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気功と個|気功を学ぶ上で大切な1%の違いについてお伝えします。

気功 ブログ|
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

***

ある日の
盛鶴延先生の
気功教室でのことです。

盛鶴延先生は
こうおっしゃいました。


気功で大切なことは
見た目の形
ではありませんね。

それは
同じ中国文化である
太極拳などでも
同じです。

例えば、
日本人の太極拳は
10人いたら10人、
みんな同じ形です。

みんな
形が整っていて
キレイです。

でも
みんな一緒だったら、
機械といっしょですね。
お人形さんです。

一方、
中国人の太極拳は
10人いたら
10人とも違いますね。

みんな違って
みんなキレイです。

なぜ
みんな違って
みんなキレイなのでしょう。

もちろん
武術である太極拳は
套路・型は決まっています。

最初はこう動いて
次はこう動く。
その次はこう動く。

でも
99%、
型は決まっているけど

最後の1%が
違うのです。

ある人は、
手がこのぐらいの高さで
こういう形。

それがちょうどいい。

ある人は、
手はもう少し低い高さで
こういう形。

それがちょうどいい。

みんな違います。

これは
中国の鍼、指圧、漢方などでも
全て同じですね。

ツボなども
場所は決まっています。

でも
本当は人によって
ツボの位置は
微妙に違いますね。

そして
こうおっしゃいました。

気功も
同じです。

気功で大切なことは
形とか
角度ではありません。

だから私は
形、動作だけではなく、

内面のこととか、
中国の文化を
皆さんに
お伝えしたいと思っています。

今回は
気功を学ぶ上で大切な
1%の違いについて
お伝えいたします。

***

実は
この1%のお話しは
かつてブログに
書いたことがあります。

先日
何気なく
過去のブログを
見返していたら

自分で
書いておきながら
すっかり忘れている内容も多く(!)

改めて
へぇーっと
思うものが
いくつかありました。

今回の1%のお話も
その中のひとつです。

そして
以前ブログを書いた時と
今では
同じ話でも受け取り方が
違う気がしました。

それは
時間が経ち
私なりに
ものの捉え方や感じ方が
変わったからかと思います。

どちらが
いいとか悪いでは
ありませんが、

そうやって
同じ話でも
違う角度から
見ることができる
ということは
とても面白いなっと
思いました。

そしてそれは
私だけに限らない気がします。

それも
盛鶴延先生が
普遍的なお話し、
大切な真髄のお話しを
されているからだと思います。

ある時のことです。

盛鶴延先生と
気功仲間数名と
他愛もない雑談を
していました。

その時、
なんの話からか
盛鶴延先生が
おっしゃったのです。

気功の話は
古くならないね。

なぜなら
もともと
古いものだから(笑)。

その時は
なるほどぉ!
とただ感心しただけでしたが、

その後
ブログを書き始めて
この言葉の重さを
改めて感じます。

中国5千年の歴史を持つ
気功文化です。

何千年もの間
時間の審判に耐え
受け継がれてきた
気功の智慧は

これから先も
古びることはないでしょう。

時間を置いて
また
違う角度で
味わってみるのも
面白いのではないかなっ
と思っています。

また、
ふっと
思い出して
気になる言葉があったら

掘り起こして
みたいなっと
思っています。

では、また!

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