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官僚から戦略コンサルというキャリア事例

YCPではどんなバックグラウンドの皆さんが働いてるのか?とよく候補者の方からも質問を頂戴しますので、今回は経産省という全くの未経験領域から現在パートナーに昇格しました西村にインタビューしてみました。


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西村 達一朗 / 2015年中途入社

JapanOffice Partner

東京大学経済学部卒業後、経済産業省に入省。石油・天然ガスの権益確保のための資源外交・交渉、制度設計などに従事。経産省在職時にシカゴ大学へMBA留学。2015年にYCP Holdingsに参画。現在は、日本オフィスのシニア・ディレクターとして、コンサルティング事業のみならず、自社の教育事業の運営や新規事業の立ち上げに携わっている。

-現在している仕事を具体的に教えてください

自社事業では、幼児英語教育を提供しているSOMOS English Academyの国内事業の運営と海外展開や、高校生を対象とした新規教育事業に携わってきました。どの地域・国で事業を展開するか、それぞれでどういうコンテンツを提供するか(新たに自社で作るか、第三者と提携するか)を各オフィスのメンバーと日々議論しながら進めてきました。

コンサルティング事業では、グローバルに事業を展開している大手製造業者の国内販売網の再編戦略の立案と実行、販売店の営業改善・業績アップに向けた業務改善、ベンチャーITサービス会社の海外展開を支援させていただいています。クライアントがベンチャー企業からグローバル大企業までいて、案件内容としても戦略立案、ファイナンス、マーケティング、営業・オペレーション改善、現場の実行支援などと多岐にわたるところがYCPのコンサルティング事業の特徴の一つであり、楽しいところだと感じています。

-YCPを選んだ理由は何ですか?

コンサルティング事業と自社事業の両方を同時に経験できる職場は、「ありそうでない」という中、それを実現している数少ない会社の一つがYCPだと感じたのが入社を決めた一番大きい理由です。

とは言え、これは多くの社員が言うことなので違う理由を一つあげるとすれば、コンサルティング事業でも自社事業でも、本当にグローバルチームが連携しているところです。

ただ海外にオフィスがあってそれぞれが地域内で事業を行っているのではなく、リージョンを跨いで日々一緒に仕事をしています。

実際、日本オフィスで仕事をしていると、毎週、他の地域のメンバーが出張で来て仕事をしていますし、プロジェクトで一緒に仕事をしているメンバーが別の案件で海外メンバーと突然隣で電話会議を始めたり、海外出張に行ってきますと言うのは日常茶飯事です。そういう環境に個人的には非常にわくわくしています。

もともと私は、海外経験が長いことがあり、それを自分の強みだと感じていたため存分に生かせる今の環境に満足しています。

‐今後どうしていきたいですか?

もともと経産省に入省したのは、日本をよくしたいと思ったからです。当然、経産省もそれができる環境ですが、自分は官からではなく民からそれを実現していきたいと感じています。

今は、コンサルティングによってお客様の事業を通して、もしくは自社事業を通して、それを実現しようと必死に取り組んでいます。思い切った転職で、最初はかなり苦労しましたが、素晴らしい仲間やクライアントに支えられながら、少しずつではあるものの、世の中へ貢献できていることを感じています。自分が成長しながら、世の中に貢献できる、これが想像以上に楽しいです。

引き続き、これに全力で取り組みながら、いずれはどういう形かわかりませんが、一つの事業にどっぷりつかって、これまでの経験を活かして世の中にインパクトを与えたいと思っています。

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もともと官僚を志す方は「日本を良くしたい」という強い信念もお持ちの方が多く、YCPがヤマトキャピタルだった時代の「ニッポンが胸を張れるニッポンへ」というスローガンが根底にあるので非常にカルチャーがマッチしやすいと思っています。
私も複数の候補者の方と面接させて頂きましたが、根底にある信念は非常に近いものがあるなぁと感じております。

やはりどんなところでもきちんと考えてキャリアを歩み、高い志と信念がある方は活躍します。面接でも意外にウェットにこういった部分を見ています。