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『君の庭』ビジュアルイメージ制作レシピ(その2)

【下処理(思索)】

やはりモチーフは日本国旗とコロナウイルスのかたちしかないか。
→円形と赤色? 日本国旗にスパイクをつける? それって外国特派員協会と同じ? 安直? 怒られる?

固定的ではなくて変形や変異するヴィジュアルってどんなだ。
→モアレやシームレスパターンつかえる? 要素と要素が干渉して別の物が生まれる?

脅威とか不気味さとか閉塞感とかどうする?
→増殖・汚染・侵食・支配みたいなのを表象できるか。直喩と暗喩の案配が難しいな。

万世一系をどうする?
→家系図的なもの? 鎖的なもの? そういえば今回のウイルスは一本鎖RNA型だな。塩基取り入れる?

金太郎飴をどうする?
→大量に複製を作れるもの? でも微妙に違いがあるもの? エラーの取り入れ?

これまでと同様の方法での宣伝・広報はできない

・チラシは必要最小限の枚数を印刷。チラシはプライマリではない、セカンダリ。各劇場・地域でそれぞれ必要な枚数・形態で広報ツールを作成したらいいんじゃないか。じゃあヴィジュアルイメージと使用レギュレーションだけ作って、あとは各地の担当者にまかせよう。そこでデザインが変容していってもおもしろいんじゃないか。ある意味感染や伝播なんじゃないか。コピー印刷とかでもいける感じのもの。
・ネット上での訴求力を高めるためにはやっぱヴィジュアルドラッグ的な視覚的に刺激が強いのがいいんじゃないか。青や緑がコーポレートカラーになってるSNSが多いから赤は映えるのではないか。
・SNS以外のメディアも使ってみたらどうだ。noteの可能性はどうだ。動画サイトはどうだ。写真はどうだ。「声」での宣伝はどうだ。
・公演情報だけではなく制作プロセスや試行プロセスとかも届けたらどうだ。

地点のルールブックを作っている
→今回も演出/演技において、新しいルールの創出と発見を繰り返す。ならヴィジュアルイメージにもルール的なものを取り入れるか。普段使わないガイドとか? グリッドとか? 直線とかだとつまんないんで、曲線とかランダムな線とか使えないかなあ。法則とか? 自由なようで自由でない、自由でないようで自由、みたいな感じをどうやったら取り入れられる?

これまでと同様の方法での上演はできない
→これはデザインには反映できないだろうなあ。ただのちのち上演方法・形態が決まってきたら誰かが足してくれるかなあ。

【調理】

上記の下処理(思索)を3日間ぐらいやってのち、3日間ぐらい手を動かしながら考える。あまりカロリーを使わないように気を付ける。

を、2セット。

(その3に続く)

松本久木(デザイナー/2012年より地点のほぼ全てのグラフィックデザインを担当)
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演劇作品『君の庭』(作:松原俊太郎、演出:三浦基)の特設ページです。 【劇場版】9/14-22 ロームシアター京都→9/26-27 穂の国とよはし芸術劇場PLAT→10/1-11 KAAT神奈川芸術劇 【オンライン版】9/14-10/18配信