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#コロナが収束したら食べたい"築地ごはん"のご紹介

3月2日から全国一斉休校となり、その後4月8日に非常事態宣言がなされました。それを機に、より外出自粛を強化することになり、これまで普通に楽しんできた家族での外食や、カフェでのひとり時間も、しばらくの我慢。食いしん坊の私にとっては辛抱どころです。


私が住む築地は、言わずもがな美味しいお店がたくさんあります。そのお店の多くは休店、もしくはテイクアウトオンリーで営業されていて、非常に淋しくも、収束したらあれもこれも食べに行こうと妄想をする日々。

そこで自粛が解除されたらぜひ召し上がっていただきたい築地の美味しいお店2店をご紹介します。


■とんかつ「かつ平」

食通で知られた池波正太郎先生が愛したお店です。「銀座日記」などのエッセイにもよく登場しています。

日比谷線築地駅から徒歩7分ほど。築地場外市場とは晴海通りを挟んだ住宅街の路地裏にひっそりとただずんでいます。平日のランチ時ともなれば、近くにある住命さんやニチレイさんの社員の方々で列をなしています^^

私は、いつもヒレカツごはん一択。そして一口頬張った美味しさの興奮のまま、がっついて夢中で食べてしまいます。

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全国展開しているようなとんかつチェーンのお店でも美味しく感じる私ではありますが、それらのお店と違いを大きく感じるのはお肉の弾力、歯ごたえ。やはり築地ならではのお肉の仕入れ先と老舗ならではの調理の工夫があるのでしょうか。

噛みこむと歯にお肉が押し戻してくるかんじ。こおばしいサクサクの衣と相まって、これを嫌いな日本人っていないのではと思います。まさに国民食。付け合わせのナポリタンも、茹で上げられた柔らかい麺とケチャップの素朴な味わいがとってもノスタルジーです。

お店のご主人が優しく親切なのも、長らく愛されている理由でしょうか。

ちなみにお弁当でも注文できます。自粛生活で既に2回もテイクアウトしちゃいました♡

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かつ平 


■立ち食い寿司「すし兆」

築地といえばやっぱり「お魚」。そして「お寿司」。名店は数あれど、私はこの「すし兆」さんが一番コスパが良く美味しいと思っています。

日比谷線築地駅から徒歩1分で新大橋通沿いにあります。

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特筆すべきはなんといっても価格の安さ!マグロやイカなどは一貫80円で食べることができます。

ネタの新鮮度は当然ながら、シャリの炊き上がり具合と甘さ加減、シャリ粒の量が絶妙で、それが口に入れた時の感動と、とろけるような後味に繋がっているのだと思います。ネタは美味しくても、シャリがモゴモゴして口に残るお寿司、時々ありますよね(><)

まだ子供が保育園の頃、お迎えのリミット時間が18時30分で、築地駅に帰り着いたのが18時10分くらいだった時、15分でさっと食べちゃおう!と何度か立ち寄った懐かしい思い出があります。まるでファストフードの感覚。仕事で疲れた身体に美味しいお寿司が沁みました。。

立ち食いだから、長居をするお客さんが少なく回転が良いので、コスパ良く営業できるんですね。

お寿司以外にお料理メニューもあって、私のお気に入りは鮪かま煮(380円)。こっくりと甘い味で煮込まれたかまの身がほろほろと骨からほぐれ、とても美味しい。息子を連れていく度に、かまにたっぷり含まれているであろうDHAを摂取させるべく注文していました。笑

「握りたての寿司をその場で立ったまま食べる」というシンプルで飾らないカタチ。江戸時代の寿司のスタイルを継承した粋なお店です。

すし兆


本当に美味しいオススメの2店です。

コロナ収束の暁には、ぜひ訪れてみてください^^



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