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コーチングって

コーチングの最終ゴールは
目標達成に向けて自走し続けられる状態

やっと日本でもコーチングが認知されてきたと感じています

欧米では
経営者など組織の幹部・リーダー
医師や弁護士
アスリート(メンタルコーチ)などが
自分の目標達成のためにコーチをつけるのはよくあることです

日本でもここ数年、
特にビジネスの世界において
マネジメントの基本が
マネージャー対全体(1体多)から
マネージャー対1人のメンバー(1対1)へと変わってきているため、
マネージャー層がコーチングを学び、
部下であるメンバーに対して実践するという流れが増えていると見ています

私にも
SNSを通して
「コーチングを学びたい」
「コーチングを体験してみたい」
という方が急激に増え始めています

一番いいのは
コーチングを受けてもらうことなのですが、
説明するためにも
私がこれまでビジネスとしてやってきたコーチングを
もう一度まとめることで頭を整理したいと思います

おそらくこのテーマも
何回かのシリーズでお伝えしていくことになるでしょう

コーチングの目的

組織における最大の目標は
業績向上であり
そのための
メンバー個々のパフォーマンスの向上
です

この目標を達成するために
対話文化の醸成
風土の活性化
理念の浸透
を図ることが求められており
コーチングは
これらを支援する一手段として位置づけられています

コーチは
コーチングを受ける人(=クライアント)に対する良質の質問を通して
クライアントの
視点の変化
視野の広がり
目標と課題、改善行動の明確化
発想のふくらみ
につながるように支援することが役目です

目標に向かおうとするときに
「頭ではわかっているんだけど・・・」
(行動・実践を起こせていない)
と言う方は多いです

「在りたい状態(目標)」と
「現在・現状」の間にあるギャップを埋めていくために
クライアントとの対話を通した共同作業で
その対応策(行動策)を考えていくわけです

コーチングで明らかにすること

「何のために?」
これがコーチングを始める際に(もちろん始まってからも)一番大切にすべきことです

つまり
コーチングを実施することの「目的」を明らかにすることです

コーチングを受けることで
どうしたいのか?
どうなりたいのか?
これを明確化することからスタートします

「どうなりたいの?」という質問に
「こうなりたいんです」と明確に答えられる人は、はじめはほとんどいません

「果たして自分はどう考えているのだろうか」
「どうなりたいと思っているのだろうか」
自分に向けたこの問いに対して考えることが
自分の本当の考えに気づいたり再確認することで、
思考を整理することができます

私たちはさまざまな場面で判断していますが、
その基準となるのは
それまでに経験してきた「思考の経験」です

より多くの基準から判断できるのが理想ですが、
経験してきた思考の幅が狭ければ
判断に必要な「選択肢」も限られてしまいます

上でも述べましたが
クライアントとっての
◎違った視点への変化
◎視野の広がり
◎発想のふくらみ
につながるように
コーチは、
「傾聴」「共感」「質問」という技術的な手段を用いて
さまざまな思考の経験をしてもらいます

また、
物事の適切な判断のために
数ある選択肢の中でどれが(何が)最適なのか、
自分に合ったものを選ぶ必要があります

つまり、
自分を俯瞰・客観視することで
自分を知る、というプロセスが必要です

日常生活において
自分を俯瞰したり客観視することはなかなかありませんし
自分一人でその機会を持つことも容易ではありませんから
コーチとの対話によって
自分の内側にある考えや思い、
外から見た「自分」(俯瞰・客観視による)を認識していくわけです

目的を明らかにして
目標を定められたら
ゴールに向かって前進すればいい

言うは易しではありますが
シンプルに言うと
理想の人生とは、この考えに基づいて実現できるものですから

理想(=目的であり目標)と現実・現状との間には
ギャップがあるものです
このギャップのことを
コーチングでは「成長テーマ」と表現します

「こう在りたい」と強く思い、
ゴールに向けてギャップを埋める行動を起こす

その方法や道順は
たくさんの選択肢の中から1つ選びます
これが「変わる決意」です

自分が
少しずつ前進できているな・・・と感じるのが
成功体験の第一歩となり
自己肯定感や自己効力感を生み出していきます

そしてこの「自信」が
成長(=挑戦すること)の原動力となるわけです

達成感や成長実感を得ていくプロセスに伴走するのが
コーチに課せられた使命です

長くなりましたので、続きはまた

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