BUMP OF CHICKEN

BUMP OF CHICKEN が、2月11日で結成24周年だそうだ。

自分が生まれる前からずっと活動し続けていて、今も第一線を走り続けているのはむちゃくちゃすごいことだ。当たり前だけど。

初めて彼らの歌を聞いたのは中学1年生の頃、CDでもラジオでもなく帰り道での友達の熱唱だった。『分別奮闘記』だったと思う。『天体観測』を知ったのはもう少しあとのことだ。
それまで音楽に興味はなかったけれど、なぜだかやたらと引き込まれた。彼の歌が上手だったからかな。

その後すぐにブックオフで中古のCDを買い、ツタヤでレンタルし、暇さえあれば聞きまくった。中学校でも流行っていた、という記憶がある。放送委員の友だちに頼んでよく校内放送で流してもらった。


短期留学をする前日の帰り道、その友達が『三ツ星カルテット』を歌ってくれたのはグッときた。
「出会ったこと忘れたら 何回だって出会えばいい」のところで、こっそり泣いた。

高校生になっても、大学生になっても、BUMPから浮気することはなかった。
自分でライブのチケットに応募して、藤くんの声を生で聞く機会にも恵まれた。
CDよりも迫力が凄くて、初めて涙を流しながら歌を聴いた。魂のこもったMCにも心震えた。

初めてBUMP OF CHICKENを知ってから、もう10年近く経つ。 
その間に、BUMP OF CHICKENはいくつもアルバムを出し、テレビに出たりもした。色々なメディアとコラボしているのを聞くことも増えた。

音楽に関しては素人だから、音楽の方向性が変わったようにも感じるけど、そこの詳しいことはわからない。

でも、彼らの歌にはいつも勇気づけられ、励まされてきた。

卒業式の前日には『バイバイサンキュー』を。
「明日はとうとう 出発の日だ 怖がってなんかいないよ」

試験の日には『Hello,World!』を。
「ご自分だけがヒーロー 世界の真ん中で
終わるまで出突っ張り ステージの上」

友だちと遊んだ後、別れるのが寂しいときには『流星群』を。
「こんな魔法のような夜に 君と一緒で良かった」

失敗したときには『ダイヤモンド』を。
「何回転んだっていいさ 何回迷ったっていいさ」

怖気づいた時には『fire sign』を。
「星を廻せ 世界を掴め 僕らの場所は僕らの中に どんな時も」

どの曲を聞いても、元気と勇気をもらい、ここまでやってきた。


「10代のときに聴いた歌を、人は一生好きでい続ける」、という話がある。これは本当だと思う。
色んな曲に出会ってきたけど、BUMPの歌よりも染みる曲には今のところ出会えていない。今後も出会うことはないと思う。
それぐらい、中学生の時に受けた衝撃は大きかった。

願わくば、彼らがさらに活躍できますよう。

彼らの良さを感じる人が増えますよう。

最後に…
〈もし、聞いたことない人にオススメするならこの10曲〉

・ダイヤモンド
・天体観測
・真っ赤な空を見ただろうか
・バトルクライ
・ロストマン
・透明飛行船
・プレゼント
・才悩人応援歌
・fire sign
・Stage of the ground

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