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気功と奥義|「難しいことは本当は簡単」ということについてお伝えします。

気功 ブログ|
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

***

ある日の
盛鶴延先生の
気功教室でのことです。

盛鶴延先生が
気功について
こうおっしゃいました。

なぜ、
気功をするのでしょう。

それは
最も簡単な手段だからです。


運気を高める。
良い人生を送る。
……。


そのための方法は
世の中にたくさんあります。

たくさんありますが
その中で
最も簡単なのは
気功法だと
私は思っています。


毎日
ただ、
両手をふらふらと
振っていれば
いいだけですからね。

簡単でしょう?

そして
こうおっしゃいました。


気功はやれば
必ず命のことが
わかってきます。

でも
なかなか
できませんね。

1日や2日はできても
毎日
何年間も続けては
できません。


手を前後に
ぶらぶら振る。

ある意味
簡単すぎて
バカらしいですね。

だから
多くの人は

1〜3ヶ月ぐらい
気功を学んだら
「なんとなくわかった」
とやめていくのです。

そんな
簡単なことで

本当に
難しいことが
わかるようになるの?

と信じきれないのです。

でも……。

と続けて
こうおっしゃいました。

難しいことは
本当は簡単なのです。

そして
教室のみんなを見ながら
こうおっしゃいました。

例えば呼吸。

吸って〜。
吐いて〜。

とても簡単でしょう?

誰でもできます。

でも
呼吸って何?
って聞いたら
誰も答えられません。

難しいですよね。

難しいことは
本当は
簡単なのです。

今回は
「難しいことは
 本当は簡単」
ということについてお伝えします。

***

この
「難しいことは、
 本当は簡単」

というお話。

このお話は
聞いた時よりも

その後、
つらつらと
考えている今の方が
心に刺さっています。

書道気功の伝人
でもいらっしゃる
盛鶴延先生は
書の話もよくされます。

「永」
という文字は
誰でも書けます。

小学生でも書けます。

とても簡単です。


しかし
この「永」の文字の中にある
秘伝の部分は
なかなかわかりません。


それがわかるためには

毎日
書いて
書いて
書いて
書くしかありません。

書聖といわれる王羲之は
この簡単な
「永」の文字を
14年間研究したそうです。


書けば書くほど
得られるものが
あるからです。

書けば書くほど
文字の中の
奥義の要素が
出てくるのです。

書けば書くほど
意識レベルが
変わってきます。

意識レベルが
変わってくると
書と宇宙がつながります。


気功も同じですね。

***

実は、私自身
書にとても興味があります。

スラスラと
かな文字を書けるように
なりたいですし

綺麗な字を
書けるようになりたいと
思っています。

本気で思っています。

ただ、
盛鶴延先生から
この王羲之の話は
何度も何度も
お伺いしているにもかかわらず、

未だに
毎日書の練習することが
できていません。

毎日
筆を手に取って
練習したら
絶対に上手くなるだろうな

とは思っているのです。

でもつい、
なんやかやと理由をつけて

なんの練習もしないまま
今に至ります。

くぅーーー(涙!)。


難しいことは
本当は簡単。

でも
簡単なことを
やり続けることは
本当に難しい!

ですね。

では、また!

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