Kimiko Kitamura

今までノリで人生やり過ごしてきました。 よろしくお願いします。

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最近の記事

左手の薬指に指輪をはめたいかどうか。

「あなたは何歳までに結婚したいですか?」 ・30歳まで ・運命の人が現れたらいつでも ・結婚したくない ふと開いたSNSで見かけたアンケートに強烈なビンタを食らった私です。 未婚シングルマザーの31歳。 内縁関係を8年続けて破局。 指輪欲しい、と可愛く言ったら「キモい」とバッサリ一刀両断。 言葉の斬鉄剣で私の心は綺麗に真っ二つ。 つまらないものを斬ってしまった、とか言わせねーからな。ほんとに。 内縁時代は、煩わしい紙の手続きとかいらなくてよかったわ〜!とか思っていたんだ

    • 急に幽霊が視えるようになった話。

      ど田舎出身の私です。 豚汁を「ぶだづる」と呼び、最寄りのコンビニは山を越えて車で10分。 どこがコンビニエンスやねん。 先祖が元地主で農民に呪われてたとかいう、意味不明すぎる実家で私が幽霊が視えるようになった時の話。 ちなみに今は視えないし、そもそもあれらが幽霊だったのかもわからない。 過剰なストレスで一時的に精神に異常をきたしていた、ということも考えられる。 幽霊とかUFOとかの存在は否定しません。 いたら面白いよね。 時は私が10代、思春期に入った頃に遡る。 少し複

      • 唐突に思い出したので実家に伝わる話を書く。

        普段英語がどうとか仕事がどうとか書いて、ちょっとスカした都会感かもしてる私ですが、出身はド田舎。 「豚汁」を地元訛りで言うと「ぶだづる」。 最寄りのコンビニは車で10分。 山越え必須とか全然コンビニエンスじゃない。 自己紹介は「どこどこの誰々の某」。 名前とかじゃなく、どこのエリアの家長の何々、となるのだ。 なので私の場合は「xxの北村の長男の娘」となるわけだ。 そしてこれを言うと大体訊かれる。 「本家?別家?」 この風習?に馴染みがない人はどんな名門なのかと驚かれるこ

        • 私、混乱する

          月日が経って、「You、偉くなっちゃいなよ!」と言われ、マネージャーという役職もいただくようになった頃。 私が勤めていた会社は国内企業の皮を被った、海外企業のような状態だった。(社内環境だけ) 現に後に採用したスタッフから「そこまで英語いらないっていったじゃないですか!」と嘆きが聞こえてきたこともある。 良いところもあるよ? おやつ食べ放題、カフェ完備だし。 声かけた時に外してくれれば、イヤホンつけてても何も言われない。 それくらい社内はゆるかった。 ただし、確かに言語につ

        左手の薬指に指輪をはめたいかどうか。

          私、初めての決算。

          決算期。 企業戦士であれば誰でもこの言葉に恐れ慄くであろう。 私が社会復帰して数ヶ月後にそれはきた。 なんかやたらと経費入力忘れないでねー、とか言われるなぁと思っていた。 この頃になると、第三子の持病も落ち着いてきたこともあり、保育園に預けてフルタイムで仕事をするようになっていた。 データをすべて入力し、支払うものはすべて支払う。 いつもより慌ただしく月が終わった。 そして月明け、月次決算を依頼している税理士からバカスカ連絡がくる。 なんだなんだ!?とメールを読むと、

          私、初めての決算。

          私、OLになる。

          地獄のような言い争いを繰り広げたクリスマス、義母に宥められながら落とし所を見つけ、年が明けた。 ちなみに年越しは義母と義妹と過ごした。 …別れたんだよな?? これは以降5年間、周りからひたすら言われる言葉でもある。 年が明けたら仕事始め。 さぁ!やるぞ!!と社会復帰に少しウキウキしていた。 家族以外の、家の外で繋がりができるというのは、子育てで世間から隔絶されがちな親たちにとってとても重要である。 仕事自体は今までパートのような形で手伝いをしていた内容と変わらないし、

          私、OLになる。

          私、就職するってよ。

          私の英語力がどのように身についたかをお伝えした「義実家がやってくる!ヤァ!ヤァ!ヤァ!」を読まれた方は、もしかしたら気になっているかもしれない。 元パートナーは? 元、とついていることからお察しの通り、既に関係は解消されている状態。 義母と義妹が日本に越してきた年に関係解消に至り、元パートナーは家を出て行った。 そこから5年近く、私は残された義実家家族と不思議な関係を続けていくことになる。 とにかく。 子供3人、私1人。 身内はほとんどおらず、支援を頼める人はいない。

          私、就職するってよ。

          義実家がやってくる!ヤァ!ヤァ!ヤァ!Part4

          義妹一家との生活もだいぶ慣れてきたころ。 ティリーン!と私の神器ことiPhoneが鳴った。 義母からだ。 「日本に行く予定がたったよ!楽しみにしてるね〜」 ついに、きた。 世の奥様の多くが頭を悩ませるらしい同居問題。 とはいえ、私自身はどうだったかというとそこまで不安はなかった。 そもそも第二子・三子のお産の際に数週間一緒に過ごしたこともあるし。 ただ私は自他共に認めるズボラ且つだらしない女だったので、そこだけが心配。 良くも悪くも、私は自分の生活スタイルというものにこ

          義実家がやってくる!ヤァ!ヤァ!ヤァ!Part4

          義実家がやってくる!ヤァ!ヤァ!ヤァ!Part3

          そんなこんなで義妹一家が引っ越してきた。 自分なりに頑張ってメッセージを送ったり、会話をしながら毎日が過ぎていく。 「サンポ、イキタイカ?」 「昼飯ヲ食ウ。来ルカ?」 「買物イクゾ」 私なりに懇切丁寧に送ったはずのメッセージだが、見返すとかなり上から目線。 この頃は文章を書くときは必ずGoogle先生にお世話になっていたはずなんだけどなぁ。 今なら、ちょっとスペルや文法間違えたくらい些末なことよ...と優雅に茶をしばくこともできるが、当時の私は一言一句間違えてはならねぇ

          義実家がやってくる!ヤァ!ヤァ!ヤァ!Part3

          義実家がやってくる!ヤァ!ヤァ!ヤァ!Part2

          2週間後に日本に引っ越すからね! というアメリカに住む義妹から受けたとんでもないカミングアウト。 そこから走り続けていよいよ迎えた日。 節分でした。 じゃあ太巻きとカリフォルニアロールにしよう。 ガチガチの日本食だけじゃ、しんどいかもしれないからね。 カリフォルニアロールとドラゴンロール、普通の太巻きも作って義妹一家をお出迎え。 長旅の疲れもなんのその、一家は笑顔を見せてくれた。 子供たちもお互い従兄弟(従姉妹)に会えて嬉しそう。 案外いい滑り出しじゃん? と思った

          義実家がやってくる!ヤァ!ヤァ!ヤァ!Part2

          義実家がやってくる!ヤァ!ヤァ!ヤァ! Part1

          純日本人&留学や英語圏への旅行なぞもしたことがないまま、英語ペラペラキャラになった私がなんでそうなったのか。 なんでだろ? まず私自身についてお話ししましょう。 北海道に生まれ、高校卒業後に日本語話せるアメリカ人と出会って面白そー!なんて思ってついてったら気がついたら付き合ってて、あれよあれよと子供ができたり、流れ流れて今は関東にいる32歳無職シングルマザー。 そう、人生ノリで生きてきて、現在本厄の苦境真っ只中。 このアメリカ人の元パートナーについてはまぁ、色々あったん

          義実家がやってくる!ヤァ!ヤァ!ヤァ! Part1