立ち枯れの時代について考える

 ニンジャスレイヤーにおいて平安時代といえばジツに必要なエーテルの流入が激減してしまった通称立ち枯れの時代のことである。

 立ち枯れの時代については過去回想などで断片的に描かれてきたがその原因などについては未だに霧の中となっている。しかしそれについて一つの考えが浮かんだのでメモとして残しておこうと思い久々に投稿欄を開いた。

 まず結論からいうとエーテルの流入が少なくなったのはオヒガン空間においてエーテルの量自体が減少していたからである。そもそもの量が少ないため流入することもなくなったわけである。ではなぜエーテルの減少が起こったのか。それはエーテルが別の物質に変化する事態が起こっていたからである。エーテルを原材料とした物質、つまりエメツにである。エメツの原材料がエーテルであることはシャードにて記されていたエーテルニウムという別名からも示唆されている。そしてそのエメツは小説ニンジャスレイヤーではトリロジーの時代が終わり、AoMの時代になって突然現れたものである。ではその境目で何があったかというとオヒガンと現世の急接近である。トリロジー時代の最終盤では現世からでも黄金立方体が視認できるなどオヒガンと現世が限りなく近い存在となっていた。その結果オヒガン空間内で生成されていたエメツが現世にも現れるようになったのではないだろうか。

 アケチ・ニンジャのシャードにてモータルのジツによりネザーキョウへのポータルを開けることが判明した。論理としては飛躍しているがニンジャでなくてもエーテルへの干渉が可能なのではないだろうか。ニンジャの暴虐に反抗した人物が立ち枯れを故意に引き起こす目的で、エーテルの流入を防ぐためにエメツへの変換を行ったのではないだろうか。そこでできたエメツがマッポーカリプスの時代になって現れ、様々な超技術に利用されてきているのではないだろうか。
 ともあれ今後の展開の中でエメツ、そして立ち枯れの時代についての謎が明かされることを楽しみにしていきたい。

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