見出し画像

僕を悩ませた1学期の課題ちゃん達。

はい、こんにちはいばさん。


Note復帰記事を書いてからというもの、やっと訪れた休みにどっぷりと浸かってしまい少し間が空いてしまいました。🙇‍♂️



という訳で久しぶりのNoteは大学での課題について話そうと思いまーす。


確か、1学期のはじめにどんな課題が出るのかを説明した記事を書いたと思うのでよければそっちも目を通してもらえるとこれから話す内容がわかりやすいかもです。



はい、ではいってみましょう❗️❗️❗️


まずは『Social Psychology』の課題。


テーマは『現実世界の例を引用か、自分の体験をシェアするかもしくは新しく作り出すかした上で、その例を心理学的立場から分析してね。』です。


そんな中、僕が選んだテーマは・・・

『👻日本のハロウィン騒動🎃』


皆さんご存知の渋谷のハロウィン。僕が注目したのは『なんで渋谷に集まった人たちは普段やらないようなことを平気でやってしまい、またそれをみている人も容認してしまうのか。』


簡潔にまとめると、第1に集団・群集心理によるものが大きいのではないかと思います。

やはり一人より二人、二人より三人と『赤信号みんなで渡れば怖くない』ではないですけど、人は他者や周りからの影響にはめっぽう弱く、通常ならば間違っていると一目でわかるものも見えない圧力や雰囲気によって自分の考えが捻じ曲げられてしまいます。個人ではなく集団に対する教育を受けてきた日本人は遠くにこの傾向が強いと思われます。


社会心理学で有名なソロモン・アッシュの実験で被験者に一人で解かせたらほぼ100%の正答率の問題を、実験者が用意したサクラ達(わざと間違えるように支持されている)と一緒の場合、約75%の被験者が回答を間違えたといったものがありますね。


つまりみんなが騒いでいるから自分も騒いでいい、みんなポイ捨てしてるから誰も指摘しない、むしろいちいち指摘している人が悪者扱いされるといった異様な逆転現象が起きてしまう訳です。


他にも、危険ゆえ禁止されたスタンフォード監獄実験では看守と囚人という役割そして服装を与えられた結果、当事者は本当に自分がそれに値する人間と思い込んでしまうというものもありますが、これは渋谷のハロウィンでいうと変装することで自分自身がそのキャラクターになりきってしまうのではないかと思います。


結果として、渋谷に集まる人々の中には映画やゲーム世界の悪役にコスプレすることであたかも自分がそのキャラの力を手にした錯覚を起こしてしまい迷惑・違法行為を働き警察にお世話になってしまうといった悲しい結末を迎えるのですね。


(せっかくなんで僕のエッセイのほんの一部だけ載せときます。)

スクリーンショット 2019-12-22 0.12.56



はい、次〜〜〜


『Personality & Individual Differences』の課題。

テーマは

『マズローの法則(欲求の五段階説)の批評』



知っている方もいらっしゃると思いますがマズローの法則とはこのピラミッドに基づいています。

マズロ


英語では下から順番にそれぞれ『Physiological, Safety, Love and belonging, Esteem and Self-actualisation need』と呼ばれています。


それぞれの欲求は図の通りで、人間は通常最下層の生理的欲求からスタートし、ある程度その欲求が満たされると上の階の欲求へと移行します。


ちなみにマズローは晩年に自己実現の上に『自己超越(Self-transcendence)』という階層を付け加えています。


しかし今回はマズローの法則の説明ではなく批評のエッセイなので簡単に批評していきます!


一つ目は、マズローの法則の大前提である、『下層の欲求が満たされることで上層の欲求が生まれるという点』です、なんとなく言われるともっともらしく思えますが皆さんはどう思いますかね?


例えばインドなどの貧困層が多い地域を例にとって見ると・・


貧困地域に住んでいる人たちは当たり前ですが食料もなければ水もない(生理的欲求)ましてや家や財産、働き口(安全欲求)なども十分とは言えないのでは。


しかし、ここで1つ疑問が残ります。『果たして彼らは家族や友達、恋人とのつながりに対する欲求を持っていないのだろうか?』

答えは『ノー』ですよね。ましてやインドは今急速に人口を増やして中国に迫る勢い。むしろ愛&所属欲求は他の国に比べ強いんじゃないかと思いますね。


つまり、最下層2つの欲求を満たせていなくても環境やライフスタイルによって、高次の欲求は芽生えるという矛盾。


二つ目の点は、『マズローが行った研究は科学的根拠に乏しいということ』です。


この欲求の5段階説における『自己実現欲求』の特徴を体系化するためにマズローが参考にしたのはアルバート・アインシュタインマハトマ・ガンジートマス・ジェファソンといった歴史的偉人による伝記や書記です。そのためこの特徴はマズロー本人の解釈によって定義づけられているため科学的根拠が薄い。(つまり、研究者によるBiasがかかっている可能がある。)


さらに彼は研究のサンプルとして『高い知性を持つ白人男性』を意図的に選んでいるので、この欲求5段階説は西洋的でアジアなどの他の地域の男性や女性または労働者階級には当てはまらない可能性がある。


とまぁ、こんな感じです。

書いてて思いましたけど、ちょっと長ったらしいっすね。


スクリーンショット 2019-12-22 1.10.35



そろそろ疲れたと思うので、最後はぱっぱと紹介して終わりましょう!


最後は『Research Methods』です。

要するにリサーチレポート。

(最後にしてもっとも僕を悩ませたのがこいつ)


要約すると、初回の授業で心理学の生徒(僕も含め)約200人を対象にしたアンケートが行われました。その後アンケートを元に集めたデータが配られたので各自でSPSSというデータ分析ツールを用いてグラフやテーブルなどの結果を出します。そして最後にその結果についての議論を展開するといった内容です。


まじで、何度パソコンをぶん殴ってやろうかと思ったことか・・・


実際、夜中に自室で発狂してました。

(隣の部屋の女子のフラットメイトびっくりさせてごめんな・・😭)


これについてはもう話したくもないほど嫌気が指しているので写真で大体の雰囲気だけ感じてください!

(でも最終的には全力を尽くしたから満足はしてますけど・・・)



スクリーンショット 2019-12-22 1.22.01

スクリーンショット 2019-12-22 1.22.15

スクリーンショット 2019-12-22 1.22.24

スクリーンショット 2019-12-22 1.22.34

スクリーンショット 2019-12-22 1.22.44


はい。久しぶりの投稿で長々とした内容になってしまいましたが、こんな感じで課題に揉まれてました。

(実はまだ紹介しきれていないものがいくつかあるのですが省略しました。)


エッセイの嫌なところって、めっちゃ時間かけてしっかりやって、良い点取れる自身があっても蓋を開けてみたらいまいちだったり、逆に締め切りギリギリでなんとか終わらせたものに限って意外と成績が良かったりと・・


なんというか、、、大学生はみんな通ってきてる道なんでしょうが、難しいですよね〜


では今日はここまでで!おやすみなさい。


こんにちは!😁いつも記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。日本人で交換留学する大学生が増えてきましたが、僕はまた正規留学といった違う立場からみなさんに留学の様子をお届けできたらと思います!! 皆さんの心優しいサポートが励みになりますのでお願いします!😊