サンパウロ カルモ公園桜祭り(42° Festa das Cerejeiras 🌸)

画像1 先日の記事 https://note.com/kikko_yy/n/nf96401c2a80a で記しました通り、サンパウロ郊外のカルモ公園で桜祭りが開催中、最終日の本日、行ってみることにしました。
画像2 イタケーラ地区にある市立カルモ公園は、自宅から20キロほどの所にあります。車で1時間弱の道のりでした。公園が近づいてきたら、urubu (ウルブー)と呼ばれるハゲタカ?が数羽、道端で羽を休めていました。少し迷いながら到着。園内の駐車場までは土道が続いています。
画像3 駐車後、無料のVANに乗ってお祭りの会場に向かいます。前にちょうどトラックが走っていて、始終ノロノロ運転。街ではあまり見かけなくなった野良犬くんが伴走できる速さで坂道を登りました。約10分ほどで会場に到着。露店が出てお祭りらしく賑わっていました。
画像4 特設ステージではどこかの日系団体の皆さんが踊りを披露中でした。
画像5 https://vimeo.com/737354472 きよしのズンドコ節に合わせて颯爽と。
画像6 七夕祭りの名残りなのか、桜祭りと一緒に祝っているのか、時期外れの短冊が飾られていました。
画像7 吹き流しも。
画像8 公園内の桜は、オキナワ(寒緋桜)、ヒマラヤ、ユキワリが主流なようです。「桜」と言っても、小ぶりで可憐なもの、色の濃いものなど、よく観察すると違いが分かりました。
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画像10 こちらはうちの近所の公園でも咲いていた、早咲きの寒緋桜。もうすっかり葉桜となっています。
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画像14 日本のソメイヨシノほどの華やかさはありませんが、桜の花は日本人の心の奥底に潜む郷愁を呼び覚ますようです。Que saudade…。
画像15 肌寒い日でしたが、日系非日系に関わらず、桜を愛でながらご家族で食事をされる方々がたくさんいらっしゃいました。ポルトガル語では特に「花見」を表す言葉はなく、Hanamiと日本語そのままに呼ぶことがあるようです。
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画像19 この女性は桜の木の下でゴスペルを熱唱されていました。(その気持ちは分かります。森山直太朗さんみたいな心境だったのでしょうか。)
画像20 日本のお祭りだからか、コスプレをした若者の姿も。。
画像21 アナンダ・アップルさんのお手により植樹された桜。アナンダさんは植物好きのジャーナリスト。グローボ局の朝のニュースで、ガーデニングなど植物情報を随時発信されています。私も金曜日の番組でこのお祭りにつき知り、一度行ってみようと思ったのでした。私のように朝のそのニュースを観た方も多かったのか、この木の周りに特に人だかりができていました。
画像22 桜の花の中心部が赤く色づいてきたら、そろそろその花の見頃は終わりとのこと。同じひと枝に咲く花の、その色の違いには意味があるのですね。
画像23 絵になる風景。
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画像26 公園内の池にはカピバラがいるとニュースで観たのですが、残念ながらお目にかかれず。その代わり、帰りのVANに乗っていた時に、うちの近所の公園では見かけないリスを発見。テンションが上がりました!(写真は撮れず。)遠くからマスコビーダックをパチリ。
画像27 おまけのショット。園内の桜は全体的に若い木が多いようで、身長164センチの私と比べてもその大きさが分かりますね。小雨がパラつく残念なお天気でしたが、きれいな桜の花を見ることができて大満足なショートトリップでした。

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