思っているとの言葉もあって、オンラインライブの最後と、今回のアルバムの最初で、2点が繋がっている感じからも“旅”を感じて、1人で勝手に熱くなっていました。

「MORNING:GROLY」についても、おからじで色々と語られており、こちらも“旅”がキーワードになっていたように思います。


あと、他の楽曲に関しても、おからじで毎週オンエアしていたのですが、フルで聴くと印象の変わる楽曲も色々とありました。
「音楽活動第2章」ってご自身でも仰っていますが、何か振り幅が上下だけでなくて、左右とか斜めとか、縦横無尽に広がっている感じがします。。。


最近単曲で聴く率が高いのは「ライフコレオグラファー」
今までに無い感じの楽曲で、初公開の時から驚いていたのですが、2サビ後のパートで、「挑戦して失敗して積み“重ねたから”」の部分のエフェクトのかかり方で「これ!ここ!」と脳内で飛び上がっていました。

でも、歌詞を見ていくと、割と毒を吐いているというか、刺激的で、スパイシーなんですよね(発売前日特番で聞いた時から良いワードだなと思って、ここぞとばかりに使っていくスタイル)
音とか歌声に耳が行きがちだったのですが、やはり歌詞も読んでいくと面白いなぁと。


また、アルバムの最後にあたる「March for Peace」について。
こちら、おからじで初めて聴いたのは職場の更衣室でしたね。。。残業が微妙にあって、着替えるタイミングでは既に30分近く終わっており、急いでイヤホンを付けたら、この楽曲が流れていました。
「ダンスミュージック」という事で、リズムを自然に取ってしまい、クラップもやりたくなって、楽しくもカッコイイ楽曲だなあと思っていました。そして、この楽曲がアルバムの最後に置かれているのは、「最後は楽しく踊って明るく行こう」みたいなメッセージだと勝手に思ってしまった。でも、そういうメッセージも含まれているかもしれませんが、何よりも後半の「歌詞」こそ、なんだろうなぁとフルで聴いて思いました。
愛生さんが何度も言っていた“旅”というキーワード。ずっと続いてきた“旅”の途中であり、ずっとこの先も続いていくもので、そんな中でこの曲がアルバムの最後に置かれることで、とても「希望」になるなぁと感じていました。
あと本当に最後の最後の部分、歌詞の「March for Love & Peace」
今までずっとアルバムタイトルに「Love」を入れてきたけれど、今回は入れずに「caravan!」になっていましたが、その「Love」がここに来ている気がして。
楽曲のタイトルにも入れていなかったけど、最後の最後に歌詞に入れて来てる事で「あぁぁぁもうぅぅぅ」って1人ではしゃいでいました。


全曲それぞれに関しては書けていませんが、今現在で感じたことをざっと上記にまとめました。
幸せ溢れる1枚になっていますので、少しでも興味があれば聴いてもらえたら嬉しいです。
サブスクに入会されている方は、各所で聴けると思いますので!


もう本当に、オリジナルフルアルバムが発売された事が嬉しい限りですね。
アーティスト活動10周年で音楽活動の動きがなくて心配になって、何なら絶望に近い感情すらあったのですが、こうやってアルバムを出して下さって、そしてオンラインライブも合わせて「声を届け“続ける”」という姿を見させて頂いたので、きっとこの先ゆっくり進んだり、止まったりしても、もう不安にならない気がします。むしろ届け“続け”て下さっていたのに、不安を感じてしまいごめんなさいの気持ちすら。。。


んで、また話が変わるんですけど、オンラインライブとか、今回のアルバムが発売されるまで、制作に関わるまでのお話などを聞く度に、自分は本当に愛生さんの『言葉』が好きだなぁと感じていました。
ラジオで話してくれる言葉、歌に乗せて届けてくれる言葉、ブログなどの文字で伝える言葉、優しくて、温かくて、楽しそうで、時には悲しみも乗っていて、そのどれもが好きで。
他の方の言葉とどう違うかって言われると上手く説明は出来ないですし、それは単純に愛生さんの事が好きだからというのもあるかもしれませんが。
でも、自分が愛生さんの何が1番好きかって言われたら『言葉』って答えるだろうなぁと考える最近です。


で、オンラインライブの話を少し挙げたので、そのままBD特典の話をさせて頂きますね?
特典映像の話をするので、「まだ見ていない、言わないで!」という方は、ここで。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます!






特典映像、「Dive/Connect」のフル映像に加えて、「トマト」「パタパ」が見れるのです。

その2曲の時、衣装が変わってたんですよ。
まさか衣装変わると思わなかったじゃんか!!!

しかも、良く良く見るとシャツの真ん中にスパンコールのよだれむしがいるじゃあないですか。
10周年の記念Tシャツですね、ここに着て来るとは。。。🤦‍♂️

そして「トマト」の時は、よだれむしが、「パタパ」の時は⑩の文字に変わっています。
あれですよね、スパンコール部分って裏表でイラストが変わるんですよね、そこまで2曲で魅せてくれるなんてもう、ね?

あと、パンツがパッチワークっぽくて非常に好みでした。。。
パッチワークとは言っても、シンメトリーなデザインなんですねどね、でも色味といい、とても好きなお衣装でしたわよ。。。

加えて、ライブ映像の冒頭には、ライブ前のお姿が少し見れましたね。
バンドメンバーの皆と手を合わせて「よだれむしー!」ってやってるところ。
ああいう舞台裏の映像大好きマンなので「うおおおお!」ってなりました。
実際、バンドメンバーと集まってああいう風にするのは久しぶりだっただろうし、見ているこっちも幸せな気持ちでいっぱいだった。
こんなところでも、ハッピーを頂けるなんて。

それで言うとMVも最後まで見ると、何かまた泣きそうになったんですよ。

家族(?)が揃って楽器を持って笑顔で演奏している姿が多幸感満ち溢れるもので、もう。。。
特に、お爺様の笑顔を見て「へへへ」ってなりました。

今までのMVもそうだったのかもしれませんが、今回のMVは一段と「目が合った」って実感しましたね。
目を合わせて、こちらに言葉を届けてくれているようで、こちらもじっと画面を見つめて、そして照れて少し目を外してしまったわよ。

喋る時は目を見て話す、ってのを小さい頃に言われて育ったのか、何かでそう学んだのかよく覚えていませんが、基本的に目を見て話すようにはしているんですが、何か歳を重ねる毎に恥ずかしさが現れてきて、視線を合わせ続けられなくなっています。

何の話をしているんでしょうね?

とにかく、「caravan!」は今後の自分の人生においても、共に歩む大切な1枚となる事だろうと感じています。


最後に、コンサートが無事開催されますように。。。🍀

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