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【雑記帳】ラヴ・クラフト全集を読み進めている話。

連日、何か創作できるような能力は、私にはありませんでした。

ので、好きな物について話すことにします。題名からもわかるように、クトゥルフ神話が好きです。

昨今のTRPGの流行の波に乗ってきたので、にわかとか新規勢の域。まぁ、そういうのの境目なんて、人それぞれなんですけれども。

ただ、誕生日にラヴ・クラフト全集をもらってからは、頑張って読んでます。ちょっと前のアメリカ小説にありがちな言い回しや価値観に、ぎょっとしながらも、情景・心理描写にドハマリしました。

丁寧に説明しているような、回りくどいとも言える描写なのに、結果何が起きたんですか!?と叫びたくなるような、周囲の情景。

何が起きたかわからない!を全面に押し出した、主人公の心情。

理解してはいけないものだ、ということだけを全面に押し出した、神話生物ほかエトセトラ。

この、理解不能・底の見えない恐怖感こそ、まさにクトゥルフ神話!と、にやけるのを我慢できずに、電車の中で読み漁っております。マスクがあるので、ばれてない(多分)のが幸いですね。

小学生の時分より、夜眠れなくなるくせに「学校の怪談」とか「怪談レストラン」とかを読み漁っていた私は、十数年の時を経てもなお、新たな『恐怖』を求めているんだな、と。三つ子の魂百まで、を実感しました。

ちなみに今でも、深夜帯の鏡は覗けないし、布団から手足を出して眠ることはできません。あぁでも、あの言葉は覚えてても死にませんでしたね。ラッキー。

ただ、クトゥルフ神話生物の図鑑などを先に所持していた関係で、情報が多少補完されてしまうのは、ちょっともったいないですね。

何も情報がなければ、小説からの情報量は不足しすぎて、途中で飽きてしまう可能性もあるので、どちらが良いとは言い難いのですが。

また、小説の描写が、TRPGのシステムとリンクするような箇所が多々あり。ゲームとしてシステムを練り上げた人、天才じゃん。と、認識させられました。てっきり、原作の設定だけ利用している程度と思っていたので…。

これからも、原作にもゲームにも、そのほか様々なところで見かけるクトゥルフ神話のエッセンスにも、すべてに敬意を払いながら、楽しんでいけたらいいな、と思います。

以上です!


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