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ひとり旅、どんなもん

一人旅したのは実はもう4か月も前のこと。
書かずにこんなに経ってしまった。

最近はウィルスの影響なんかで
海外に物理的に行きづらい状況が続いていますよね。
旅行好きにとっては大きな大きな楽しみがなくなり、一大事だ。
今日たまたま手帳に書いてあった「2020年やりたいこと」を見返していたら、
「今年は安旅行だけじゃなくて、回数を減らしても1つ1つ大切に旅行したい」と書いてあった。
2020年、前半は動きにくいぶん後半は大切に旅行したいな、
と思いながら
今は粛々とできることをしよう、なんて考えていた3連休最終日…

ちょっと前に、初めて一人で海外に行きました。
自分は旅行初心者なので、あまり目新しい情報はないかもしれませんが
同じように一人で海外に行くことを迷われている方の一助になれたら嬉しいです。

ひとり旅したきっかけ

旅行は2019年の11月。
社会人2年目、23歳のおわり。
年1の長期休暇をとって行きました。
きっかけというと、別にひとり旅をあえてしたかったわけではないです。
同じ場所に行きたい同士で、休みを合わせるということが
今年はとうとう難しいかな…となってきたときに
じゃあひとりで行ってみるか、と決めました。
私は旅慣れているわけでもなく、
大学の卒業旅行以降「もっとここも見てみたい」と
旅行にハマっていった勢です。
性格もどちらかといえば慎重派なので
正直ひとりで初めての土地を歩く勇気もありませんでした。
ただ「ひとりで決行 > 行きたいところへの旅行断念」となっただけ。

行った場所

一番行ってみたかったのはベルギー。
ヨーロッパの街並みが好きなのですが、
その中でもどメジャーすぎではないところや
何よりムール貝。ムール貝が目当てでした。
ほかにもワッフル、チョコレート、美味しい思いができることは確定なので
ベルギーに夢を膨らませておりました。

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で、どうせなら電車で国境を超えてみたいと、
隣国であるドイツ・オランダで挟むスケジュールに。
陸路で国を超える計画自体にワクワクが止まりませんでした。
島国に生まれた人あるあるだったり…しませんでしょうか。

色々と都市を調べた結果、
フランクフルト(1泊)→ケルン(1泊)
→ブリュッセル(1泊)→ゲント(半日)→ブルージュ(2泊)
→アントワープ(半日)→アムステルダム(2泊)

というスケジュールに決定。
1泊のみの宿泊が並び、なかなか動き回るな自分!
とツッコミをいれたくなるも
「でも全部見たいんだもん!!」ということで。

旅行のおカネ

旅行はプランニング~旅行中~お土産を味わう瞬間まで
すべて楽しんでしまいたいタイプなので
個人手配旅行にしました。
飛行機・ホテル・長距離移動の列車をネットで予約して、
細かい国内の移動などは現地で考えることに。

事前予約系は20万前後くらいです。

■航空券
139,490円
(フィンエアーで予約。往路はJAL運航の直行便、復路はヘルシンキ乗継)
■ホテル
56,171円
(7泊の合計)
■鉄道
9,155円
(3回分の予約)
■Wifiレンタル(未だにSIMフリーじゃないんです。。)
5,391円

特に節約に重きを置いておらず、時間・お金・快適さなどの最適解がこれだったという感じです。
例えば航空券は私にしては結構な奮発路線でした。
今回は一人なので長い乗継をおしゃべりで乗り越えられないなーとか、
現地到着が夜遅くなるのは避けた方がいいなーとか、
ここの機内食おいしそう!マリメッコのコップ配られてみたい!とか
そんな理由で決めています。

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ホテルは周辺の治安が第一。
慣れない土地に一人ということもあり、Booking.comの口コミなどで確認。
大きい荷物を持った状態はスリの多いところだと無防備だな…
と思っていたので、
治安の悪いとされるエリアは避けて、
その上で駅から遠すぎず細い道をあまり歩かないで済むことを条件にしました。
具体的にはフランクフルト中央駅周辺じゃなくて
少しだけ離れたハウプトヴァッフェといわれるエリアに宿泊してみたり。

ひとり旅、どんなもん?

だれかとの旅行との大きな違いは、
その場の思い付きベースでなんでも決めていくスタイルが通ること。
食事にしたって、なんかお腹減ったな~くらいのノリでいいし
街歩きにしても、トラムの窓から見て気になった駅にテキトーに降りてお散歩したっていいんです。
現地の時差に体がなかなか適応しないなら、
毎日朝4時起き~夜は9時には寝る生活をしたっていいし
写真撮るために夕日が落ちるまで1時間寒いところで待機してもいい。
”外せない名所”を外してただ行き交う人々の様子を眺めるだけの日があってもいい。
こういう自由はなかなか人との旅行だと得られないのかな、と思います。

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あと、飲食店に一人で入るとたまに相席になったり
フレンドリーな近くのお客さんが話しかけてくれたり、があります。
だれかとの旅行だとしないような会話が生まれるのは
一番の醍醐味だったかもしれません。
素敵だなと思ったのが、店員さんもお客さんも必ず
「お食事楽しんでね」と言ってくれること。
日本の「(命を)いただきます」と同じで
当たり前の挨拶みたいなものかもしれないけど、
日本にはない心遣いの仕方だなって思います。

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逆に一人で旅行したから思う人との旅行の良さは
相手がいることで行動の幅が広がったり
帰国後にも思い出話ができたり
日常から解放されたからこそできる話があったり、、
捨てがたい。

私はひとり旅も人との旅行も
今後もどちらも楽しんでいきたい派になりました。

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