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外用薬での効果の発現を紹介します|クスリのアウトプット#15

きむっちです。

口(くち)から飲む内服薬とは別に、
口以外の場所に使う外用薬があります。

どのようなものがあるのか、知りたくないですか?
なぜ外用薬でないと効果が出ないのか、知りたくないですか?

この記事では外用薬の種類について紹介します。
併せて、外用薬ならではの効果を解説します。

この記事を読むことで外用薬について知ることができますよ。

【この記事を読んでいただく前に】

この記事を読んでいただく前に
内服薬の記事を読んでいただくと
さらに違いをわかることができますよ。

外用薬に関連した英単語の記事はこちら

クスリの英単語だけでなく、雑学・効果などを解説しています。

外用薬の種類

外用薬として主に以下のものがあります。

● 外皮用薬
 :皮膚に使う(何膏薬、貼付剤など)
● 点眼薬
 :目
● 点鼻薬
 :鼻
● 口腔薬
 :口(飲み込まないもの)
● 吸入剤
 :口から吸いこむ(高濃度酸素ガスなど)
● 坐薬
 :肛門

外用薬の効果

ここから外用薬の効果を詳しくみていきましょう。

外用薬は皮膚や粘膜から直接吸収されます。
この性質を有効に利用した外用薬に、経皮吸収剤製剤(舌下錠と貼付剤)があります。

舌下錠は口腔内の粘膜よりすぐに吸収されて、血管に入り全身に運ばれて作用するため、数分で効果がでるのが特徴です。

貼付剤は、布やプラスチックフィルムに有効成分と基剤の混合物を薄く延ばしたもので、皮膚表面の患部または皮膚を通して局部患部へ有効成分を到達させます。
通常は貼った部分に作用しますが、全身作用を目的とした経皮吸収型製剤も利用されます。

内服してしまうと効果が出ない成分

ここで、内服薬として飲み込んでしまうと効果が出ない成分があります。

その成分の1つがニトログリセリンになります。

どのように作用するのか、詳しくは下の書籍よりご覧くださいませ。

最後に

今回の記事ではすべて紹介したわけではないですが、外用薬だけでも幅広いことがわかって面白いもんです。

#14で紹介した内服薬との違いを知ってクスリのことを学んでみると意外な気づきが見つかるかもしれませんよ。

次回のお知らせ

次回はステロイド剤と剤型について紹介していきます。
剤型だけでも意外と違うことを実感できますよ。

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最後までお読みいただきありがとうございます。

もっと詳しく知りたい方はこちらの本を参考にしてみてください。

トコトンやさしい薬の本 (B&Tブックス―今日からモノ知りシリーズ)

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<きむっちの自己紹介の記事はこちら>


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