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素人がラクロスの解説付き生配信をしてみた

はじめに

こんにちは。きむてつ@kimte2です。
簡単に自己紹介をすると、2005-2008年まで青山学院大学でラクロス部に所属し、その後社会人でも数年続けてから、縁があって学習院大学ラクロス部男子のOB会に所属し、ラクロス部の活動を陰ながらサポートしています。

今回、本noteを公開しようと考えたのは、「コロナ禍において、無観客試合がプロスポーツでも続き、アマチュアスポーツでは更に厳しい環境に置かれる中、何か自分自身の知恵や能力をラクロス引いては、スポーツ界に還元できないか」という点からです。

ぜひ、これから生配信を検討しているチームは参考にして、利用して頂きたいです。
ただし、本noteには生配信までに至る流れや技術・方法、利用したサービス、交渉した事など具体的な内容が出てきますが、実際に「配信できること」を保証するものではありませんので、ご了承ください。
また、「背景とかいいから何やってどうなったかを直ぐ知りたい!」って方は目次より「準備(モノ編)」を選択し、閲覧してください。
また記事はサポート設定しておりますが、配信に関しての記事は全て無料で閲覧できます。

まずは、実際に配信したYoutubeの動画を少しご覧になった上で、読み進めてみてください。

背景

COVID-19が3月から世界で蔓延する中、学校活動や部活動が制限されていきました。当然学習院大学ラクロス部も例にもれず、活動自粛が続きました。また、2020年度の学生ラクロスリーグ戦も開催されるかどうかが危ぶまれていました。
しかし、8月頭に、「リーグ戦を特別大会として実施します」というラクロス協会及び、関東学生連盟からの発表があり、学生陣は急ピッチで活動を進めていきました。その中で、「無観客試合で実施する」という一文が私の目に止まりました。
プロリーグも無観客試合で一部実施していく中(7月10日からは一部緩和された)アマチュアの試合でも観客が導入できないという事は、誰に知られない、見られない、見ることができないという所でとても残念ですし、何よりも大学4年生の親御さん達が「4年間の活動の集大成である彼らの活動を現場で見ることができない/応援することができない」ことはものすごくマイナスですし、悲しい出来事です。
それを解決する事は出来ないだろうか?という観点から、本プロジェクトを、学習院大学ラクロス部OB会男子役員会の承認を経て、立ち上げました。

準備~ビジョン編~

「配信するぜ!」となったときに、「どんな風に配信したら、視聴者が見やすく、楽しめるか」という観点から、一枚の絵を用意しました。

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このスクリーンショットは、役員会の承認を得る際に「こんな配信をします」というビジョンを示すために利用したものです。「ただ試合を流すだけ」であれば、スマートフォンが普及した中、誰でも出来ます。
その中で、もう一歩進んだ方法を検討できないかと考えました。

その中で必要な要素は3つあると考えました。

・得点や時間、スターティングメンバー等の情報表示
・解説実況の準備
・誰でも見れるプラットフォームでの配信

得点の表示はスポーツの試合において、途中から閲覧した人のために絶対に必要ですし、解説は『ラクロスというマイナースポーツのルールを知らない親御さん達に楽しんで見てもらう』という観点から、手間が多少かかったとしても絶対にあった方が良いと私は考えました。

当初はもっと気軽に「スマートフォンのモバイル配信で良いかも…」とも考えていたのですが、Youtubeでモバイルによる配信を行う為には「チャンネル登録者数が1000人以上(*注:2020年9月時点)」なくてはならず、このハードルを短期間で達成する事は難しいと判断し、モバイルでの配信を諦めました。Youtube以外のプラットフォームでの配信も検討しましたが、Twitchや、Instagramでの配信は親御さん達がアクセス出来ない可能性(検索しても出てこないや、知らない可能性が高い)事を考え、「Youtubeでやろう」と腹を括りました。

「どうせ配信するならリッチに倒したほうが良いな!」という方向に思考が寄っていき、色々と調べた結果「モノ編」で紹介する構成を取る事で、「当初に示したビジョンが果たせそうだ」と思い、機材を揃え、配信日に向けてテストを行いました。

「時間も表示して欲しい」という要望がありましたが、実際にタイムキーパーの時間が手元で確認できる状況にならない可能性があるため、あくまで「参考タイム」として表示する事にとどめました。また、残り3分を目安にして非表示にし、実際の試合との整合性を取ることにしました(注:これは私が学生時代に所属していた学生連盟広報委員会で実施していた集客試合での慣習でした。)

準備~モノ編~

今回準備したモノによるセットアップは下記図になります。

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実際に利用したツールは下記となります(レンタルサイトへのリンクも記載しています)

カメラ:SONY PXW-Z150
三脚:スタッフ私物持ち出し(メーカー等不明。全長1.3mほど)
PC:Surfacebook2
キャプチャーボード:HD60S
OBS(Open Broadcaster Software)ツール:OBS studio
得点表示:stremcontrol
時間表示:count down timer "Snaz"
上り無制限ルーター(レンタル)
SoftBank回線 モバイルルータ
配信用モバイルルーター
実況者インカメラ:PC内蔵
マイクマイク コンデンサーマイク PC用マイク マイクセット
照明Uthlusty 10インチ自撮りリングライト
コードリール(延長コード):ハタヤ (HATAYA) コードリール 防雨サンデーレインボーリール
HDMIケーブル:10m程度のものを用意
コンテンツ類の表示:マイクロソフトエクセル 及び、パワーポイント
養生テープ
AC出力のあるモバイルバッテリー:Anker PowerHouse

これだけみると、尻込みしてしまうかもしれませんが、Youtube等の「ゲーム実況」等では一般的な構成のようです。この中で初めて見る方も多いであろう単語や、調達が難しそうな機材を拾っていきたいと思います。

カメラ:
業務用カメラをレンタルして使用しました。実際に使用してみると、ハンディカムとは比較して、画質やズーム、ボールのブレ等が断然違い、感動しました。部で利用しているハンディカムで放映した場合は非常に辛い画になっていたかもしれません。本当にレンタルしてよかったと思っています。
二泊三日程度ですと、コストも大きくかからないため、是非レンタルをオススメします。

PC
今回利用したPCは「SurefaceBook2」です。
2年前に販売されたPCですが、スペックとしては中途半端なラップトップPCよりも性能が高く、グラフィックボードもついていることから、今回の配信はいけるかも、、、と思いテストを行いました。
結果、かなりギリギリのラインで合格となりました。

SurfaceBook2のスペックは下記となります。
https://www.microsoft.com/ja-jp/surface/devices/surface-book-2/tech-specs

 正直な事を伝えると、これ以下のスペックで配信を行うことは試していませんが、極めて難しいのでは、、、と思っています。ただ「キャプチャーボードからの動画を垂れ流す」はあまり難しくないですが、幾つか細工を加えるとかなり厳しい事が想定されます。
ノートPCではなく、デスクトップPCを持ち出せば色々なやり方があると思いますが、保有されているスペックに見合った配信をテストしながら定め、実施して頂いた方が良さそうです。

ちなみに、「バッテリー」の設定から「電源モード、最も高いパフォーマンス」を選択しないと、PCの性能が100%発揮出来ませんので、ご注意ください。

キャプチャーボード
キャプチャーボードは「外部デバイスで撮影した映像をPCに投影する外部機器」です。どういう事かというと、PCは通常、「外部のモニタ等へ出力する機能」はありますが、「PCのモニタに外部の映像を映す(入力する)機能」は備えてません。これをPC上で表示する事ができるものがこのキャプチャーボードとなります。機材の中では2-3万と値が張るものですが、私はたまたまこのキャプチャーボードを持っていました。そのため、カメラさえあれば、いつでも配信ができる環境が整っていました。
その中で今回利用したのは「HD60S」というキャプチャーボードでした。
付属の専用ソフトをインストールすれば、すぐにHD60Sにインプットした映像データが表示され、利用まで非常に簡単でした。

また、キャプチャーボードもレンタルが可能ですので、高価だけれども…という方は是非こちらご利用ください。

OBS(Open Broadcaster Software)ツール
OBSツールは、画面上でキャプチャされた映像を、Youtube等へ配信するソフトウェアの事です。ゲーム実況者が利用していて、説明等が一番簡便だった、「OBS studio」というツールをインストールして利用しました。このOBS studioは基本的に無料となります。
OBS studioは様々な画面をレイヤー構造で組み合わせる事ができました。
・試合の画面
・解説の画面
・スコア表示
・時間表示
・メンバー表示
・コンテンツ表示
これらをパワーポイントの画面の様に組み合わせる事によって、実際の配信画面を作成しました。
具体的にどのように組み合わせたかは、PCの環境に依存するため、ここでは詳細に触れませんが、OBS studioでググると様々な記事や、やり方が出てきますので、テストをしてみてください。

上り無制限ルーター
外での配信となると、WiFiが飛んでいません。また、一般的なSIMですと、放送時に配信容量を超えてしまう可能性があるかもしれません。そのため、上り無制限ルーターを用意する必要がありました。
ただ、一時的な利用である事を踏まえ、2泊3日のレンタルとし、試合日前日にスタッフ自宅へと届くようにしました。
また1回線ですと、何かトラブルがあった時に代替が利かない事から、2回線用意し、当日の配信に望みました。
今回は試合会場が東京都内にあるアミノバイタルフィールドでの配信のため、電波が問題なく飛んでいましたが、郊外にでると、電波が飛んでいないかもしれません。事前に電波が飛んでいるかどうかはチェックしないと、当日バタバタするでしょう。
上り回線は15Mbps程度の速度が出ており、特に問題なく配信が出来たと思っています。

照明:
意外と見逃しがちですが、「照明」はとても大事です。昼過ぎ(15時~)から夕方にかけての配信でしたので、暗くなってしまうと、解説者の顔が全く見えなくなってしまいます。今回はYoutuberが利用しているリングライトが半額セールで販売していましたので、まずはこれを利用する事にしました。
*反省編にも述べていますが、このリングライトですと光量はたりていなかったようです。

準備~ヒト編~

準備を整えていく中で、準備や確認、実施に行っての人員が必要である事が少しずつ見えてきました。

準備:
・機材リハーサル人員(カメラのテスト)
・JLA及び学生連盟への確認、連絡の人員
・機材調達及び見積もり
・コンテンツ制作
・現場の機材設営構想

配信日当日:
・実況×2名
・機材整備×1名
・カメラ撮影×2名
・アシスタント×複数名(機材の設営スタッフ)

準備に関して、私が社会人であることを踏まえ、学生側に依頼を行い、配信チームを即席で作って頂く事になりました。これによって、事務処理が一気に減ったため、どのように配信を行うかに知恵を割くことが出来たのは非常に助かりました。

配信当日は、実況及び解説を下記の様な役割へ変更し、JLAの配信ガイドラインに則り二人で画面に収まるようにし、実施を行いました。

きむてつ → 実況、解説、機材整備
アナライジングスタッフ → 実況
審判資格取得マネージャー → ルール解説

アナライジングスタッフは、元々高校時代にアナウンス部に所属していた事もあって、手慣れた実況をして頂き、非常に助かりました。
私と審判資格取得マネージャーは、こういった生放送やアナウンスの経験が無い状態のぶっつけ本番でしたので、少し緊張していましたが、彼女のお陰でクオリティがグンと上がりました。

準備カネ編

今回配信するにあたって、かかった道具の費用は下記となります。
*私物持ち出し代も一旦表示します。

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これらを個人で負担する事は、「出来なくはないが、リターンに見合うのかどうか」を判断する必要がありました。
そこで、下記の様に資金を得る方法を考えました。

①OB陣に対して、スポンサー(広告費の対価)として出資を募る
②OB及び保護者、視聴者に対して投げ銭を得る


当初①のスポンサーとして出資を募る方法を検討しましたが、スポンサーとしての露出量が低い事に対して、リターンが見合わないことと、費用分スポンサーが集まる事に不安を感じ、②の方向に切り替える事に変更をしました。

投げ銭を行うに当たって、Youtubeのスーパチャット(投げ銭機能)を検討しましたが、広告設定が出来なかった為、BASEのショップ機能を利用し、それを投げ銭として利用する事にしました。
BASEでのショップ開設は非常に簡単ですので、試してみてください。
BASE
https://thebase.in/

ただ、BASEで投げ銭行為を実施しようとしたところ、問題が発生しました。BASEでは「募金/寄付行為」と言った「役務を提供しない行為の販売」及び「追跡が出来ない商品」をNGとしていたのです。ストアが前日にクローズされてしまったので、非常に焦りましたが、ルールに乗っ取り、「役務を提
供」し、「追跡が出来る商品」の発送を行うように変更しました。

役務:コメント権(配信中に紹介や、PR等をさせて頂く行為)
追跡商品:お礼状の送付

これによりBASEから指摘された問題行為をクリアにし、金銭的支援を頂く事が可能な状態になりました。

配信中も、コメント権の販売を告知させて頂き、持ち出しを除いた金銭的負担はほぼペイ出来る状態になりました。

準備~配信テスト編~

配信テストは2段階のステップを踏みました。

1)自宅での配信テスト
2)練習試合での屋外配信テスト


1)自宅での屋内配信テスト
実際にキャプチャボードと、カメラを接続し、Youtubeで配信した経験がなかったため、まず自宅で配信を行いました。
カメラ+ワイプでYoutubeに載せる事が出来るかをまずテストし、出来ることを確認しました。
この時点で、当初の構想は達成できる確信が持てました。

2)練習試合での屋外配信テスト
9月26日の一週間前に練習試合が駒沢補助球技場で行われる事が予定されていました。
実際にそこでテストを行い、屋外で配信可能かどうかを判断しました。
配信を行ったスクリーンショットは下記となります。
*対戦相手の名称は隠しております

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配信を実施してみて、OB役員や学生に意見を求めた所、幾つか反省点が出てきたため、改良を加える必要がありました。
反省としては下記のような内容です。

・音声が聞き取りづらい
・ワイプが画面下にあると見づらい
・間が持たない(試合中ずっと喋り続ける事が難しい)

特に「間が持たない」に関しては何もしなければ、「ただ配信するだけ」になってしまうため、早急に解決案を練る事になりました。
アイディアとしては、「チームの説明」「メンバーの説明」といったコンテンツを用意する事になりました。

準備~コンテンツ編~

配信一週間前になって、コンテンツが必要と発覚した直後、LINEで学生にコンテンツ案を提案し、詳細を作って欲しい、という依頼を行いました。
その時に提出したアイディアです。

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ここから学生側に詳細なブラッシュアップを行って頂き、最終的に下記のようなパワーポイントにまとまりました。

*一部表示崩れがありますが、ご了承ください。

ルールに関しては、「保護者向けの解説」と「OB向けの解説」が異なってくるので、その点は留意しながら、ルールをまとめてくださいと審判マネージャーに依頼を行いました。
保護者に対してはなるべく平易で一般的な言葉(ex.フラッグダウンは反則、ペナルティの発動の合図、チェックやプッシュ等のプレーはコンタクトプレーであること)で説明を出来るようにし、OBに対してはルールの変更に関してフォーカスして説明出来るようにしました。
*特にオーバーアンドバックは、大きな変更でしたので、しっかりと説明が出来る必要がありました。

また、当日OBメンバーで、パブリックビューイングをしながらzoomで盛り上がるという連絡を受けたので、ハーフタイム中にOB陣へとzoomで接続し、漫談したら面白いかもと考え、実際にそれもコンテンツとして盛り込みました。

準備~注意編~

解説・実況するにあたって、公共の場で見られるという事は幾つか注意をしなければならない事がありました。
事前に解説・実況メンバーに共有した事は下記となります。

・対戦相手のリスペクトを下げるような内容
・身内過ぎる内容
・誹謗中傷
・言い方に個人の主観が強く入ったり、誤解を生むような内容

今回JLA(日本ラクロス協会)から提示されたガイドラインには「公平性を担保せよ」という記載もあり、誰が見ても問題ないような配信として実施をする必要がありました。
これらを共有できていない場合、Youtubeであればコメント欄が荒れるでしょうし、学習院大学としてのリスペクトも下がってしまう可能性があるため、この点は予め共有し、注意しながら解説及び実況を行いました。

結果


ライブ配信がピーク時は300人を超えるなど、様々な人に閲覧頂くことができ、非常によかったです。

放送席の様子

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*手前の黒い丸い円がリングライトになります。リングライトは天井からスマフォフォルダーを使って固定しています。途中雨足が強くなってきたため、PCをリングライトのダンボール(青い箱)で雨から守るようにしました。

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撮影席の様子

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*放送席の真上に、カメラを置くことが出来たので、二重音声等を防ぐことができました。右側に三脚とカメラを配置しています。中央の柱にHDMIケーブルを通し、養生して固定しました。

課題及び反省点

しっかり計画をたてましょう
試合日がきまってから、一ヶ月無い中での初めての生放送だったため、想定されるリスクを洗い出し、実行しました。当日大きなトラブルは有りませんでしたが、生放送は一発勝負のため、失敗が許されません。
会場によって臨機応変さが求められますし、トラブルが積み重なると、放映できない危険もあった為、チェックリストを作り、計画立てて実行する事が本当に大事です。

バッテリーと電源は必ず確保しましょう
前日まで解決しなかったのがこの電源問題でした。
・「電源は利用できるのか」
・「利用できる場合どこから取るのか」
・「利用できなかった場合、どう代替するのか」
これらのパターンで全て解答出来るよう、実施を行いました。
カメラは300分程充電で持つとマシンスペックに書いてあったのですが、3Q中盤にバッテリー切れを起こし、急遽電源とつなぐことにしました。
幸いにもモバイルユースのバッテリーを用意していたので、配信がストップせずに済みましたが、冷や汗が出ました。

養生はしっかりしましょう
見逃しなのがこの養生です。
電源元から電源ケーブルへ、電源ケーブルからPCへ、PCからカメラへ、と全ての機材が1本のケーブルでつながっています。そのため、電源ケーブルを蹴飛ばしたりすると全ての機材が引っ張られてしまい、最悪何もできなくなってしまいます。
そのため、人が通りそうな所にはしっかり養生を行いましょう。

照明は強いものにしましょう
Youtuberが使用する至近距離での照明を利用しましたが、放送を確認後、「光量全然足りてないやん、、、」というのが正直な感想です。
「ないよりマシ」レベルだったので、照明を利用する際はケチらずに良いものを買ったほうが良いです。安いものにして失敗したなNo1がこれでした。

マイクはピンマイク/ヘッドセットを利用しましょう
しっかり声は入っていましたが、やはり周囲の音声を強く拾ってしまっており、クリアな声を届ける事が出来なかったなというのが正直な印象です。
こちらはピンマイクや、ヘッドセット等を使うことによって解消できそうな問題ですので、今後の課題として上げて行きたいと思っています。

時間の反映は難しい
参考時間として時間表示をしていましたが、合わせるのこれやっぱ難しい、、、というのが正直な感想です。もっと使いやすいツールが無いかであったり、代替する手段を検討したほうがいいかな~と想いました。

YouTube配信スケジュールの予約ミス
配信スケジュールを事前に予約していましたが、展開していたURLから配信が出来ず、やっちまったな~案件でした。
これはまだ未解決というか、どこに原因があったかがわからないため、調査し、次回に生かしたいと思っています。(まぁ事前にテストしなかったのが一番の問題ですね)

遅延問題
ライブ配信だと、終了後1分ほど置かないと、配信が切れてしまうようです。動画を見返すと最後の締めの挨拶部分でちょうど動画が切れてしまっていました。遅延とソフトウェアを終了するタイミングに問題があったわけですが、これはすぐに対応出来るので、修正したいですね。

zoomでの中継
zoomでのOB漫談のコンテンツを用意しましたが、音声をzoom側に寄せるため、一瞬解説側の声がミュートになってしまっていました。これは大きな失敗ですので、次回以降実施する際は解決したいところです。

解説
改めて動画を見なおすと自分自身の「えー」「はいー」といったような語句が目立っています。プロではないので、仕方がない部分もありますが、個人的に練習しないと治らない部分だな、、、と思いました。

Youtubeのコメント表示
もうすこし盛り上げるために、Youtubeに投稿されたコメントをリアルタイムで出すといった行為はしても良かったかな、、と思っています。次回に持越しです。

反響と実施後の想い

多方面から数多くの反響を頂きました。OB陣はもとより、遠くは九州からも非常にクオリティが高いというご連絡を頂き、本当に嬉しかったです。

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*zoomで応援するOB陣

学生メンバーの協力もあり、実現できた事は本当によかったです。
タイトルにも記載しましたが、私は地上波等での放送業等に一切携わった事なく、インターネットを通じたライブでの動画配信に関してはほぼ初めての経験でしたが、今まで培ったスキルや、考え方でなんとか形にする事が出来ました。

ライブ配信という失敗が出来ない中、短期間でここまでやることは中々ハードルが高かった、、、と思っています。ご協力頂いたOB保護者の皆様、現役メンバー、本当にありがとうございます。
是非本noteを参考にして頂き、コロナ禍においてラクロスを知ってもらう、見てもらう事に関しても皆さんにチャレンジしていただけたらなぁきたいです。

その他

その他実現するに当たって参考にさせていただいたサイトです。
本当にありがとうございました。

OBSでZoomの画面を配信できるようになりました
【岡安流! ゲーム実況道場】OBSのスコアツールを活用すべし
youtubeとこれを合わせれば収益化は簡単

最後に…

もしコチラのnoteが参考になった、等ありましたら、ご支援頂けると幸いです。このサポートは私個人へのサポートとなりますので、予めご了承ください。皆様の配信が成功することを祈っております。

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