表現することの苦悶

多分、自然や偶然が一番美しい。
今はただ、それを追従してる。

恣意的になればなるほど、醜くなっていく表現に、
ひとの力の微々たるものを知る。

全力で表現に勤しむことは、そのひとを救う。
(しかし一方で、ほかのひとに犠牲を強いることもある)

自然に、素直に、混じりけなしに、を追い求めるほどに、その姿は消えてしまう。掴めそうになった途端に、ドロン。

あの人はどこへいくのか。
わたしはどこへいくのか。

不思議の森へ一歩踏み入れてしまったが最後、迷子のまま、このままずっと星空をただ無力に眺めるだけなのか。

静かに、じっくりと。
芯の部分を掴み取るまで、ただ果てしなく、我が道を歩むのみ。



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