名前を呼ぼう

うちの会社が運営する農園では
農業体験プログラムといって
一年を通してメンバーである家族さんと
農業をするのですが
今シーズンはメンバーが15組います。
15組いると子どもの数もまぁまぁいます。

そんな中
うちの体験では
初回に自己紹介もしませんし
名札もつけません。
その代わり、保護者の皆さんに
お願いしているのは

子どもの名前を呼んで
子どもと話してください

ということです。
これで自然とあの子は
「あらちゃん」
「ほっちゃん」
と認識されていきます。

何も、体験メンバー間で名前を覚え合うだけのために必要なのではなく

親が子どもの名前を呼ぶことは
とても意味深いからです。
子どもにとって親から呼ばれた自分の名が
親の声の記憶として1番強く深く残ります。

今、あなたに気持ちを向けているよ。
ということを
子どもにわかりやすく伝えることは
とても大事です。

意識してでも
子どもの名前を口にして子どもに話しかける
ことを習慣にしてほしいです。

つけた名前を
どれだけ多く呼ぶか
親のできることの一つです。

2023.5.4
待ちよみ絵本講師
内田早苗

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