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My歳時記を作ったら暮らしが楽になった

こんにちは。KIKOです。

今回は私がこの春強く推したい「My歳時記」についてのご紹介をさせて下さい。

「My歳時記」とは、自分の生活を楽にしてくれるもの。暮らしを整え、心と脳内に余裕を与えてくれるものです。

たとえば、皆さんこんな質問されたらどうですか?

・まとめ買いしているコンタクトレンズ、次の発注はいつ?
・次の歯科検診はいつ予約する?
・去年買った掃除機の保証期限はいつ切れる?
・クリスマスや年末商品っていつごろ値上がりする?

どうでしょうか?パッと答えるのは難しかったりしませんか?
でもこういった生活の中にある期限の明確じゃない予定(予定ともいえないような小さいものも含む)って、手帳を使って攻略するとかなり暮らしが楽になるんです!

そんなMy歳時記作りについて、作り方や活用の仕方をご紹介します。

My歳時記って?

歳時記…なんか聞いたことあるけどよくわからない単語ですね。
今では「俳句の季語を集めた書籍」として使われることが多いようですが、もともとは…

歳時記とは本来式に応じた事物や行事などを列記したものを指す中国古来の用語である。(中略)『日本歳時記』では季節ごとの風俗や行事、動植物について、江戸初期の行事や暮らしに関する挿し絵を随所にはさみ説明
されている。

wikipedia 歳時記

とあるように、季節の行事の詳細をまとめた書籍だったようです。
たとえば下記のように「中秋の名月には月を鑑賞して宴席をもうける」のような感じ。

日本歳時記より

江戸時代からある季節ごとの行事をまとめた歳時記を、オリジナルで作ってしまおうと考えたのが、私がおすすめしたい「My歳時記」です。

たとえば…

・まとめ買いしているコンタクトレンズ、次の発注はいつ?
半年分コンタクトレンズをまとめ買いしているとして。そろそろ減ってきたなぁ、買いに行かなきゃなぁと思いながら、残り5個になって急いで時間を作って眼科へ行くことはありませんか?(私はよくありました 笑)

そこで、コンタクトを購入したら次に眼科に行く予定を、事前に手帳に書いておく。未来の自分への申し送りをしておくのです。

そうすると、ギリギリになって無理矢理時間を作って眼科へ行くことなく、「あ、今週眼科の近くに行くからついでにコンタクト買ってこよう!」となります。

・次の歯科検診はいつ予約する?
虫歯もなく継続の治療もない場合、歯科検診の予約を入れるのって忘れがちじゃないですか?
「次は6ヶ月後に来て下さいね」と言われても数ヶ月経ってから、「あれ?前回の検診はいつだっけ?」となりがち…

歯科検診も終わったら「次の予約を入れる予定」を手帳に書いておきます。
日頃は歯科健診のことなんてすっかり忘れて生活していても、手帳をめくっていけば、数ヶ月後には「歯科健診の予約をする」という文字があらわれますから。

・去年買った掃除機の保証期限はいつ切れる?
電化製品のメーカー保証はだいたい1年。保証期限を手帳に書いておくと、「ちょっと異音が気になるので、保証期限が切れる前に念のため見てもらおうか」という使い方もできます。

・クリスマスや年末商品っていつごろ値上がりする?
クリスマスの前の週になると、突如値上がりするケーキの材料。
年末になると高騰する筍の水煮や蒲鉾。
お近くのスーパーがいつ頃から値上がりするのかを把握して、その前に日持ちするものは購入しておくと、ただでさえ出費の多い年末年始が、少しだけお財布に優しく過ごせます。

上記に挙げた例以外にも、自分の歳時記として把握しておくと便利なタスクはいろいろとあります。

・お中元お歳暮の早割開始日
・お年玉のために必要な新札とポチ袋の枚数
・母の日のプレゼントの手配
・車の点検
・健康診断の予約
・大きな引き落としの予定(生命保険・税金など)
・友人の誕生日や記念日
・服や寝具の衣替え

こういった「日付の決まっていない細々としたタスク」を把握しておくことで、たくさんのメリットが生まれます。

まず、心と脳内のキャパシティの余裕。すべては手帳に書いてあるわけですし、余裕を持ってタスクにあたることができます。
そろそろ母の日ですが、直前までプレゼントが決まらず「エイヤーっ!」と適当に購入したら全然気に入ってもらえなかったなんてこともなくなります。
余裕があればメッセージカードも書けちゃうかも?!より一層感謝も伝わるでしょうし、こういった余裕が「気の利く人」という評価を連れてくるかもしれません。

また事前に動き始めるタイミングがわかってるので、早割の適用など商品をお得に購入できることが多いです。

なにより「あ、忘れてた!」がなくなるので、生活が整いやすくなりますし、自分に対する信頼残高が増えてくるので、私はMy歳時記を書くようになってから自分に対する自信が増えたと思います。

My歳時記の作りかた

では最後にMy歳時記の作り方をご紹介しますね。
基本的には「ログをチェックして、翌年の自分への申し送りの付箋を作る」作業になります。
付箋に書くのは、数年間申し送りとして利用できるから。私は頑丈なフィルム付箋を使用しています。

「ログをチェックする」ところが大変なところかと思いますが、手帳好きの方はライフログをつけられている方も多いと思いますので、過去の手帳が情報の宝庫になると思います。

毎月の歳時記を付箋にまとめ、翌年の手帳の月間カレンダーに貼りければ、細々としたタスクはもう予定されたも同然です。
もし余裕があれば「どの週に実行するのが一番良いか」を考えて、秋の手帳の下拵えの時に週間ページにメモしておくと、より一層使いやすいかと思います。

おわりに

じっくり自分なりの歳時記を作り上げて毎年手帳に書いておくと、うっかり忘れたりしないし、時間と心に余裕があるので、家事や人付き合いにプラスαの工夫ができたりします。

とはいっても、My歳時記は人によって内容が全然変わってくるので、タスクを見つけるのも難しかったりしますよね…
私のように家庭のタスクだったり、仕事上毎年やってくる細かいタスクだったり、お子さんの新年度の準備タスクだったり。

探すポイントは
・周期的に(半年ごと、毎年、2年ごとなど)やってくるタスク
・忘れそうだから未来の自分に覚えておいてほしいタスク
・「あーもっと早くやっていれば」と思ったら、それはMy歳時記に追加する必要があるかも?

いつか毎月月末に「My歳時記を探す」まとめの会ワークショップとかやれたら楽しいかななんて妄想しています。

長い文章をここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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