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2019年5月5日の福島・大分

福島県本宮市
髙橋 健悟

福島の朝は肌寒いですが今日は暖かい陽気に恵まれました。実家から見える安達太良山と、高村光太郎の妻のいう「ほんとの空」はとても晴々として見えました。

10連休も終盤に差し掛かり、今日は福島県本宮市の実家から、職場のある兵庫県神戸市の家に向かう日です。
家族のズーズー弁を聞き、和みながら神戸に帰る荷支度を終えます。なじみのパン屋で昼食を買い、野口英世が上京する際に利用した地元の駅から神戸に向かいます。

本宮市と神戸市との距離は、およそ700キロメートル超。新幹線での移動時間6時間越えという長い長い移動になりました。

神戸は暑く、関西弁を聞くと異国の土地に迷い込んだ気になります。


書き手:髙橋 健悟(たかはし けんご)
第12回聞き書き甲子園(2013年)に参加し、岩手県の空師に聞き書きを行った。
聞き書き甲子園参加後には学生スタッフとして参加高校生のサポートにも取り組む。学生時代には地元のラジオ局にてパーソナリティを務めた。


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大分県別府市
道上 紗弥

日曜日。
今日は朝からライブラリーにこもっていた。
いつもはゴールデンタイムの大阪王将のようににぎにぎとしたライブラリーも、今日はカランとして居心地がよかった。

帰り道、藤棚に寄ってみた。普段は蜂がぶんぶん飛んでいるから、おそろしくって近づけない。だけど今日は蜂もオフなようだった。
私の大学は山の上だから、気候の変化が激しい。藤棚はまだ青々としているけれど、気分はもう7月だ。一か月後には人事異動があって、キャンパスでは毎日セミ・オーケストラが開かれるのだろうな。
そんなことを思いながら食堂に足を運ぶ。今日の夕食はお気に入りのタイカレ―だ。口の中がひいひいいうけど、スパイシーさとミルキーさがうまく調和していて、病みつきのおいしさなのだ。

さて、エネルギーもチャージしたことだし、今日はもう休むことにしよう。
一日お疲れ様、私。



書き手:道上 紗弥(みちうえ さや)
立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学科1回生。第16回聞き書き甲子園(2017年度)に参加し、山形県の郷土料理の名人に聞き書きを行った。
趣味はつくることと、食べること。


ありがとうございます。 列島ききがきノートの取材エリアは北海道から沖縄まで。聞きたい、伝えたい、残したいコトバはたくさんあります。各地での取材にかかる交通費、宿泊費などに使わせて頂きます。そして、またその足跡をnoteで書いていければ。