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ここまでこだわる!基弘会のおせちとお雑煮はここがスゴイ!

新年あけましておめでとうございます!
「くらしのふふふ」の2023年がスタートです。
創刊から丸3年が経過し、記事も100本を超えました!昨年は100本目記念企画としてスペシャルゲストとの対談をしたり、たくさんのライターさんに関わってもらうなど、色んな切り口の「ふふふ」をお届けできた1年となりました。今年も皆さまに思わずふふふとなるような記事を提供していきますので、今後も「くらしのふふふ」をどうぞよろしくお願いします!

さて、新年1発目は基弘会の新年を飾る各事業所のおせち料理をご紹介していきたいと思います。それぞれの施設によっても使われている具材や見た目も見どころポイントです!


特別養護老人ホーム夢の箱 勝山とデイサービス夢の箱生野は食べやすさと彩りを兼ね備えた健康おせち

夢の箱勝山は、特別養護老人ホームという介護施設で、日常的に介護が必要になった方へご入居頂いて、ここを「生活の場」としてお暮し頂く場所です。
ですから、こちらのお食事は、飽きのこない家庭料理をご提供することを年頭に置いて、日々の献立を作っています。

おせち料理は、そんな日常の献立とは違う「ハレの日」のお料理で、ご入居者の方々も楽しみにして下さっています。
お正月といえばおせち料理にお雑煮…という献立が定番で、やはり生活の場である夢の箱勝山では、基本に忠実に、元旦からそれらのメニューが登場します。
元旦の朝食に白みそのお雑煮を提供して、昼食におせち料理をお召し上がりいただきます。おせち料理は小さめの1段重におひとり様ずつ綺麗に盛り付けてご提供しています。
お雑煮は関西は比較的白みそのご家庭が多いのですが、いろんなご家庭の味があるので2日の朝食にはおすましのお雑煮も提供して、どちらの味も楽しんで頂いています。
夢の箱勝山にご入居頂いている方々の平均年齢は85歳を超えてきていて、中には固いものが食べにくくなっている方もいらっしゃいます。固い食材などは刻んだりとろみを付けるなどの工夫をして召し上がっていただきますが、新年をお祝いするおせち料理は、「これは固いから、食べられないんじゃないか?」という心配をするより「見た目から新年のお食事を楽しんでいただきたい」という思いで、特に今年は彩がよくなるように献立を選んでいきました。

今年は特に可愛らしい雰囲気にしたくて、花餅や梅花蓮根を入れ、お赤飯をお花型に盛り付けたりして華やかさを演出してみました。
おせち料理定番の縁起物である黒豆、ごまめ、煮しめ、伊達巻きや、甘さが嬉しい栗きんとんや、金柑も入っています。金柑は縁起物でもありますが、ビタミンCが多く風邪予防など健康にも良いとされています。
例年だと柔らかくて食べやすい「鴨ロース」が入ることも多いのですが、今年はシェフがとても柔らかくしっとりと作ってくれた「ローストビーフ」が入りました!お魚は冷めても身がほぐれやすい赤魚の照り焼き、新しい年の順風満帆を願って帆立を入れて、見た目も華やかで中身も豪華、それでいてご入居者の健康も考えた素敵なおせち料理になりました。
さて、生活の場である夢の箱勝山は年中無休なので、元旦からお正月メニューを堪能して頂きましたが、1月3日からはデイサービス夢の箱生野の営業が始まります。
一般的にはデイサービスは年末年始お休みされている事業所様も多いのですが、夢の箱は開設当初から「お正月の内、1日くらいは営業して、お独り暮らしなどで寂しくお正月を過ごしている方が、皆で集まって楽しくお正月を過ごせるような場所でありたい」という思いから、毎年3日から営業を開始しています。
なので、デイサービス夢の箱生野では3日の日におせち料理と白みそ仕立てのお雑煮をご提供して、新年をお祝いしています。 


ココナラ巽はもとホテルシェフが腕を振るうラグジュアリーおせち

ココナラ巽では元ホテルレストランで長年勤務されていた料理長がその腕を振るい、毎日のお食事を提供しています。


料理長はおせち料理の調理は、食べる人の幸せや健康を願って作るのと同時に、板前としての一年の締めくくりでもあると言います。今年のおせちも限られたスペースに出来るだけ多くの縁起物を詰め込みました。

こちらの事業所はご年齢が若い方や比較的元気なゲスト様が多く、2段のお重でボリュームたっぷり!特別に柔らかく作るということはしておらず、その素材の魅力を引き出すように料理長がすべて手作りで、丹精込めて調理されています。
介護施設でホテルクラスの味わいをお正月から楽しめるとあって、毎年お正月の宿泊(ショートステイ)は大人気、満員御礼の賑やかなお正月を迎えています。


リズムタウン仙台は見た目にも健やかな疫病退散健康長寿おせち

大阪の事業所の他に宮城県仙台市にリズムタウン仙台があります。特別養護老人ホーム、ショートステイ、小規模多機能型居宅介護、リズム保育園など介護サービスをメインに多彩なサービスを提供しています。
そのリズムタウン仙台は、「おとなの毎日を、編集しよう。」をコンセプトのもと、ご利用者様が毎日を楽しんでいただけるようにおひとりおひとりに寄り添い、安心で快適な暮らしをサポートしています。

そして新年に年神様をお迎えする行事として、おせちのお重に縁起をかつぐ料理をたくさん詰め込みます。

有頭えびや数の子など伝統的で縁起の良い食材をはじめ、見た目も楽しんでもらえるおせちとなっています。しかも、ご利用者様が食べやすい肉料理の定番鴨ロースをはじめ、栗きんとんはしっかり裏ごしされ、口溶けがなめらかで食べやすいように調理しています。

そして、お正月には欠かせないお雑煮もおせちと一緒に提供します。お雑煮の具材や味付けは地方によって異なりますが、東北地方ならではのすまし汁仕立てのお雑煮は各家庭で楽しまれる宮城の郷土料理として親しまれてきました。高齢になるにつれてお餅とは縁遠くなっていくものですが、お正月の楽しみを高齢者になっても楽しんでいただけるのも、魅力の一つですよ!

新年新しい気持ちでスタートできるようにと料理長も腕をふるい、毎年ご利用者様の笑顔を楽しみにしています。今年も豪華なおせちと一緒に疫病退散、健康長寿を願い、召し上がっていただきました!


おせち料理に願いをこめて

基弘会のおせちは、いかがでしたでしょうか?
各事業所ごとにそれぞれ思いとこだわりを詰めて作っていることがおつたえできていたら嬉しく思います
それぞれ、食べておいしいだけでなく具材一つ一つに願いが込められています。意味を知ることで、年末年始に食べるおせち料理への楽しみがより増すことでしょう。

本年もみなさんにとって素晴らしい1年でありますように。
そして、「くらしのふふふ」をどうぞよろしくお願いいたします!

text by 平塚


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