【書く習慣 3 秋の夜長にぴったりのオススメ本は?】
こんにちは、KIKOです。
今日も引き続き「秋を楽しむための書くテーマ」に参加します。
今日のお題は「秋の夜長にぴったりのオススメ本は?」です。
最近はあまり読書の習慣もない私ですが、学生時代はどちらかといえば本の虫。
友達があまりいなかったので、学校の中では図書館が1番落ち着く場所でした。
そんな私がお勧めする本は…
源氏物語
「いづれのお御時にか、女御更衣あまたさぶらひたまひけるなかに…」
中学校の古典の時間に暗唱させられた方もいるでしょう。
平安時代に紫式部によって書かれた、主人公「光源氏」の一代記です。
私が源氏物語にハマったのは高校生の時。
円地文子さんの訳本で読みました。
もちろん現代語訳なので理解できるのは当然なのですが、1000年も前の人の感情が手に取るように理解できる事に感動した覚えがあります。
そこから平安文学に興味を持ち、大学も源氏物語の勉強ができる環境へと進みました。
(が、入学直後から名物教授へのアピールが強すぎて、当時の上級生に潰されて、卒論は別のジャンルで書く事に…
大学を辞めなかっただけ、当時の自分を褒めてあげたい)
その後も折に触れ読み返し、京都へもゆかりの地を訪ねる旅行に行ったり。
今は時々読み返す程度ですが、もっとおばあちゃんになったら、再びじっくり研究してみたい気持ちもあります。
人生をともに歩める壮大なストーリー
源氏物語の良いところは、人生をともに歩めるところかなと思います。
若者には若者の、壮年には壮年の読み方があると思うし、登場人物も多彩なので、読む時々で感情移入する人が変わったりします。
また美しい衣装の研究も進んでいて、着物の色の重ね方で季節や階級を表すなど、うっとりするほどのキレイな世界も垣間見れます。
それに舞台は京都。
作品に出てくる地名や神社を訪ねることもできるし、紫式部の歴史を巡る旅もできます。
いろんな角度から一生楽しめる作品だなぁと思っています。
おわりに
まあ原文を当たることはまず無理だし、訳本も最後まで読み切る人もなかなかいないと言われる超大作ですが…(汗)
今は「あさきゆめみし」に代表する漫画や、あらすじを追った書籍、映画やドラマもあるので、気になったものから作品に触れてみてはいかがでしょうか?
美しさを追うことも、人生の深みを追うことも、いろんな角度から楽しめる作品ですよ☆
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