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グッドデザイン賞受賞しました

こう書くとなんか感慨深いですが、グッドデザイン賞受賞しました。デザインと正反対に居る気がしていたので、すごい意外。で、多くの人に「なぜだーーー」と、言われるので、そこら辺まとめてみました。

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▲デザイン自体すごいかっこいい。

SOMAと言う日本酒での受賞ですが、日本酒のデザインのみならず、

「一連の体験共有/ 歴史と被災地に触れる→米を収穫し祝う→日本酒を造る、という一連の体験を共有。」

と言うことで、人々が出会い、共有し、体験し、つながるという部分のコミュニティのデザイン要素も受賞理由に含まれています。私が関わったのはこの部分ですね。

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本当にひょんな事からつながった縁でして、偶然出会った方が南相馬出身でそこからどんどんと話が進み、みんなで野馬追を見に行ったときに偶然見学し、昼ごはんを頂いた農家さんの米の旨さに驚愕したところからすべてが始まりました。

こういうの見つけると、広めたくなるのが私の癖でして、こんな米が未だに風評被害を受けていたり、野馬追というすごい文化がうまく伝わってなかったり・・・と、ノリでなにか、やろうということになり、相馬家に公認を得て「相馬藩江戸藩邸」という、日本唯一の藩邸を設立したり(藩邸は各大名家の私的な公館なので、相馬さんの許可があるので、本当に江戸時代の藩邸と権威は同じなんです。)、色々と進めて行きまして、1月の江戸藩邸イベントでは1週間前の呼びかけにも関わらず、40名以上が「平将門の子孫の相馬さんと初詣しよう」という、酔狂なイベントに集うという面白い流れになりつつありました。

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▲1週間で40名ぐらい集まった藩邸公式行事の初詣。

そこから生まれた酒がSOMAであり、今からここから・・・と言うところでコロナが起こり、野馬追も儀式だけとなってしまい、如何ともし難い!時期にこの賞を受賞し、なんか、まだまだこれから!と、言われた気になりもうひと踏ん張りしようと考えています。

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▲去年の稲刈りの模様。1反を刈る大変さを実感。

と言うことで、今週末は南相馬に稲刈りに行ってまいります。稲刈りしながらコロナ期からコロナ後のこちらのプロジェクトの流れを考えて行きたいと思います。

▼こんな感じの内容で受賞しました。

https://www.g-mark.org/award/describe/51200?token=cm3bUZCsaz

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