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全く成長しなくても治療技術は上がる?

マッサージ・治療の技術の進歩がすごい。

おかげさまでNYのあるSNSコミュニティで紹介してくれた人がいて、そこから依頼が来ている。

また、あるロードバイクのメンバーの方が、お知り合いの方を紹介してくださったり。

先日、治療をさせて頂いた方は、3ヶ月間ふくらはぎの痛みに悩まされていたらしいんだけど、マッサージをすることで痛みが取れた。

当然、オレも神様じゃないから痛みは100%取れるわけじゃない。

でも、90%以上は取れた感じ。

そして何よりうちのモットーは引っ掛かりが取れること。

なんというか、痛みってのは何か筋肉が引っかかっている感じなんだよね。その引っかかりが取れる感覚。

ある患者さんは、それを

「抜ける」

と表現した。まさしく、それで。

なんか、引っ掛かりが抜ける。すると楽になる。痛みが多少残ってもすごい楽になるわけ。そして、抜けると痛みもだんだん軽くなってくし。

と言うことで、最近ではこの「抜ける」と言う感覚を出すことをイメージしながら治療に当たってる。

ところで、有名な大学の教授のツボの話ってのがあるんだけど。

大学教授は授業で

「さあ、クイズの時間だ!」

そう言って大きな壺を取り出し、教壇に置いた。その壺に、彼は一つ一つ石を詰めた。壺が一杯になるまで石を詰めて、彼は学生に聞いた。

「この壺は満杯か?」

教室中の学生が「はい」と答えた。

「本当に?」

そう言いながら教授は、教壇の下からバケツ一杯の砂利を取り出した。そして砂利を壺の中に流し込み、壺を振りながら、石と石の間を砂利で埋めていく。

そしてもう一度聞いた。

「この壺は満杯か?」

学生は答えられない。一人の生徒が「多分違うだろう」と答えた。教授は「そうだ」と笑い、今度は教壇の陰から砂の入ったバケツを取り出した。それを石と砂利の隙間に流し込んだ後、三度目の質問を投げかけた。

「この壺はこれで一杯になったのか?」

学生は声を揃えて、「いいや」と答えた。教授は水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと水を注いだ。彼は学生に最後の質問を投げかける。

「僕が何を言いたいのかわかるだろうか?」

一人の学生が手を挙げた。

「どんなにスケジュールが厳しい時でも、最大限の努力をすれば、いつでも予定を詰め込む事は可能だということです」

「それは違う。」と教授は言った。

「重要なポイントはそこにはないんだよ。この例が私達に示してくれる真実は、大きな石を先に入れない限り、それが入る余地はその後二度とないということなんだ。」

この話を聞いた時、大抵の人はこの学生のようにどのように問題を解決するかって考えちゃう。最近は問題解決能力ってが問われるから。

まあ、それも大事なんだけど、ここで言いたいのは順番の話。

やってることはただ壺に物を入れるだけ。

それなのに最初に水を入れたら、もう他は入らない。

そう、やってることが同じでも順番を変えるだけで問題が解決することもあると言うこと。

さて、話をマッサージに戻すんだけど。

もともと、腕だったり、胸だったり、お腹だったり。いろんな治療技術があるんだけど。それもで取りきれない痛みとかってのがあって。それが最近は、

治療する順番を変えるだけで痛みが取れるようになった。

そう、やっていることは同じ。カルテを見れば同じことを書いてる。

でも、やってる順番が違うだけ。

たったそれだけで劇的に技術が上がり、痛みが取れるようになった。

今、依頼が増えている状態。きっとコロナが終息するにつれて仕事は増えていくんだろうなって。

しかも痛みが取れていくので、同じ人が何度もリピートするんじゃなくて、紹介による新規の方が増えてる。

もし、あなたが何かの分野で技術的に悩んでいるんなら、やってることの順番を変えてみるってのも試してみるといいんじゃないか?

うまくいかなかったとしても、きっと新しい発見があるはずだから。

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