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『建築士が考える、家の中のプライベート空間』後編

前編のつづきですが改めて…
規工川建設では、KIKUGAWA.TVという名前でライブ配信やYoutubeを行っております。
暮らしについて考えることが増えている今、少しでもみなさまのお役に立てることができたら…との思いで、建築士が本音で語ります!!

今回は、第一回目に配信いたしました『建築士が考える、家の中のプライベート空間』の内容の後編をご紹介していきたいと思います。

みなさまからいただいた質問をもとに、建築士たちが意見や案を出し合うかたちで進めてまいります。

Q.プライベート空間を作るために部屋を仕切るとしたら、費用はどのくらいかかるの?
きちんとした間仕切りをつくるのであれば、職人さんにお願いして…結構費用もかかってしまいます。
今回のように急な場合は、簡易的なもので間仕切ることは可能です。
例えば、ホームセンターなどでも売られているつっかえ棒のような仕組みの簡単なもので柱を作り、カーテンや軽いパネルのような物で仕切るなど。
3~4万円くらいでできるのではないでしょうか。
費用はおさえられますが、安全面を考えると何度も作り替えたり場所を移動したりすることはできません。

Q.最小限のリフォームでリモートワークができるプライベート空間の作り方は?
今後もリモートワークが続くかどうかの違いで簡易的なものでいいのか、リフォームが必要なのかもかわってきますね。
音の問題は、マイクやイヤホンを利用することでもある程度はクリアできます。
最近は部屋の中にテントのようなものでプライベート空間を作り出す、という商品も出ているようです。1万円くらいで買えるのではないでしょうか。

Q.リモート会議などを行う場合など、音の問題が出てくることもある。防音にはどのくらい費用がかかるの?
度合にもよりますが、大きな音を出すような方であれば防音工事が必要になります。
ちょっと声は聞こえるがまあ気にならないかな、くらいであれば防音対策を考えた間仕切りを立てるだけでいいのではないでしょうか。
部屋の中に防音室をつくろうと思ったら、100万くらいかかってしまいます…。
最近は電話ボックスくらいの大きさの簡易防音室防音室も売っています。それなら40~50万くらいで購入できそうですね。
防音を重視するのであれば、家を建てる時に構造から考える必要があります。
木造は防音しづらく、RC造の方は比較的防音しやすいなど。
新築で防音室をつくってしまうと、必要なくなったときに簡単には変えられません。
音楽一家などならいいかもしれないですね。
構造上、防音対応になるのは地下。地下はやはり静かです。
プライベート空間はつくる場所も重要ですね。

Q.リモートワークをする程度の防音のプライベート空間をつくるリフォームをするとしたら?
例えば、押入の扉を作り替えて、照明や換気をつくればまわりはあまりいじらずに開口部分の工事でできます。
20万くらいからでできるのではないでしょうか。

みなさまそれぞれのプライベート空間を作っていただくために、少しでもお役に立てていれば…と思います。

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広報部 わかまつ

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