命を削って演奏している
そう言われた。
昨日の鶴岡市、知憩軒での彫刻家、嶋尾和夫さんの個展。
確かにそうかもしれない。でも昨夜は削っても削っても、その先に深い豊かな泉があって、いくらでも満たされる。そんな感覚で弾いた。
来て本当に、よかった。
今年3月からの闇が、たった一晩で帳消しになった。
庄内の昔から伝わる美味しい料理。酒。集まったみんなの、笑顔。想い。
そして、力強く、木の温もりを感じる作品。これも、命を削って生み出されたもの。
朝食はご飯をお代わりした。これも、命を頂いている。
知憩軒の奥の間には素晴らしい曼陀羅織物があり、そこで店主、光さんといろんな話をした。また一つ、帰るところができた。
行ってきます。これから、郡山周りで会津若松へ。
みなさんのサポートは、音楽活動を続けるため、生きていくために、大切に使っていきます。そして私も、誰かの小さな心の支えになれますように。