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環境を整える大切さ。療育の申請が通らなかった発達グレーゾーンにいる方に。

前回は、療育の申請に繋がるための別アプローチを書きました。
今回は、療育に行けないなら自宅で療育と同じように子育てしましょ!ってことで、療育で行っている、今すぐできる日々の生活を良くする方法を書きたいと思います。


環境整備という考え方


整理整頓とかではなく、
親や学校の先生など周りの人が、本人の困りごとについて詳しくなり支援してくれる。

本人や周りがどんな要因で、
どんな反応が出るのか、
本人の長所はなにか
どうすれば困らないのかなど。

また、親が育児について詳しくなり対応力をつける。このことで、
本人が困らないように調整することです。
そうすると療育に通うのと同じように成長を促せて、本人の困り感を軽減できていくという考え方です。 

基本は、
出来ないことを怒らない。
出来ること、出来ていることを認めて伸ばす!
出来ないことは工夫する、
もしくはルーティン化(手順を決めて毎回同じ行動を取る)する。
つまり、成功体験を増やす!!

そのためには、
視覚優位や言語優位など特性を知り対応する。
認知、記銘力機能を高める、
言語能力を高める
愛情などスキンシップを取る
自己肯定感を上げる
などの関わりです。

親の力だけでは限界があるので、
学校の先生や地域のコミュニティ、親族。
もしくは市の発達支援センターや相談員、
塾や習い事の先生
友だちなど、
あらゆる協力を得るといいと思います。
手を伸ばせば近くに支えてくれる人はいます!
いつも褒めて貰うといいですよね😉

また、失敗の経験を避けるのもいいと思います。 例えば、傘をよく忘れる場合、
前日に鞄に取り付け、準備する、
当日持ったか確認する、
そもそも目立つ色にする、
チェックボードを使う、
予備を買っておく、
友だちや先生に声をかけてもらうようにお願いしておくなどなど。
失敗して絶望して悲しくなるようなことは避けるといいと思います。

徐々にヒントだけで動けるように関わりを少しずつ減らして自分でできるように持っていく必要はあるかもしれません。
当たり前に習慣化されると大丈夫です。
そこまでできるのにすごく時間がかかるので、
気長にイライラせずに関われるといいですよね。
そう思うと低年齢で関わっていきたいところです😅

この考え方は発達支援センターの担当保健師さんに教わりました。図書館やメディア、知り合いなど色々ありますが、明石市の保健師さんと関わりを持つと専門的に個別に対応してもらえるかもしれません。

個別じゃないので抽象的になってますが、参考になれば幸いです。
もう少し伝えたいことがあるので、
それは次回書きたいと思います。

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