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気功と言葉|張三豊の内呼吸の奥義、「吾吹吾身無孔笛」についてお伝えします。

気功 ブログ|
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

***

盛鶴延先生の著書
『気功革命 秘伝奥義 集大成』の
本やDVDなどのカバーには

気功の大切な言葉が
書かれています。

これらは全て
盛鶴延先生が
書道気功で
書いてくださった言葉です。

それを
デザイナーさんが
スキャナーで取り込み、
とっても素敵なデザインに
仕上げてくださいました。

めちゃくちゃ
かっこいいです!!


『気功革命 秘伝奥義 集大成』一式
左上;本(本体)
左下:DVD(2枚組)
右:外カバー

本(本体)のカバーは
広げると
下記のようになっています。

本(本体)カバー全体


ここに書かれている言葉は
中国道家気功の達人
張三豊(ちょうさんぽう:1247〜?)の
言葉です。

右側が
「老人母当初未生前」
左側が
「吾吹吾身無孔笛」
の原文です。

今回は
本の本体のカバーに
書かれている
左側の言葉、

内呼吸(ないこきゅう)の
奥義を伝える

「吾吹吾身無孔笛」

 私自身の
 穴の無い笛を吹く。


についてお伝えします。

ちなみに
普段、私たちが
肺でしている
浅い呼吸は
外呼吸(がいこきゅう)
と言い、

横隔膜を
上げたり下げたりしながら

お腹でする
深い呼吸を
内呼吸と言います。

***

盛鶴延先生は
著書の中で
内呼吸について
こう語っています。

内呼吸を表す
気功の名言に

張三豊の

「吾吹吾身無孔笛」
私自身の
穴の無い笛を吹く。

があります。

穴の無い笛とは
人間の身体のことです。

穴の無い笛を
吹くように

ため息をつくように
力を抜いて

どんどん
ゆっくり
ゆっくり
長く
呼吸をしていきます。

下丹田に
意識を集中します。

下丹田自体が
呼吸をしているような
イメージです。

そうすると
どんどん
瞑想状態に
入っていきます。

大脳は
どんどん
考えなくなって

どんどん眠く
なってきます。

大脳新皮質の
活動を
止めることが
できると

頭は
どんどん
休息が
とれるように
なります。

私は今、
リモートワークで
自宅で
編集作業を
行なっているため、

夜遅くまで
作業をすることが
増えてしまっています。

気がつくと
空が明るい

ということも
まま、あります。

決して
よいことでは
ないのですが
(本当に!)

でも
そんな時、

一分一秒を
惜しんで
寝るより、

睡眠時間自体は
少し短くなっても

内呼吸をして
寝た方が

断然
疲れのとれ方が
違います。

直前まで
パソコンに向かって

大脳新皮質
フル回転していた
興奮が

静かに
静かに
おさまるから
だろうと
思っています。

ただ、
内呼吸自体
難しく

なかなか
うまくできません。

それでも
できないなりに

盛鶴延先生が
おっしゃる通り、

吾吹吾身無孔笛

私自身の
穴の無い笛を
吹くように

ゆっくり
ゆっくり
力を抜いて
呼吸をしていると

ぼーっと
してきます。


盛鶴延先生は
以前
こんなことを
おっしゃっていました。

達人達の
言っていることには
意味があります。

私は
達人達の言っている
その言葉を
そのまま信じています。

この
盛鶴延先生の
言葉を聞いた時

私は
感動しました。

それ以来
私は

盛鶴延先生のように
達人達の
言葉をそのまま
信じられる人間で
ありたい。

と思うようになりました。

たとえ
達人達が
言っていることの
意味はわからなくても

そのまま
信じること

それを
目指したいと
思っています。

だから

吾吹吾身無孔笛

私自身の
穴の無い笛を吹く

という
張三豊の言葉は
とても難しく

この言葉を
理解する域には
到底
辿りつけないのですが、

それでも
この言葉を

そのまま
信じて

静かに
穴の無い笛を
ゆっくり
ゆっくり
吹き続けていく。

このことは
私にとって
とても意味があり、

そして
正しく理解は
できていないとしても

信じて
やることで

大脳新皮質が
興奮して
寝つきが
悪くなりそうな時に

ストンと
眠りにつかせて
くれるので、

感謝しかない
と思っています。

では、また!

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