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辛いときこそ婚活しよう

タイトルがなんか新興宗教の標語みたいな感じになってしまいましたが、
実はこれ婚活の真理なのです。


マッチングアプリや相談所で気になっていた異性とめでたくマッチング(お見合い決定)、会ってみると写真通りの素敵な人で会話も盛り上がる。
解散の前には「また会いましょうね」と優しい言葉もかけてもらって、有頂天。
次のデートコースや気になるお店を検索して家に帰り今日のお礼を送信して就寝。
翌朝返信を確認しようとすると、まさかのブロック(お断りの連絡)……

婚活あるあるです。


自分としては理想のルックスの人に会えて盛り上がって楽しいデート、絶対に次に繋がる素晴らしい出会い、ですがその相手からの答えは完全拒絶。

とても凹みます。
なんでなんで?とクエッションマークが頭の中をぐるぐるまわります。
何が悪かったのか思い当たることはありません。

あれだけ楽しかったのに!
あれだけ笑ってくれたのに!
また会おうって言ってくれたのに!
何が駄目だったの!?

ですが答えは永遠にわかりません。
婚活は解答ページをめくればバッチリ答えが載っている問題集ではないのです。
実は何かしらの理由があってブロックされたのでしょうか、それを教えてくれるほど親切な人はまず居ません。

謎解きパートが切り取られた推理小説を読んだような気分で、モヤモヤとストレスが溜まっていきます。
彼(彼女)に会うまでのメッセージにかけた時間や、当日の準備が全て無駄になってしまったように感じて、自分自身も無価値に思えて落ち込みます。
「もう婚活なんてするもんか」とアプリも開かなくなり、相談所での活動もしなくなりました。


でも待って下さい、ここで落ち込んでなにか得があるんでしょうか?
辛いのはわかります。
私も落ち込みたくなる体験は何度もあります。ですが反省はともかく落ち込んで良かったことなんてただの一度もありませんでした。
私が婚活中最も辛かった体験は、マッチングアプリで出来た彼女に同棲の約束をしていたにもかかわらず振られたことです。ショックで1週間ほど寝込んだことがありましたが(夏休みと重なったのが不幸中の幸い)、それでも寝込んだその日から布団の中でマッチングアプリを再開させていました。
そしてアプリだけではなく、結婚相談所への登録もスマホで進めていきました。

打ちのめされたときこそ、少しでも良いので動くことが大切です。
特に結婚適齢期になると男も女も1年、いや1日ごとに婚活市場での価値は落ちていきます。
35歳の男女が失恋やショックで落ち込み婚活から離れ、1年後にリフレッシュして戻ってきたら36歳です。心の傷はふさがったかもしれませんけど年齢的にはアラフォーに分類されて婚活での価値は大きく落ち込みます。

寝込みながらも活動を再開したことで私は現在の妻に巡り会うことが出来ました。
この時ショックで2週間アプリを立ち上げていなかったならば、妻と一生会うこともなく終わっていたはずです。
落ち込んでいても縁や出会いが転がり込んでくることはありません。
幼稚園や小学校の時のように、泣いていても先生や両親などの大人は助けてくれません。
婚活をしている以上もう立派な大人です。

辛いときこそ、それを忘れるくらい積極的に動いていきましょう!
動けば何かが変わります!
(うーん、締めも新興宗教っぽくなってしまった……でもやっぱり真理なんです。)