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マッチングアプリで上手くいかない女のタイプ(前編)

以前のノートにマッチングアプリでうまくいかない男性のタイプを書かせていただきました。

そして婚活が終わった今だからこそ、女性に対しても客観的にみることができるのではないかと考えました。
活動中から口には出しませんでしたが「この女性は苦労するだろうなぁ」と思う人とも何度か顔を合わせて来ました。
そういった女性の特徴を紹介したいと思います。

女性に対して厳しい意見もありますのでご了承ください。


減点法の女性

女性向けの婚活記事に頻出する単語に「減点法」「加点法」というものがあります。
会った男性を「マイナスを見つけて減点していって最終評価する」か「良い部分を見つけて積み重ねていき最終評価する」かの違いです。
一般的に加点法のほうが良しとされますし、私も加点法のほうが絶対にうまくいくとい信じています。

つまり減点法にこだわる女性はうまくいきません。

減点法がどんなものかというと、例えば初めて会ってからご飯を食べるまで
遅刻をしないか、挨拶の仕方、声の大きさ、清潔感、店へのスマートな誘導、歩き方、席への案内、店員への物腰、食事の作法やマナー、注文したメニュー内容……
たくさんの要素を見て点数を減らしていきます。これ以外にも外見や会話の内容、趣味嗜好、雰囲気と挙げればきりがないほどのチェック項目があります。
相手の男性はこれを大きな減点なく無難に乗り越えていかなくてはいきません。

ここまで極端な人は少ないでしょうが、わずかな欠点で全て「ナシ」に振り分けてしまうのはもったいない話です。
ここにA男さんという人がいたとします。

A男さん
顔   フツメン ○
年収  人並み  ○ 
学歴  人並み以上◎
会話  楽しい  ◎
マナー 問題なし ○
気遣い 紳士的  ◎
頭髪  普通   ○
体系  やや肥満 ××
身長  低い   ××××

減点法の結論 A男さんは「ナシ」

悲しすぎますが、婚活ではよくある話です。
しかしながら身長など本人の努力ではどうにもならない部分で減点されて終わりにするのはあまりにも惜しいです。
こういった話の常ですが、後になって「今思えばA男にしておけばよかった、身長が低くて小太りだったけど、それ以外はすごくいい人だったし、気遣いも出来ていたのに……」と後悔することになります。

婚活ではこれといった欠点のない男性に人気が集まります。
全てが平均以上のいわゆる「普通の男」です。

ですが普通の男なんて世の中には存在しないと思って下さい。世間の女性がいう「普通の男(年収600万以上、大卒、身長170cm以上……)」というのものの存在確率を計算してみたところ、すべてを満たすのは1万人に1人もいませんでした。
そのレベルの人はそもそも婚活市場に出てくることはないので、考えるだけ無駄というわけです。
減点法にこだわる女性は、見つかるはずのない青い鳥を探し続けるようなものです。


アドバイスとしては
・どうしても譲れないところ以外のマイナスには目をつぶろう
・全てが普通以上の男なんていないし、居たとしてもあなたは出会えない
・相手の良いところ楽しいところを探していける関係の方が絶対に長続きする


写真の修正がきつすぎる人

マッチングアプリを開くと美人が並んでいます。
みなさん30代40代とは思えないような若々しいお肌をされていて、目もぱっちり!シワなんて1本もありません。
光の速さでいいね!送っちゃいますううう!!!!

……ところが会ってみると「ん?この人だれ?」みたいな人がたまにいます。
修正に修正を重ねた結果原型を留めていないんですよ。

最近の美顔アプリは高性能ですから無理なくすごくいい感じの写真が撮れちゃいます。
でもそれは本当のあなたなんでしょうか?
修正が行き過ぎると、顔目的でマッチングした男性は「時間の無駄だった!」「騙された!」と思ってしまうでしょう。おそらく口には出しませんが。

ほどほどに修正するのはみんなやってますし、もはや一種の暗黙の了解みたいなものがありますけど、やりすぎると実際に会ったときの男性はテンションだだ下がり。
期待がデカければデカイほどその落差を埋めるのが大変になってしまいます。
修正しすぎた写真を使うと出会える確率はアップしますが、いざ会ったときに最初から大きなマイナスを背負って会話を始めなくてはいけません。
男性は「盛りすぎだろ!」と思っても口に出して指摘しませんが、二度と会うことははありません。一回会ってハイ終わりという悲劇が量産されます。
修正しすぎた写真を使った結果、実物との落差が埋めようのないレベルになってしまい、うまくいくものもうまく行かなくなってしまいます。


逆に私はアプリで「写真よりも実物のほうが美人だった」というケースに3回ほど遭遇しましたけど、そのときはドチャクソテンションが上りましたね。
会話もめっちゃ弾みましたね。みんな駄目でしたけど。
美顔アプリに頼り過ぎな女性は、あえて修正せずにナチュラルかつ綺麗に撮れていない写真を使ってみたらいかがでしょうか。


まとめ


男性版と同じく2項目だけで結構な量になってしまったので、残りは次回にしようと思います。

今回紹介した減点法と過度の写真修正ですが、最初からそうではなかった女性も多いと考えています。
なぜそうなってしまったのかというと、アプリの構造問題が原因かもしれないのです。

私が活動中、奇跡的にマッチングした人気女性(もちろん美人)に会った時に話を聞いたことがあるのですが、活動開始直後は男性からいいね!をもらうたびにその人かどんな人であるか自己紹介やプロフィールの項目を一つ一つチェックしていたそうです。
しかし人気会員ですから、夜寝て朝スマホをチェックすると15人からいいね!仕事が終わってスマホをチェックすると20人からいいね!ご飯を食べてお風呂に行ってスマホをみると10人からいいね!……とうんざりするほどのいいね!が届いたそうです。そのため一人ひとりにかける時間を大幅に削るために顔、年齢、年収、住んでいる場所……と条件を絞っていったそうです。一つでも欠けていたらその瞬間「ナシ」。
月間何百人という男性からのいいね!を処理するためには仕方のない方法なのかもしれませんが、これが悪い方向に行ってしまうと行き過ぎた減点法に縛られて活動が上手く行かない可能性があります。(※)

写真の修正については、逆のパターンが考えられます。
最初はナチュラルか修正の少ない写真を使っていたのだけど、思ったよりいい男に出会えない、最初はたくさん来たいいね!も最近は減ってきている。何か変えなくちゃ、そうだ写真をイジってちょっといい感じにしてみよう。
それから徐々に修正を強くしていって、気がついたら取り返しがつかないところまできてしまった。


恋愛や結婚は数学のテストの得点や100m走のタイムのように数値化出来ません。
しかしマッチングアプリでは1箇所数値化されているものがあります。
それが異性から届くいいね!の数です。直近30日間でその人にどれほどのいいね!が届いたか利用者ならひと目で分かる残酷な数値です。
男性ほどではありませんが、女性にもいいね!数の格差はあります。
若い美人には呆れるほどいいね!が届きますし、そうでない人にはそれなりの数しか届きません。

男女ともに大事なのことですが、自分の婚活市場での立ち位置やポジションを把握して動くことにしましょう。
アプリでも、相談所でも、何ヶ月か活動してみれば自分がどのへんならば勝負できそうかという目安みたいなものを知ることができるはずです。
その範囲から大きく外れたところを探し続けても福音は聞こえてこないでしょう。


※もちろん1回会っただけでフラれました😭
 ちなみにこの人はそれから1年以上ずっとマッチングアプリで活動しているようでした。素敵な男性に出会えたかどうかは不明です。