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ゴミは宝だ

私は自分が病気になってから「四季折々の自然を感じ、楽しみながら、地球にやさしい暮らしをしていきたい」と目標にしている。

環境のことを考えた時にどうしても問題のひとつとして上がってくるのが「ゴミ」のことだ。
日々の暮らしからは、処分すべきいろいろなゴミが生まれる。キッチンからでる生ゴミもその一つで処理には思いのほか手がかかる。
単に捨ててしまうだけのものと思いがちな生ゴミを、たい肥などに再生してくれる便利アイテムが「コンポスト」だ。

本当は、このたい肥を作る容器のことを『コンポスター』と呼ぶそうだ。
ゴミなどからできたたい肥が「コンポスト」で、それを作る容器を「コンポスター」と呼ぶのが正解で、日本では「コンポスト」が一般的な呼び方なのでそちらを通称にしたようだ。

さて、コンポストにはいろいろな種類がある。
・地上に置くタイプ
・地面に埋めるタイプ
・バケツタイプ
私の住まいがある市では家庭から出される生ごみの減量・再資源化を進めるために、
生ごみ処理器(キエーロ・コンポスト容器)の斡旋販売を行っており、通常よりも安く買うことができる。


コンポスト「キエーロ」

今回我が家が「コンポスト」として設置したのは、
「キエーロ」という名前のコンポストで、地上に置くタイプ。
「キエーロ」は土中のバクテリアを利用して生ごみを消滅させる容器だ。

ガーデニングや野菜作りをしているわけではないので堆肥はいらない。
でも、庭が広くないので地面へ埋める場所ない。
また、キッチンが2階なので、ゴミを持ってわざわざ1階に降りて、
外に出て捨てに行くことが面倒になりそうな気がした。
生ごみを減らしたい、でも手間はなるべく省きたいと思ってたどり着いたのがこのベランダにおける「キエーロ」だった。

ちなみに「キエーロ」開発者は松本信夫(葉山町在住)さんご夫妻。
15年ほど前にゴミ処理の関心が高まり研究を重ねて製作されたそうだ。

キエーロ本体と黒土、設置料で2万円くらいかかるのだが
斡旋価格の5,000円でできた。
箱本体には丹沢の間伐材が使用されている

可燃ごみの日のゴミ袋が10ℓから5ℓになったので
その様子からみても確実にゴミの減少につながっていることがわかる

ワーキングママとして27年。環境のことが気になりながらも仕事、子育て、家事に追われていっぱいいっぱいの毎日。少し余裕ができた今だからこそ、地球にやさしい暮らしを、少しずつでもやっていきたい。

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