本屋のすゝめ
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最近本屋行ってる?
最近本屋って行ってますか?
僕は月に一度は行くようにしています。
今は長野の山奥で暮らしてる事もあってそこまで頻繁には行けないのですが、それでも近くを通れば寄るようにしています。
Amazonでいいじゃん
今の時代、本はAmazonで気軽に買えます。
絶版でない限り必ず在庫もありますし、なんなら絶版した本も中古で買う事が出来るので品揃えの面ではどんな大きな本屋も敵いません。 Amazonはあらゆる本がありますが、普段全く見ないジャンルの本がオススメにあがってくる事ってありますか?
基本的にはないと思います、ネット通販では基本的に購入者の買い物傾向を分析して購入者の好みに合わせた商品をオススメしてきます。
youtubeも同じ仕組みで例えば「車」と検索すればこの視聴者は車に興味があると思われ、次からは車関連の動画がオススメにあがるようになります。
エコーチェンバーの危険性
ソーシャルメディアを利用する際、自分と同じ趣味趣向のアカウントばかりをフォローする結果、自分と似た意見や考えの人間ばかりが集まり、似た意見ばかりに囲まれた状態を、閉じた小部屋で音が反響する物理現象にたとえてエコーチェンバーと言います。
ネット通販も同じで買い物傾向から本も映画も洋服も似たようなジャンルを一方的にオススメされ、異なる視点を持った作品に出逢いづらい環境が自動的に形成されていきます。
自分の好きなモノをオススメしてくれる、確かに便利ですがそれで満足ですか?
むしろネットに好みをコントロールされているようで不安を感じ、視野が狭くなる感覚を覚えませんか?
昨今Twitterなどで偏った思想同士の人間が集まり意見を肯定しあい、思想自体がどんどん過激化していく傾向にあり、これがエコーチェンバーの危険性と言われています。
だからあえて本屋に行こう
そんな偏った趣味趣向を正す意味でも本屋に行きましょう。
もう何年もまともに本屋に行ってない人も珍しくないのではないでしょうか?
久しく本屋に行ってない人が久しぶりに行くと、とても新鮮ですよ。
本屋は情報の波です、今まで興味を持たなかったジャンルの書籍の波が一気に押し寄せてきます。
今まで興味を持たなかったからAmazonではオススメにあがってこない、不思議なジャンルの図鑑・名前だけは知ってるけど詳しくない画家の画集・今まで読まなかったジャンルの小説
本屋にはあなたの視野を広げてくれる新しい発見がたくさんあります。
本屋も進化している
本屋と言えば本しか売ってないのが当たり前ですが、ビレッジバンガードのように雑貨と本屋が融合した本屋もあれば、蔦屋書店のように本屋とスタバが併設した施設も最近増えてきています。
特に代官山の蔦屋書店などはもはやただの本屋とは言えない本のテーマパークとも言うべき施設で、カフェはもちろん建物そのものにも非常に拘っていて行くだけで楽しくなるような場所になっています。
代官山のスタバの席で買ったばかりの本を読む、なんか自分がイケてる人間になったような気がするのでオススメです。
おすすめ本のテーマパーク
ここからは僕が過去に行った本にまつわる施設の紹介です
神田神保町
言わずと知れた本の街ですね
角川武蔵野ミュージアム
出版界の横綱KADOKAWAの運営するラノベから古書まで図書館・博物館・美術館を備える複合施設
東洋文庫ミュージアム
文京区にある東洋学の専門図書館、研究所
代官山 蔦屋書店
書籍や音楽、映画を幅広く取り揃え、カフェも併設してるおしゃれな本屋さん
富山市ガラス美術館
富山市ガラス美術館は、ガラスがテーマの美術館ですが、市の図書館も兼ねており図書館そのものが芸術品とも呼べる素敵な施設。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ネットで買う本もいいですが、現実の本屋や図書館も素敵でしょ?
本は実際に買って読まなくても大量に並ぶ書籍を見るだけで新しい発見をもたらしてくれる事があります。
ぜひ新しい本との出会いを求めてたまにはリアルの本屋や図書館に足を運んでみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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