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映画「陰陽師0」を観た感想

平安時代では、帝が政治を動かすための政策は占いで決定されていたという時代。
その占いをするのが、陰陽師とよばれる中でもトップに君臨する選ばれし者。
位や立場が重視されたこの時代は、なんだか現代版の白い巨塔のようだった。
陰陽師の中でも地位があり、みなが出世を目指して学んでいく。
世の中を良くしたいとかは二の次で、自分の立場を良くしようとばかりにみな必死。
そのためには手段を選ばずといった感じで。
でも、主人公の安倍晴明は違った。
立場や権力には興味がない。
権力争いの結果、どうなったかは劇場で観てほしい。
身分違いの恋がとても切なかった。
昔の人は権力で何でも決められてしまって大変な人生だったんだなと思った。
映像もとてもきれいで、術の掛け合いも迫力があった。
入場特典の安倍晴明のイラストはなんだか不思議なチカラが秘められてそう。
陰陽師ってすごいな~と、改めて思った。

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