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vol.9 今こそ!「Kindle Unlimited」

皆さんこんにちは。金風舎です。
皆さんは「Kindle Unlimited」をご存知でしょうか?
「Kindle Unlimited」とは、2016年8月に満を持して始まった、月額980円でkindle本が読み放題のサービス。それまで海外で提供されていたサービスがついに日本に上陸したのです。
そして、2017年10月にはAmazonプライム会員に向けてKindle Unlimited 対象本のうち、さらに一部の本だけが無料で読み放題になる「Prime Reading」というサービスも始まりました。
Prime Reading対象本なら数百冊、Kindle Unlimited対象本なら130万冊(2019年現在)が登録されており、それらの方が読み放題となったのです。
(Prime ReadingはKindle Unlimitedのお試し版と位置付けることもできますね。)

なかなかお家から出ることができない状態が続いている現在。
今まで興味はあったけどKindle Unlimitedに手を出せなかったというあなたや、家でやりたいことはもうやり尽くして暇になってしまったというあなた!

今こそ、Kindle Unlimitedを始めてみる時ではないでしょうか!!

ということで!!!
今回も、和田稔 著『《増補改訂版2020》 本好きのためのAmazon Kindle 読書術』に学び、「Kindle Unlimited」のあれこれについて見てまいりましょう!

こんな本が楽しめる「Kindle Unlimited」

「Kindle Unlimited」に登録されている本のうち、大手を中心とした出版社から出されている紙の書籍が電子化された本は、Amazonと出版社の契約が切れると対象から外れてしまいます。したがって、このような本がKindle Unlimited対象本かどうかは変動すると可能性があると考えておく必要があります。
もし気になる本をKindle Unlimitedで読みたい場合は、早めに読んでしまうのが吉です。

では、「Kindle Unlimited」で最も楽しむことができるのはどのような本かと言いますと、ボーンデジタル(出版社を経由した電子書籍)の本やKDP(Kindle Direct Publishing:セルフパブリッシングのこと)の本が中心となります。

また、まだ無名の作家(未来の人気作家かも…!)が持ち寄った本や、一部の人気作家がKPDで出版社を経由せずに出した電子書籍なども読むことができます。
電子書籍と言っても、決して侮ることはできないのです。

これは、まるで現代のコミケ(コミックマーケット:同人誌の即売会)のようでもあります。
こう考えると、月額980円はある種”入場料”と考えることもできるわけです!

Googleと書籍の間の「Kindle Unlimited 」

エンターテインメント系のコンテンツとしてはコミケ的な性質のある「Kindle Unlimited」ですが、実用書などの分野では、ネットなどの検索で得られる情報と書籍との間に位置する、有料コンテンツの検索エンジンという側面もあるのです。

ここで一つ、例としてエンジニアさんのお話をいたしましょう。

エンジニアさんには「Kindle Unlimitd」を利用されている方が多いそう。
インターネットでプログラムコードの書き方を調べる際、ある程度長いプログラムコードだとPCで見るのが大変なこともあるといいます。
そのような時、「Kindle Unlimited」にはテーマごとにまとまったプログラムコードが記されている本があり、手軽に読むことができるのです。

つまりKindleは、ブログなどのインターネット上で閲覧するには大きすぎるが、書籍にするほどではないという情報量のコンテンツを公開する場として最適、というわけなのです。
それらのコンテンツを、個別に料金を支払って読むことには抵抗を感じる場合でも、月額980円という定額でなら気軽に利用することが出来ますね。

元を取りたい「Kindle Unlimited」

とはいえ、毎月必ず「Kindle Unlimited」のの中に読みたい本があるとは限りません。
せっかく始めるのならどうしても元が取りたい!!!というそこのあなた!
そんなあなたには、雑誌をチェックするのがおすすめです。

「Kindle Unlimited」で読める本は主にKPDの本であると先ほどご紹介いたしましたが、それと並んで多いのが実は雑誌なのです。
『Getnavi』、『Tarzan』、『News Week』など、大手の雑誌がいくつも対象に含まれています。これらの中に購読したい雑誌があれば、定額を支払っても元が取れると言えるでしょう。

また、特定の雑誌を読み続ける以外に、複数の雑誌の内容をザッピングして気になった内容のみ摘まみ読みすることもできます!
書籍に比べて時事問題や世の中の流行に敏感な雑誌。世間の「今」の空気感を掴みたい場合には有効な手ですね。

雑誌を基本としながら、+αでKindle Unlimited対象のその他の本を読むというスタンスなら、確実に元が取れること間違いなしです!

「Kindle Unlimited」で気軽に本を探すには?

現在、PC版のAmazonのページからでは、Prime ReadingやKindle Unlimited対象本のみを検索することはできません。
Kindle Unlimited(あるいはPrime Reading)対象本のみを指定して本を探す場合は、スマートフォンのKindleアプリから本を検索する必要があります。

・Android端末の場合

KindleストアからそのままKindle Unlimited対象の本を指定して検索するだけでOK!

・iPhoneの場合

Kindleアプリの中にある「カタログ」を利用します。
▼カタログの出し方
・iPhoneのKindleアプリを立ち上げる。
・画面の右上のアイコンをタップし、「メニュー」を呼び出す。
・「メニュー」の一覧の中の「カタログ」という項目をタップ。

「カタログ」が起動されると本の検索窓が表示されますが、ここでちょっとストップ。
検索窓にキーワードを入力する前に、虫眼鏡マーク🔍の検索ボタンをタップします。
そうすると画面が切り替わり、検索窓の左下に「フィルタ」と表示されます。

あとは、検索窓に探したい本のキーワードを入力して、「フィルタ」で「Kindle Unlimited(またはPrime Reading)」に絞りこむと、読み放題の対象本のみが表示されます。

おわりに

ここまで、和田稔 著『《増補改訂版2020》 本好きのためのAmazon Kindle 読書術』に学び、「Kindle Unlimited」で楽しめる本について、検索エンジンとしての「Kindle Unlimited」について、「Kindle Unlimited」で元を取るコツについて、そして、「Kindle Unlimited」で簡単に本を探す方法について見てまいりました。「Kindle Unlimited」で、運命の1冊との思いがけない出会いがありますように!

『増補改訂版2020 本好きのためのAmazon Kindle読書術』では、今回ご紹介した他にも、Kindle読書に関する様々なお役立ち情報を掲載しております。
Kindle読書のお供にぜひ!

ちなみに、『増補改訂版2020 本好きのためのAmazon Kindle読書術』は「Kindle Unlimited」でもお読みいただけます!
「Kindle Unlimited」を始められた際は、ぜひ本書も検索してみてくださいね♪



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