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カメラに出会って人生が楽しくなった。写真で伝えたいもの、伝わるもの。


とうとう夏至が過ぎてしまった。

冬が嫌いです。夏至が過ぎてしまったということは、少しづつ日が短くなってしまう。冬至の頃には16時前には日が暮れてしまうのが悲しい。

仕事が終わって帰るころには真っ暗。しかも寒い。嫌だ嫌だ。友人にはそろそろ冬季ウツの時期だねと言われる。

わたしが子供の頃は6月はカラッとしていて晴れてる日が多かった気がするけど、北海道にも梅雨が影響するようになった。蝦夷梅雨ってよんだりしています。昨日は爽やかな青空だったけど、今日は一日どんよりとした天気。

せっかく有休を取ったのに、出歩くのも億劫になる。本当はバラを撮りに行く予定だったんだけどなぁ。

写真を撮るようになって、季節や天気予報に敏感になったと思う。


一眼レフを買ったきっかけ


写真は好きだったけど、一眼レフは高くて敷居の高いものと思っていました。コンパクトカメラが壊れてしまい、iphone4で写真を撮って満足していました。

息子くんが保育園の卒業式の日、ビデオカメラを持ってスタンバイ。ビデオを回すのは夫の仕事。わたしはiphone4で撮影。

しかし、なんてことでしょう。。。

うちの夫はビデオカメラを充電しておらず。肝心な場面が全く撮れず。そして暗がりの中ではiphone4では撮影ができない。(;´д`)トホホ。

一人息子の卒園式。大変お世話になった保育園の先生たち。思い出の写真や動画がない。かなり愕然としたのだけど、救世主がたくさんいたのでした。

仲の良いママ友たちが、うちの息子君の卒業証書授与の場面や歌を唄ってる写真などすごい枚数をプリントしてくれた。

しかも、一眼レフやミラーレスで撮った写真。

その時に、わたしは決心をして、小学校に入学する前に一眼レフデビューする!運動会やその他の行事を他人任せにせず、自分で思い出を残す!!!と


なぜNikonにしたのか


卒園式から入学式までの間に、絶対に一眼レフを買うと決めたわたしは、ずーっとカメラのことばかりを考える。

一眼レフとミラーレス。どちらを買うか。

この時は、おっきい方がカッコいいという理由で一眼レフを選ぶ。

いろんなメーカーがあるけど、何にしようか。

その点については、一眼レフの醍醐味でもあるレンズ交換に惹かれ、レンズが豊富なキャノンかニコンと決めていた。

実際、ビックカメラに行ってカメラを触ってみて、しっくりきた方を買うことにした。ただ、カメラとレンズの値段のすごさに驚き、まずは予算の関係もあり初級者用の扱いやすいカメラにしようと思った。

白に強い「キャノン」 黒に強い「ニコン」 そんな知識だけがあったのです。

初級クラスのカメラで、手にしっくりときて、ボディーの形が好みだったので、NikonD3300に決めた。おおよそ6万円くらいだったけど、我が家にとってはは高級品だった。


そしてどんどんカメラに恋してく


貧乏性なわたしは、こんなに高級なものを買わせてくれた夫に文句を言われないように、とことん取説を読んで、独学で写真を学ぼうと考えた。

初級クラスと言えども、それなりに機能があるし、書いてあることもわからない。

そこで、とてもお世話になったのが、川野恭子さん(きょん♪)さんの「デジタル一眼 撮り方 超入門」と、きょん♪さんのブログでした。

この本は、今まで何気なく撮っていた「記録写真」を、その時の自分の想いを表現する「記憶写真」に変えてくれた。

まったくの素人でもわかりやすく、ISO 露出 構図 ホワイトバランス 絞りなど、ワクワクしながら設定をして、何度もトライ&エラーを繰り返し撮影を楽しみました。

やりだしたら止まらない性格なので、休みの日は一日中カメラをいじってることも。

そのうち、カメラは少しだけランクを上げD3300からD7200になり、現在の相棒となったのです。

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SNSで発信することで、人生にスパイス


当時は、facebookが中心で友人との繋がりも楽しくなってきた頃

たまたま、私の写真を見てくれたフォトグラファーさんが、「写真上手ですね」とメッセージを送って下さり、わたしはすぐに調子に乗りまくりました。

SNSって自分をブランディングできるんですよね。思いっきり初心者なのに、プロみたいな気分になり投稿してました。

友人と共に、「親子フォト」というイベントを開催してみたり、札幌激写女子部という名前で、同年代の主婦5人で活動してみたり

写真を撮っていなかったら出来なかった経験。


そんな経験もあって、もう歳だから出来ないと言ってる人がいたら、「何歳からでも挑戦は出来る!」と伝えたいと思う。


撮りたいものは、、、と悩む時期到来


息子君が低学年の頃は、イキイキとしたショットを撮りたくて、無我夢中で追いかけてファインダーを覗いてました。

行事の写真は山ほどあるけど、じっさい肉眼では見てなかったんですよね。思い出には残せたかもしれなけど、多くのものを見落としてしまったのは事実です。

今は6年生なので、カメラを向けると拒否されることも増えてくるだろうと思いながら、撮らせてもらってるけど、昔ほどカメラを向けることはなくなった。


無我夢中で撮っていた私にある時、ふつふつとある思いが、、、

イベントを開催して、参加者に喜んでもらえるように、良いショットを狙ったりポーズをとってもらったりして撮影してたけど、私が撮りたいのはそういった写真ではない、自然そのままの姿を撮りたいと思いが強くなり、

「美しく可愛く」とは、個人で評価は変わる。

私には、人が思う美しさを引き出す力量が、まだまだ足りないと気づき活動は休止しました。


これから撮っていきたい写真は


「別に、他人の評価なんて気にしなくていいんだ」と

蜷川実花展に行って気づいた。

素敵な写真ばかりだったけど、中にはこの構図とアングルは、、、私だったらボツにした写真だなって思うものもあって(すいません、偉そうに)

でも、その思いは、わたし個人の感性だったり観念だったりするわけなので、良い悪いっていうものは一切ないんだと感じました。

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「虚構と現実の間に」という題名の深さが胸に突き刺さる。

写真は、真実を写すのだけど、「心を映す」んですよね。

だから、ファインダーを覗いたときに、自分はどう感じて、どう表現したいのかって事なんだと思うんです。一般に言う写真のうまさだけでは、何も心に響かないんですよね。


わたしは思うがままに、評価を気にせず、自分が良いと思った写真をこれからも投稿していこうと思います。

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最後までありがとうございました。

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