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人間も蛍、明かりが好き

こんにちは~

今日は「明かり」について書いていきたいと思います。

明かりとは不思議なもので、自然と「光」に引き寄せられる習性があります。

真っ暗な空に、月や星があれば目が向きますし、詩や歌が生まれることもあります。

深海でも、光を囮に使って餌さとなる魚を誘き寄せますよね。

トンネルや地下でも、ろうそく、電球の1本でもあれば、ホッとしたようなに気持ちになります。

「光」というものは、生き物でもなければ、触れるものでもありません。

しかし、何故か愛しく感じてしまうのです。

「光」を見るだけでも、大きなリラックス効果があり、障害者施設などでもスヌーズレンとして取り入れています。

部屋を真っ暗にして、柔らかみのある明かりを見てリラックスする活動です。

人によっても、仄かな明かりがついていないと、眠れない人もいます。

人間も植物のように光合成をする必要があるからなのか、太古のDNAに刻まれた本能なのか。追い求めてしまうのです。

「光」は時に、神様にも幽霊にも捉えられることがあります。

例え科学的に証明された現象だとしても、人はそれを奇跡だと感じるのです。

また、「光」や「明かり」は現象として表されるものばかりではありません。

人の中にも存在するのです。

例えば、その場にいるだけで、ホッする存在。明るい話題を常に発信出来る人。

ジョークやオチャメな一面を持っている人。人を導く、引っ張っていける人。新しいことに挑戦出来る人。

そんな人に、人も惹き付けられる訳ですよね。憧れて自分も一緒にやってみたくなったり、尊敬したり、見習おうと思えたり。

希望も見えてきます。

そんな人に憧れない人がいるのでしょうか?

自分には出来ない。

遠い存在だ。と投げやりになったり、恨んだりすれど、何も思わない人はいないと思います。

「明かり」というものは伝染するものなのです。

1人、暗闇の中。明かりをつければ、みんな真似をして明かりをつけて集い。

集落が出来るのです。

「光」は人の心を指します。

虫や動物が食べて生きていくため、身につけた進化のように、

人は心=光を発展させ、進歩してきました。

ですから、私たちの心に宿る「光」は生きていく上で大切なもの。

それを忘れてはならないのです。

自分には「光」もなければ、「心」もない。

生きている意味がないのと同じです。

微かだけど、生きたいという気持ちがあれば、力は弱くても光ることは可能なのです。

もし、その光が見えないのであれば、自ら壁を作って、光を漏らさないように囲っているだけの話なのです。

どんな小さな光でもいい。

回りの人に自分の明かりを提供出来るように、頑張っていきましょう。

それではまた明日~✨


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