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資格ってなに?

ドラマ好きです。子育てで見る時間が減った頃から、15分で観れる朝ドラを欠かさなくなりました。いまは「おちょやん」。満州から引き上げた息子的な若者と主人公の話を見ていてすごく胸に刺さりました。何が、というより、誰かのために無償の思いを傾ける、ということにやられました。おそらく、ずっとそういう感情をドラマとかから受け取っても、深く感じることを避けていたような気がします。だまされやすいので、だまされないぞ、世の中そんな単純じゃないぞ、的な?(^_^; 偽善?他人事?どこかでそんな上滑りな感情なのではないかと思っていたんですね。そう疑わなければならないんじゃないか、って。でも疑う必要なかったんだ〜って。誰かのことを一生懸命に思う自分がいる。同じくらいに、うまくいかない自分に嫌になったり、すぐ身近な人にイライラしたり。誰かのことを思うからには、思うだけの資格のある人間でなければ、と思っていたのかもね。

何かを伝えるのに、伝える資格を先に手に入れることばかり考えていた気がします。思いを伝えるのに資格なんて必要ないのにね。

そういえば昨日、大学の先生にインタビューをしていて、やはり資格の話になった。資格はあれば損にはならないけど、あったから何ができるというものではない、って。今の学生は少しでも多く資格を取って就職に役立てたいという思いが強いみたいだけど、要はその先でしょ?ってこと。進学、受験、就職・・・横一線で目指してきた目標をそれぞれにクリアしていったその先、社会に出たらどうなのよ?ってこと。大きな会社でも公務員でも安泰なんて時代じゃなし、何をするにも自分はどうしたいのかを自分で考えないとまずいよね。そういう教育しないとまずいよね。

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